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八英雄  作者: ルセイ
始まり
4/25

4話

「俺?知らないのか。なら教えてやる。俺は―アゼル。八英雄団長アゼルだ。覚えとけ」


と青年は言った


(え?)


目の前の青年はアゼルと名乗った。

あの八英雄団長と言ったことも同時に驚いた




八英雄は8人いる


団長 アゼル


副団長 ゼルファート


団員 アノカソラナ


団員 ユキ


団員 ラファエル


団員 マルティナ


団員 メル


団員 エルシア


この8名が八英雄である。

このうちの一人で団長が来たと言う情報に処理できなかったサリエミにアゼルは話す


「王女さん、今ここは戦場だ。考えてもいいが油断は禁物だぞ」


声をかけられてすぐに動くサリエミに感心するアゼル


「なんだ動けるのか。それは良かった」


「アゼルと言うだな貴様。お前は本当に・・・」


ゲルデルは驚いている


「ああ、それがどうした?確かに俺はアゼルだぞ?何?偽物だと言いたいのか?」


「アゼルと言った貴様に問おう。お前があの団長なんぞありえん」


ガルデルはアゼルを八英雄団長と否定した


「俺の存在否定されたんだが・・・酷いな。なら俺はどうやってお前の配下達を倒したんだ?次々をお前の配下を倒したただの旅人と思っているのは違うぜ」


ニヤリと笑うアゼル


「既に20年の時が経っているんだぞ。なのに何故貴様は当時の姿のままなのだ!人間が老いる概念を逸脱しているか如く」


20年前の姿と似ているアゼルに文句を言う

人間は老いる事が儚く、素晴らしいもの

ガルデルは人間は人間としていろんな体験をしていろんな後悔や挫折を感じながら生きていくことで人間という生物は美しくなっていく


「人間が老いるね〜人間が老いるのは美しいのは事実だ。でも俺は人間じゃねえ。魔神だ覚えろ」


「!?何!」


ゲルデルら帝国軍は驚く



     -------------------------


この世界の種族について


この世界の種族は

人間


亜人


魔神




精霊


妖精


天使


女神


吸血鬼



11種族とヴォールンと言う種族がある、かつて巨人族という種族はいたがとある者による殺戮で種族滅亡している


人間


地上に住んでいる代表の種族で国を作って生活している

文明の発展の力や新たな技術の習得などいろんなことを世界に影響をしている種族

王は国王



亜人


人間と一緒に住んでいる種族、獣人や魔人にあたる

人間より身体能力や変身など様々な特殊能力を持っている

アシリア公国の王は亜人である

王は亜王



魔神


魔界に住んでおり、ほとんど地上にはほとんど存在していない。一部の場所では信仰対象となっている

魔神と人間、亜人には能力差が大きいため

もし、敵対したら返り討ちに遭う

王は魔神王




普段、地獄にいる種族

罪を犯した者を罰する場所ー地獄にいる

罪を犯して亡くなった罪人らを罰するともに罪人らを管理することを主に仕事をしている

王は閻魔大王と鬼王




人間などが死亡した魂の状態で地獄や天国、あるいは未練がある者は霊界で過ごすの3択がある。

霊の中にはイレギュラー個体が存在したりする

王は霊王



精霊


精霊界に存在する希少な種族、人間に協力する精霊も居ればイタズラする精霊もいる

精霊に愛された人間は勇者として覚醒することがある、過去に勇者が魔王と戦っていたが今は勇者は誕生していない

王は精霊神



妖精


精霊が肉体を持つことや堕落して変化した種族

イフリートやドワーフなどが精霊界に住んでいる地上にも住んでいる種族もいたりする

王は種族によってあるためそれぞれの系統の王が存在している



天使


天国に住んでいる種族で自我がない個体が多い種族

自我がある個体はごく僅かでその者達に従い、天国を管理してしている

王は天使王


女神 


天界に住んでいる種族

神に近い種族で伝説上の種族と言われている

天使の上位種族のため、天使を配下していて活動しているとか

王は最高神



吸血鬼


吸血鬼が住んでいる世界があるがどこに存在しているかは不明でかつて神々と敵対した種族の中で唯一存在している。

最も神に近い種族であり、元々は闇の始祖が長い時間をかけて変化して肉体を持った時に闇の精霊達が吸血鬼へなったと太古の文献に載っているが真意は不明

王は闇の始祖(真祖)




神界に住んでいる世界を作ったとされている種族…世界を管理し、平衡を保つことをしている。

かつて神々の始祖とされている光の始祖が管理していたが今は神王が管理している

王は神王と光の始祖



巨人


神話の時代に存在されていたとされる種族

地上の各地に存在されていた痕跡や骨見つかっており、かつて人間らと一緒に存在していたが何者かの殺戮により種族滅亡したと神話の文献に書かれているが真相は不明でまだ生きているかと考察されている…

王はおそらく巨人の王



ヴォールン


種族創造期の時代から存在されている種族

人類を特に敵対しており、何故敵対しているかは不明。

一部は終の帝国に住んでいて度々侵攻しているため危険な種族として人類は敵対する。又亜人にも敵対する為亜人と人類は協力して対抗しているが何百万年以上敵対してが存在しているため人類史で最も危険な種族として受け継がれている

王は不明


この世界の種族の説明は終わり


     ----------------------------


アゼルは魔神に所属している。

魔神は人間、亜人とは比べ物にならないほどの実力差を持つ

魔神が人間の社会に浸透していることに驚きを隠せないゲルデル


「お前動きを止めたらダメだろう。戦場だぞ此処」


「驚いた・・・・まさか天下の英雄様の団長が魔神とはな」


「お前らの英雄はヴォールン族だろ。変わらないと思うが?何か違うことはある?俺はないと思うぞ」


「馬鹿め!我々は王の加護を持つ者!仮に貴様が伝説の英雄ならその首をもらう!」


「いや、だから聞けよおい」


呆れるアゼルに攻撃しようとするゲルデル。


キロストはアゼルを助けようとしたが王女様を守るのに集中していて助けに入れない


「私の能力は『斬撃』!あやゆるモノを切り裂く!!終われ!」


能力を付与した剣に対してアゼルは武器はない。


「残念」


拳で相殺した。


「何!?能力の無効化だと!」


「戦闘経験足りてないお前に言うぞ。考えが甘い。それとーーー」


拳を腹にぶつけて数キロ先まで吹き飛ばす。


能力なしで倒したアゼルに驚く王国軍と帝国軍


「副団長!」


帝国軍の一人が声を出すが戦意が削れた帝国軍は最早王国軍の敵ではない


「今だ!全軍かかれ!」


『おお〜〜!!!』


キロストの声に反応して王国軍は指揮官がいない帝国軍を蹂躙して勝利した。


「俺は能力を使用していない。ただ、防御しただけだ」



少し時間が経つ


「お久しぶりです。アゼル殿まさか貴方が此処に来るとは思いませんでした」


「キロスト20年振りか?久しぶりだな。俺は地上に用事ができてここに来たにすぎない」


「用事ですか?それは一体・・・」


「それは私も聞きたいわね」


「サリエミ様!?」


「王女様か。怪我は?」


「能力で全回復よ、助かったわ。貴方が私を助けてくれなかったら私は死んでいた。ありがとうございます」


「お礼はいい。お前ら2人なら言ってもいいか。用事とはーーー」


アゼルが何か言おうとした瞬間爆発音が聞こえた。 


『!?』


皆が驚くと


「大将大変です!!前線から報告が来ました!」


兵士の一人が来た


「何があった?」


「ヴォールン族が出たと報告が!!!!」


運命の歯車は動く


     ---------------------------


「何者だ貴様」


前線にいたデイマン子爵が空の上で飛んでいる男に向けて言う


「私は終の帝国の王ユウだ。覚えておく必要もない」


敵国の王が動く。


既に歯車は動いているかも知れない



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