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活動記録  作者: 郁貭龍輝
22/25

静香の日記

今回はめちゃくちゃぶっ壊れてます。


さて、面白いという感想はくるのか………

○月×日


健一がいつもみたいに私の神たる発言に文句を言ってきた!!それでも、今日はなぜか富ちゃんが味方してくれたんだけど…………なにかあったのかな?


○月×日


今日は神たる私の発言にみんなが驚きと尊敬の目で私を見たわ!!なぜか馬場が「さすが静香だな…」と冷や汗を掻いてたけど、多分私のあれよね、いつも封じてはいるけどこう…滲みでるオーラというやつよね!!私もわかるもん、馬場の身体から滲みでる欲望のオーラ。


あれ?そんなこといってたら富ちゃんが身体からいつも黒いオーラをだしてるようにみえるんだけど……気のせいだよね!!


じゃあねみにゃのしゅう!!


(ちょっとお仕置きも兼ねて、最後の誤字はそのまま載せてやりました。 富島楓より)


















「小説は奇なり!」


静香はいつものノリでとうとうそのネタを奪っていた。


俺はそれに反対する。


「静香!駄目だろそんなネタばっかりパクったら!」


「パクってないよ!あっちがパクったのよ!」


「なにいってんの!?」


意外としぶとい子だった!


そんな俺を見かねてか、楓先輩が静香に話しかけた。


「いい?静香ちゃん、たしかに読者の皆さんを楽しませるには、他の作品をパクったりするのはいいのかもしれない。だけど、そればっかりやってたら駄目なのよ?わかった?」


静香はちょっと反省した顔で「うん…わかった」といった。


次の瞬間…


「ただの人間に興味はない!!」


「さっきの感動的楓さんの諭しを無視だとぉぉぉぉ!?」


薫は静香のあまりに人の話の聞いてなさに叫んだ!


俺はというと………うん、顎が外れちゃった。


「あ、あの……富島さんのさっくのお話…聞いてましたか?」


「うん」


「じゃあなんでそうなんの!?」


雨宮が静香に聞くと、はっきり「うん」といいやがりましたよ。俺のかわりに馬場がつっこんでくれた。今回だけ、ありがとう…


「私の最初の言葉はなんだかわかる?」


その静香の問いに、やっと顎を直した俺が答えた。


「ただの人間に興味はない!でしたよね?」


「違うわよ!」


「じゃあ、『奏!奏ぇぇぇ!!』とか叫びながら泣いちゃう場面でしたっけ?」


「どうして!?どうして他のアニメをパクるの!?健一だって人のこと言えないじゃん!」


「あまいな静香、An〇el B〇atsは俺の好きなアニメだ!」


「話聞いてないの寧ろ健一よ!!」


何故か静香に怒られてしまった。むぅ…


「案外子供だな、静香って」


『あなた(おまえ)には言われたくないよ!!」


おうぅ!?なんだなんですなんですか!?皆が急に叫びと同類の声で怒った…


「み、みなさん?ちょっと待ってください……俺なんかしましたか?」


俺は後退りながらもみんなに決死の交渉を促すも、全く耳に入れてない。


「健一君…」


「なっなんでございましょう!姫!」


楓先輩がゆらりと立ち上がると、何も危害を及ぼしてないのに説教を食らった(今の政治関係など)


うん、これほど世の中は上手くいかないことに少々うんざりしてきた。

















翌日――


執筆者こと佐藤健一は自宅で療養中だったので、台詞だけをごらんください。



「ほひにわはへぶほほもはいへふはほよ!」


薫「なっ!静香………そんなに…馬場のことを…」


馬場「静香……とうとう…俺に…」


雨宮「あれ?薫さんが馬場さんに凄い視線で睨み付けて………馬場さんが何故かほわほわした表情で静香さんを……」


富島「?静香ちゃん、飴を食べながら喋るのはお行儀が悪いわよ」


静香「ん…、口を拭いてくれてありがとう富ちゃん………って、馬場なんでそんな顔でわたしを見るの?」


馬場「いや、なんでもないです!!明日待ってますね!」


静香「?わ、わかったよ?(明日なにかあったけ?)」


馬場「待ってます!(明日……ついに静香から…告白が……よし!)」


薫「今のうちに計画をたてなきゃ(静香がとうとう…あんなことを言わせるなんて……静香のかわりに、あたしが仇を!)」


雨宮「なんであんなことになっているのでしょう?(ときにはあそぶこともたいせつなのよ!と言っていただけなのに…)」


富島(大方馬場君が、馬場君のことが好きなのよ!とか間違えて、薫ちゃんが、馬場くんなんか嫌い!殺したい!なんかと間違えてる様子ね)


雨宮「私たちは仕事をしますか?」


富島「そうね、今日は結構あるみたいだし二人だけでやっちゃいましょ」


雨宮「はい!」


静香「ふ~んふふ~ん♪」


馬場(あぁ~…萌えるぜっ!今日は佐藤がいないし……うん!ここが俺のハーレムだっ!)


全員『ブルッ!』


馬場「どうしたんだみんな?風邪?」


薫「ああ―そうかもしんねぇな……」


雨宮「昨日はいつもより速めに寝たはずなんですが…」


富島「今日は速めに寝ようかしら」


静香「うぅ…わたしちょっと保健室いってくる」


馬場(これは……もしや!!明日だと思っていたが今日告白するのでは!?だったら…)


静香「? 馬場なんでわたしのあとついてくるの?」


馬場「気をつかって保健室までいくぜ!」


静香「うんありがと…(やだ、きしょい)」


馬場「いえいえ(告白イベントキタァァァァァァァァ!!!)」


薫「あたしもいくぜ」


馬場「む、いや俺だけでも大丈夫…」


静香「ありがと!!」


馬場「………いい加減俺以外の人との差別やめてくれませんか?」


静香「いやぁ…気をつけてはいるんだけどね(やだ)」


馬場「そうなんですか?まあいいです」


薫「ほれさっさといくぞ!(静香に重い荷は背負わさねぇ……あたしが背負う!)」


静香「そうだね、じゃあいっこう!(お菓子くれるかな?)」


馬場「おう!(告白はないが必ずイベントがあるはず!)」



……………………………。


富島「仕事をするという仕草はないのかしら?」


雨宮「……頑張りましょう」



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