妖怪屋敷Ⅱ
さっきの妖怪に案内されて1つの部屋の扉を開けられた
「さぁ、お入り」
「お邪魔します」
「さっきはすまなかったのぅ」
「いいえ、大丈夫です
...あの」
「なんじゃ?」
「1つ質問してもいいですか?」
「なんじゃ?」
「あなたは、私の祖先に合ったことがありますよね」
私がそういうと、その人は困ったように笑った
「....やっぱり、気づいたか」
「はい、私の中のが反応したので...」
「やはり、血は騙せれんか....」
「1つお願いがあります」
「なんじゃ?」
「...彼には...彼にはこの事は言わないでください」
「彼と言うと、孫か...」
「はい」
「分かった、黙っておこう」
「ありがとございます(ペコッ」
とりあえず、危機は逃れたな
私がそう考えていると
「お主、家はあるのかい?」
「...いいえ
多分、無いと思います...」
「なら、此処に住みなさい」
「えっ!?
でも...」
「遠慮するんじゃない」
「...ありがとございます」
「それがえぇ
さてと、皆に紹介するかのぅ」
「....」
やっぱり、この人は暖かい...
妖怪とは、思えないぐらいに..
だから、祖先はこの人に心を許した
あの日までは...