静香の日記
今回はめちゃくちゃぶっ壊れてます。
さて、面白いという感想はくるのか………
○月×日
健一がいつもみたいに私の神たる発言に文句を言ってきた!!それでも、今日はなぜか富ちゃんが味方してくれたんだけど…………なにかあったのかな?
○月×日
今日は神たる私の発言にみんなが驚きと尊敬の目で私を見たわ!!なぜか馬場が「さすが静香だな…」と冷や汗を掻いてたけど、多分私のあれよね、いつも封じてはいるけどこう…滲みでるオーラというやつよね!!私もわかるもん、馬場の身体から滲みでる欲望のオーラ。
あれ?そんなこといってたら富ちゃんが身体からいつも黒いオーラをだしてるようにみえるんだけど……気のせいだよね!!
じゃあねみにゃのしゅう!!
(ちょっとお仕置きも兼ねて、最後の誤字はそのまま載せてやりました。 富島楓より)
「小説は奇なり!」
静香はいつものノリでとうとうそのネタを奪っていた。
俺はそれに反対する。
「静香!駄目だろそんなネタばっかりパクったら!」
「パクってないよ!あっちがパクったのよ!」
「なにいってんの!?」
意外としぶとい子だった!
そんな俺を見かねてか、楓先輩が静香に話しかけた。
「いい?静香ちゃん、たしかに読者の皆さんを楽しませるには、他の作品をパクったりするのはいいのかもしれない。だけど、そればっかりやってたら駄目なのよ?わかった?」
静香はちょっと反省した顔で「うん…わかった」といった。
次の瞬間…
「ただの人間に興味はない!!」
「さっきの感動的楓さんの諭しを無視だとぉぉぉぉ!?」
薫は静香のあまりに人の話の聞いてなさに叫んだ!
俺はというと………うん、顎が外れちゃった。
「あ、あの……富島さんのさっくのお話…聞いてましたか?」
「うん」
「じゃあなんでそうなんの!?」
雨宮が静香に聞くと、はっきり「うん」といいやがりましたよ。俺のかわりに馬場がつっこんでくれた。今回だけ、ありがとう…
「私の最初の言葉はなんだかわかる?」
その静香の問いに、やっと顎を直した俺が答えた。
「ただの人間に興味はない!でしたよね?」
「違うわよ!」
「じゃあ、『奏!奏ぇぇぇ!!』とか叫びながら泣いちゃう場面でしたっけ?」
「どうして!?どうして他のアニメをパクるの!?健一だって人のこと言えないじゃん!」
「あまいな静香、An〇el B〇atsは俺の好きなアニメだ!」
「話聞いてないの寧ろ健一よ!!」
何故か静香に怒られてしまった。むぅ…
「案外子供だな、静香って」
『あなた(おまえ)には言われたくないよ!!」
おうぅ!?なんだなんですなんですか!?皆が急に叫びと同類の声で怒った…
「み、みなさん?ちょっと待ってください……俺なんかしましたか?」
俺は後退りながらもみんなに決死の交渉を促すも、全く耳に入れてない。
「健一君…」
「なっなんでございましょう!姫!」
楓先輩がゆらりと立ち上がると、何も危害を及ぼしてないのに説教を食らった(今の政治関係など)
うん、これほど世の中は上手くいかないことに少々うんざりしてきた。
翌日――
執筆者こと佐藤健一は自宅で療養中だったので、台詞だけをごらんください。
「ほひにわはへぶほほもはいへふはほよ!」
薫「なっ!静香………そんなに…馬場のことを…」
馬場「静香……とうとう…俺に…」
雨宮「あれ?薫さんが馬場さんに凄い視線で睨み付けて………馬場さんが何故かほわほわした表情で静香さんを……」
富島「?静香ちゃん、飴を食べながら喋るのはお行儀が悪いわよ」
静香「ん…、口を拭いてくれてありがとう富ちゃん………って、馬場なんでそんな顔でわたしを見るの?」
馬場「いや、なんでもないです!!明日待ってますね!」
静香「?わ、わかったよ?(明日なにかあったけ?)」
馬場「待ってます!(明日……ついに静香から…告白が……よし!)」
薫「今のうちに計画をたてなきゃ(静香がとうとう…あんなことを言わせるなんて……静香のかわりに、あたしが仇を!)」
雨宮「なんであんなことになっているのでしょう?(ときにはあそぶこともたいせつなのよ!と言っていただけなのに…)」
富島(大方馬場君が、馬場君のことが好きなのよ!とか間違えて、薫ちゃんが、馬場くんなんか嫌い!殺したい!なんかと間違えてる様子ね)
雨宮「私たちは仕事をしますか?」
富島「そうね、今日は結構あるみたいだし二人だけでやっちゃいましょ」
雨宮「はい!」
静香「ふ~んふふ~ん♪」
馬場(あぁ~…萌えるぜっ!今日は佐藤がいないし……うん!ここが俺のハーレムだっ!)
全員『ブルッ!』
馬場「どうしたんだみんな?風邪?」
薫「ああ―そうかもしんねぇな……」
雨宮「昨日はいつもより速めに寝たはずなんですが…」
富島「今日は速めに寝ようかしら」
静香「うぅ…わたしちょっと保健室いってくる」
馬場(これは……もしや!!明日だと思っていたが今日告白するのでは!?だったら…)
静香「? 馬場なんでわたしのあとついてくるの?」
馬場「気をつかって保健室までいくぜ!」
静香「うんありがと…(やだ、きしょい)」
馬場「いえいえ(告白イベントキタァァァァァァァァ!!!)」
薫「あたしもいくぜ」
馬場「む、いや俺だけでも大丈夫…」
静香「ありがと!!」
馬場「………いい加減俺以外の人との差別やめてくれませんか?」
静香「いやぁ…気をつけてはいるんだけどね(やだ)」
馬場「そうなんですか?まあいいです」
薫「ほれさっさといくぞ!(静香に重い荷は背負わさねぇ……あたしが背負う!)」
静香「そうだね、じゃあいっこう!(お菓子くれるかな?)」
馬場「おう!(告白はないが必ずイベントがあるはず!)」
……………………………。
富島「仕事をするという仕草はないのかしら?」
雨宮「……頑張りましょう」