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ネタ帳  作者: とある世界の日常を
142/178

ステータスが見える異世界人が現代日本にやってきた。彼は所謂、チート。

異世界からやってきたチート主人公は当然のように他人のステータスが見えて数値化できる。日本人のスキルの多さ、そしてその種類の豊富さに愕然とする。多くのスキルは低レベルではあるが、レベル1のままのスキルは少ない。スキルの中にはレベル表記ではなく、級や段、初心者や師範、中にはよく分からない表記などもあったりで、表記にも種類があった。

チート主人公は日本語はもちろん、日本の通貨も直ぐに理解した。見目も良かったし、現れた場所がコミケ最中のビッグサイトという事もあり、ただのコスプレだと認識されていた。

クオリティが高いコスプレだと多くの人が声を掛ける。そして持ち前の運の良さでなんと公式コスプレイヤーにスカウトされる。たまたま恰好や雰囲気が似ているキャラクターがいたのだ。しかもそこそこ有名どころに。

丁度小腹のすいたチート主人公に、スカウトしてきた人が話も兼ねて昼食にさそってくれる。名刺を貰って一旦解散し、またコミケを彷徨い歩く。

終わりも近づき徐々に人が疎らになるなか、チート主人公は野宿をするつもりだった。しかしまたまた持ち前の運の良さで親切な女性が声を掛ける。興奮が覚め少し不安がもたげつつあったチート主人公は洗いざらい真実を話す。

夢見がちな女性は異世界人である事を信じ、チート主人公を家へと連れ帰る。

しかし身分証のないチート主人公は普通の職につくことが出来ない為、ホストをする事になる。

「ここは、どこだ・・?」


見たことの無い巨大な逆三角形の建築物は、美しいガラスの窓がはめ込まれ神秘的な雰囲気を醸し出している。辺りは多くの人で賑わいザワザワとしており、所々にある人だかりの中心では、崇められるように女が一人立ち色々なポーズを取っている。


「あの~、写真良いですか?」

「はい?」

「ありがとうございます!かっこいいですね、ギンギラのカイラード様ですよね!」


女は喋るだけ喋って行ってしまった。

勿論、カイラードなどという名前ではない。そもそもギンギラとはなんだ。形容詞か、固有名詞か。


「カイラード様ですよね!凄いクオリティ高いですね!写真良いですか!?」


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