どこに行っても日本人
歴史・設定
●世界的に自然災害が多発し、資源不足に。
●食糧不足で暴動やテロも多発。
●国家間の緊張も高まる。
●大国の国主暗殺をきっかけに戦争勃発。
●第三次世界大戦に発展。
●原爆の乱発に加え、世界各地の火山が噴火。
●地球は氷河期に突入する。
●人類は絶滅する事なく、地表でどうにか生き延びた者、シェルターで生き延びた者、コールドスリープで未来へ逃げた者、他星への移住へと希望を託した者、それぞれがそれぞれのやり方で生き残った。
●氷河期は250年続いた。
●火山や温泉の多い場所は比較的地表で生き残った人類も多い。細々とした集落ができ、リーダーが生まれ、それはいずれ村長となった。知識は常識を中心に受け継ぎ、基本的には原始的な生活環境で暮らす。厳しい環境で育った故に忍耐力が強い。
●シェルターは不安に耐えきれず争いが起き自滅した所もある。耐え抜いた者たちは世代を重ね春の訪れた地表に戻り、シェルター内に残された知識を元に文化的な生活を営む。戦争により破壊されたシェルターもある。地表で生き抜いた者たちはこの層に庇護を求め、この層が後の領主になる。
●コールドスリープは失敗する事もある。しかし生還した場合、コールドスリープできるだけの財力やコネ、知識がある事が多い為、食客としての扱いを受ける事が多い。環境が完全に整った後の復活である為に出遅れ感が凄い。その為主要都市で領主となれる可能性はあまりない。しかし未開の地も多く、立身出世を求めて人材を集め開拓に旅立つ者も多かった為、辺境の地の領主はコールドスリープ出身が多い。
●皇室も存続している。皇族はシェルター組とコールドスリープ組に別れた。岡山に建てられたシェルターに入り、地表に出てからはシェルターの上に国を作った。皇室の立場は変わらない。
●地形はかなり変動しており、本州と九州は繋がり、東北は一部沈んだ。日本海側も隆起しているが、大陸との距離も開き基本的には島国のままである。海底火山が隆起し、新たな島が誕生している。北海道とロシアがちょっと繋がった。
●東京のシェルターは富士山噴火で壊滅。
所謂、記憶を保持しての転生、というものを経験しているのだけれども、前世ではありふれていた設定の数々、つまりは舞台が中世ヨーロッパだとか、魔法があるだとか、頭や目が到底有り得ないカラフルな色をしているだとかは無かった。
文明は電気を必要としていた高度な技術が必要なものを中心に確かに退化しているようではあるが、衛生観念や衣食住に関しては前世とそう変わらない。
使用言語は紛れもなく日本語で、お陰様で生まれて視力聴力が発達してからの情報収集は早かった。
「カレンお嬢様、旦那様がお戻りになられましたよ」
「とーさまが?おむかえにいきます!」
「ええ、旦那様もお喜びになります」
異世界というには日本的で、未来というには退化している文明。大きな戦争か世界的な災害でもあったのかと調べてみれば、四百年前に文明の断絶が起きていた。原因は自然災害多発からの戦争誘発に、止めのように各地で噴火が起こり火山灰が空を覆った。そこから暫くは氷河期が続いた事により前文明は廃れた。




