団結する風紀委員会
一つ一つ進むごとに迷走してる気がします…
死亡フラグ…それは確かに存在する。それは生存フラグと真逆の意味を持ち、明日…結婚しような…などと約束事というのか、とりあえずそのようなものがある人物によって死ぬという紛れもない事実…
さて…とりあえずこの話題は全く関係ない行数埋めだ。よってここから本編は始まる。
「出会いあれば別れあり!」
静香が小さな胸を張って何かの本の受け売りを偉そうに言った…この始まりからやるのも気が引ける。
「まあそりゃそうでしょ」
「うん!というわけで、明後日琴羽と佐藤のクラスに転校生が来るよ!」
「うん、とりあえず何処からそんな情報を?」
「私の本性知っているでしょ?」
「ですよね…」
ちなみにいい忘れていたのだが、高校に入ってから静香は残念なほうにいって腐女子気味…というか…まあそんな感じでパソコンを使わせたら俺以上の力を見せる。多分世界でも屈強なハッカーになれそうだ。
「名前知っているのか?」
「確か…雨宮千鶴だっかな?かな?」
「うん、とりあえずそのしゃべり方はやめろと言ったよな」
そうして俺は頭をグリグリさせる。静香が「痛い痛いよ~!」と叫んでいるが気にしないことにした。
頭グリグリの刑にしたあと席に座って俺はこんなことを聞いた。
「でもそれと俺達が一体何関係あるの?」
「ふっ甘いわね…あぁ~頭痛い…納豆に砂糖を入れたくらい甘いわね」
「砂糖入れたら大体は甘いとおもうのだが」
「そんな理屈はどうでも良いわ!ようは佐藤は甘いってことよ」
「砂糖は甘いじゃないですか?」
「うん!」
ん?なんだろ…この会話に何処か変な所があると思うのだが…俺の気のせいだろうか?
「まあそうね…これだけの情報があるのだから分からなければおかしいわね」
楓が本をパタンと閉じ、此方のほうを向いて言った…俺は鈍感なほうじゃないと思うので、思ったことを素直に言ってみる。
「もしかして一年代表て、その子なんですか?」
「そうよ」
「えっ…色々とおかしくないですか?」
「貴族には貴族なりのやり方があるのよ」
「はっ?貴族?」
凛とした態度で何故か貴族と言われた…俺は一般人だよな?そうだよな?あっちがおかしいだけだよな…なんでそこまで知っているのだろう…
「醤油差しの大手メーカーよ」
「醤油差し!?えっそんなんで貴族とか金持ちになれんの!?」
「ふふ…近い将来ね…」
「ないよ!どこまでいってもせいぜい大手メーカーのちょっと手前だよ!」
「本当に?」
「本当に!」
「健一君の全財産をかけても?」
「当たり前だ!」
「ふふ…その発言をした人達の財産がまさか資金源になるとはまだ誰も思わなかったのであった」
「俺と同じ発言した人気をつけてーー!!!」
なんだろ…近い将来本当にあったら俺は生きていけるのだろうか…物凄く不安だ。
「さて…まあとりあえず大富豪て感じなのよ。」
「良いですね、お金に困らない人って」
ちなみにこの富島楓も大富豪だったりするわけで、中は見たことないが家が天皇並みという感じである…俺なんか親と縁切って、バイトしながら切り盛りしてるってのに…
「それで俺達は何すればいいんですか?」
「それを今決めるんじゃない」
「でしょうね」
さて…ここまでで…全くあたしに関係ないと言わんばかりをしているこいつに聞いてみることにした。
「薫」
「………」
どうやら本格的に加わりたくないらしい…そこで俺は特殊能力を発動する。
「琴羽薫の好きな男子は…」
するとどうだろう…お茶をすすってた薫がいきなり「ブゥー!!?」とお茶を吐き出した。
「なっなにいってんだよ!べっ別にあいつのことなんか!。?」
「ん?本当に好きなやつがいるのか?」
「なっ…//////!~?`{<;^'],+[%」
言葉にならない言葉で恥ずかしがっているといきなり俺の襟を掴みそして…
「なに言わせてんだよゴルラァー!!!」
当然こんな結果になるのだった…俺は薫から溝うち、右ストレート、アッパー、その他色々を喰らうと壁に思いっきりうちつけられたのだった。
「ぐっ…か、薫…お前…そこ…までしな…く…ても…グッ…」
「うっさい!!」
ちなみに薫はスポーツ全般世界でも並ぶほどの万能人間だ。昔を思い出す…確か五歳だったか…ボーリングをなげてストライクをとったがいいが、床をえぐりとって機械をめちゃくちゃに壊したあの時はヤバかった…
あれ?なんでだろ…昔の思い出が次々と…アレ?走馬灯ですかコレハ…
「何独りごと呟いてんだよ!」
「へっ?」
今の現状は…壁にもたれてり俺、まだ恥ずかしさのせいで顔がほんのりと赤い薫、その他大勢…
「いっいやぁ…わりい…走馬灯みたいなものが流れていた」
「命の危機じゃねぇか!?」
「正直死ぬほど痛いからな」
俺がやる気になればこの地の文で痛いという言葉が羅列する光景ができるのだが…読者が消えないためにもここはあえて我慢をした…偉い俺。
「結局どうするんです?」
すると馬場が「無難にケーキでいいんじゃないか?」という。ナイスアイデア。
すると皆から「いいんじゃないかしら?」「あっ私も手伝う手伝うー!」「ケーキなら一回作ったことあるしやってみっか!」などと意見を貰った。
「くふふ…これで好感度アップ…くふふ…」
馬場がなにやら怪しい発言をしていたが聞こえなかったため気にしないことにした。
こうしてたった“独り”の転校生をもてなすため、我ら風紀委員会が動くのであった!!
ぶっちゃけ仕事がなかったのである。
この小説のシステムがいまいちわからない俺は機械に弱いですね。泣きたいです