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第三十一話 ポイズンスネーク解体報酬の受取

朝の光がこもれび亭の窓から差し込む頃、リノは軽く伸びをしてベッドから起き上がった。

試験日前日だが、まずやることがある。昨日、解体依頼に出した魔物の報酬を受け取りに行かなければ。

こもれび亭の一階で軽く食事を取ると、空気が清々しい朝の街へ出る。

まだ人の流れが少ない通りを歩き、ギルドの扉を押し開けた。


依頼者用受付には、既に数人が並んでいた。

リノは列に並び、順番を待つ。

やがて、昨日対応してくれた受付嬢が、リノに気づいて手を振った。

「リノくん、おはよう!昨日の解体、もう終わってるよ。はい、こちらは報酬の金貨42枚、銀貨7枚、銅貨9枚です」

差し出された袋はずっしり重い。

ホーンラビット、フォレストスパイダー、フォレストウルフ、そして--ポイズンスネーク。

「うわぁ……流石に重たいですね」

受付嬢は笑いながら、紙束をリノに渡す。

「部位の明細だよ。食べられるお肉は全部切り分けておいたから、売却分には入れてないよ」


〇魔物の売却一覧(肉除く)


・ホーンラビット 四体 (E)

 角 銅貨24枚、毛皮 銅貨40枚


・フォレストウルフ 三体 (D)

 牙 銅貨24枚、毛皮 銅貨54枚、爪 銅貨15枚、低級魔石 銀貨6枚


・フォレストスパイダー 一体 (D)

 糸 銀貨2枚、毒袋 銅貨12枚、


・ポイズンスネーク 一体 (C)

 毒牙 銀貨5枚、毒袋 銀貨8枚、皮 金貨36枚、中級魔石 金貨3枚


「はい、確認しました!ありがとうございます!」

「そういえば噂、どんどん広まってるよ〜。リノくん、ついに"期待の新人"って呼ばれてるからね。ふふっ」

リノは少し恥ずかしくなりながらも、頭を下げてギルドを出た。


報酬を受け取ってギルドを出ると、財布だけではなく胸の奥までホカホカするような充足感が広がっていた。

(よし……この後は、買い物だ)

もし街を出る時が来て、それに備えるためにも生活面の充実は大事だ。

リノは気持ちを切り替え、街のお店へと歩き出した。


現在の所持金 金貨45枚、銀貨7枚、銅貨25枚、鉄貨157枚。


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