幹部会議Ⅱ
「ということは、そこに居る小娘がか」
「そうじゃ、杏
自己紹介を」
「は、はい
初めまして、神師 弥子の子孫の神師 杏と言います
しばらくお世話になります(ペコッ」
「「「・・・・」」」
私が挨拶をすると少し静かになった
「?
あの、何か?」
「やはり、血筋か....」
「みたいですね
そんなに固くならなくていいですよ」
「ありがとうございます
皆さんにとっては久しぶりの力かも知れませんね...」
「杏と言ったか」
「はい」
「弥子は、幸せになれたのか...」
「...私も語りしか受け継いでいませんが
幸せだったと聞いています」
「そうか....」
「でも、唯一の心残りは貴方達のことだったと聞いています
私たち一族は、いつ此方に来ても困らないようにいろいろと教えられています」
「さすが、弥子の一族じゃな...」
「我々は、お主を全力で守る事を約束しよう」
「ありがとうございます(ペコッ
後、もう1つお願いが...」
「なんじゃ」
「此処でお話ししたことは外部に話さないで欲しいんです」
「それは、いいが」
「一体なぜ」
「ごめんなさい
それは、言えないんです」
「分かった
皆もいいな」
「「「「はい/おぅ」」」」
私の祖先様...
貴方が語り継いでくれたようにここの人達はとても優しいです....
私も、此処に居たいです...
望まれるなら...