表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界姫  作者: 恋花
3/26

妖怪屋敷Ⅰ

私は、たしかに妖怪に助けられた

だけど...

ここは、一体どこなの

この目の前の大きな屋敷は...


「此処は、何処なの?」


「あぁ、此処は俺の家だ」


「この大きな屋敷が!?」


「そうだが、ほら入るぞ」


門が勝手に開いた


 おかえりなさいませ、若旦那


「おう、ただいま」


 今日は、どうでしたか?


「相変わらず、弱小の塊の妖怪が多いな」


 そうですか...

もっと警備を強化しないとな


「そーだな」


こんな妖怪屋敷見たこと無い...

怖い

でも、1番はあれが反応してる

どー言うことなの...

私の祖先は此処に来たことがあるの...


「そーだ、風雷は居るか?」


 風雷様ですか?

たしか、いらっしゃいましたと思いますが...


「呼びましたか?若旦那」


「おっ、風雷

ちょうど良かった」


「ちょうど良かったではありません

どこで拾ったのですか?そこの小娘を」


なんか、新しいのが来た

しかも、だてに長く生きてるし

なんで、こんなに反応してるの

わからない...

此処に来てから分からないことばかりだ


「なーんか、襲われてたから助けた

それに、なんか面白い力持ってたからよ」


「!?

それは、本当ですか!?」


「あぁ、本当だ」


「なんと...」


逃げた方がいいよね...


「なんじゃ、騒々しい」


「じーちゃん」


「なんじゃ、人間の娘を拾ったのか?」


「おう、なんか面白い力持ってたからよ」


「どれ...

!?まさか、こんなことがあるとは」


誰、この人

でも、何処かで...


「どーしたんだよ、じーちゃん」


「いや、なんでもない

それで高来、どーするんじゃ

この娘さんを」


「やっ、特に考えてねぇーな」


「全く、困った孫じゃ

それと、少しこの娘さんを借りるぞい」


「何でだよ」


「別にいいじゃろ

そういうことで少し来てもらえるかのぅ」


「はい」


「俺も行っていいよな」


「ダメじゃ」


「何でだよ!!」


「ダメなものはダメじゃ

影よ、見張っといておくれ」


「承知しました」


「後で話せよ」


「わかったわい

さぁ、行こうかのぅ」


「...はい」


やっぱり、彼はあの人だ...

運命なのかな...

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ