骨と肉の境界線
人とは骨と肉出てきている
それは肉体的にもそうだし精神面でもそうである
昔好きな人がいた
私はその人のことが好きだったのだが果たして本当に好きだったのだろうか
外側のブクブクと肥えた肉が好きだったのではないか
私は
人間はゼロ価値のであると考える
骨は、その人の生まれ持っての価値は最初から最後まで同じだ
全てに等しく価値がない
そこに肩書やそ個性が付け加えられているごとに肉は増えていく
ブクブクと肥えていく
肩書が、その人の価値が増えすぎると圧迫されて死んでしまう
それが精神的なものなのか肉体的なものなのかはわからない
肉が嫌いな人間はいないだろう
肉よりも魚が好ましいという人間がいたとしても
肉そのものが嫌いだという人間はごくわずかだ
それと同じ
昔好きな人がいた
私はその人のことが好きだったのだが果たして本当に好きだったのだろうか
外側のブクブクと肥えた肉が好きだったのではないか
笑顔が好きだった声が好きだった考え方が好きだった
その人のためなら何でもできた
ではその人を表す肉がそぎ落とされたとき
本当にその人のことを好きなままでいられたのだろうか。
その人の笑顔がなくなって声も違うものになって考え方も正反対になってしまったら
私はその人のことを好きでいられたのだろうか
私が好きだったのは結局のところ肉だったのだろう
私は本当の意味で人を好きになったことはあるのだろうか。




