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第2章 絶望と転機

それを考えて3日になった。久し振りに外で詩を書いてみたくなり、家を出た。 久し振りに見たポストは新聞や領収書ばかりでパンパンだった、だがその山の中に一通の手紙が入っていた。

「優子へ 母より」

と短く宛先が書かれたまさに母が書いた手紙があった。それを見たとたん、優子の体に電気が走り、自分がわからないうちに手紙の中身を開けていた。

「優子へ

この度は本当にごめんなさい。

優子をほっておいて出る親なんて本当にバカみたい。だけど私には考える時間が欲しかったのです。

私が好きな方は、私を母としてではなくちゃんとした女として見てくれている人です。だから今のおとうさんとは別れようと思っています。

そしてあなたについては、学校の先生から聞いています。もう不登校になっているようね、こうなったのも私たちのせいなのよね。

だから一つ提案があるの。私たちと一緒に暮らさない?

できたらあなたに今の人に会わせたいの、きっとすぐに馴染んでくれると思うわ。

どうかこれからもあなたと一緒にいられる事を願っています。

母より

住所… 」


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