表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネタ帳  作者: とある世界の日常を
88/178

境界の扉

 森の奥には大きなお屋敷があった。ある貴族が避暑の滞在地として使っているお屋敷だ。手入れは村の者に任されており、代表者が交代で手入れをしていた。夏の間しか使われない、寂しいお屋敷。そこは長い間そうして使われていた。


 それが変わったのはある冬の終わりだった。貴族の誰かが長期で住むことになったらしい。世話役として隠居前の老夫婦がお屋敷の一角に住むことになったと、そうなった数日後に人伝に聞いた。性別も年齢も不明だ。その貴族は人前に姿を現していないからだ。

 姿を見ていないからというのも相成って、お屋敷に貴族が住み始めたという事実に、村人は直ぐに興味を無くした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ