表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
八英雄  作者: ルセイ
ヴォールン族との戦争
25/25

25話

ジアは人間である

この考察はキロストは真実に辿り着いていた

ジアの強さは異常であり、ユウ以上の力を持ってもおかしくない人間

そんな彼が元々人間側の陣営の人間であった事を知っているのは数少ない

英雄と呼ばれる以上に彼は元勇者だった

ヴォールン族と戦闘しても勝利し続けていた最強格の勇者

そんな彼が人類に敵対している側になっていることはどういう事なのか

謎である話


「やれやれ・・・この程度か」


目の前に倒れている無残な死体を見て呟く

四肢は切断され、顔は原型に留まることなく、飛び散っている肉片が見える

体だけが残っているような状態だった

その死体はキロスト

全力でジアを相手にしようとした英雄の末路だった

だが、そこには闇堕ちした勇者を相手に勝とうとした英雄の心があった

その心がジアに響いたのかは謎であるが・・・


「弱いのは変わらないか」


オリガット王国の英雄でも過去の勇者には勝てなかった

第8代勇者ジア

初代勇者、二代目勇者、三代目勇者と歴史が続き、勇者を受け継がれてきた勇者

人間という範疇を超える生命体になり、人間とは違う存在

神と呼ばれる領域に至る人間だった

半神半人(デミ・ゴット)

人間と神の中間である種族

人間が神に至る事例は幾つもあった

自分がその領域に至った頃には何人もの人がいた

代表にオリガット王国初代王

異世界人が神まで強くなる事例はあった

それ以上なのが

人神(ヒューマン・ゴット)

半分人間という人間に縛られていた肉体が神と同等の肉体になること

この領域に至るジア

キロストが敗北しても仕方ないことだった

神を相手によく戦闘できたから


「俺を相手にここまでまできた事を誇れ」


神という人外の領域に至るジアと同等の15魔将はほぼいない

ジアが異常なだけであった


「さらばだ」


燃えていく街を見て呟く

この場所から去った


元勇者ジアによってノック領領民全員死亡



別の場所では


「なんだ。この程度か」


燃えている街を見て呟く髭を生やした男


「ふん、我々に対抗しようとするからこうなるのだ。儂からしたらつまらぬことじゃ」


3m超える怪物ーガルバは燃える街を見てニヤリと笑っていた


「つまらぬか・・・そんなもんか」


目の前に見える地獄のような光景を見る2人

なんとも言えない空気であるがそれは2人にとっていつものようなこと


「数千年も封印されておったからの〜少々体が鈍ってあるわい」


「全盛期の10分の1以下だな。俺も同じだ」


数千年間、封印されていたことによって体が鈍っていた

体を動かす機会はあったとしてもこうして封印から出て暴れるのは久しぶりだった


「体が鈍ると困るの〜どうにかならないものか」


「我々が鈍るとしても戦闘していけば問題ない」


「それでは負ける可能性があるぞ?」


ガルバの指摘は正しい

現在勝利し続けても全盛期レベルまで戻さないと負ける可能性がある

いくら自分たちが強いだろうと早く体を全盛期並みに戻す必要がある

負ける可能性を考慮してガルバは指摘しているのだ

そんな嫌な予想は起きてしまった


コツコツと足音が聞こえる


『・・・・・・』


2人は足音が聞こえる方向に向く

足音が聞こえる方向の先にいるのは祭司のような服に金髪が特徴な男

魔導書を持っていた


「死人が出ているようだな、お前らか?ここ周辺の人々を虐殺したのは」


魔導書を読みながら言う謎の男


「ふん、それがどうした?」


ガルバが答えると


「・・・そうか」


小さな小さな魔法陣が男の指先に現れる


「ほう、魔法使いか」


見た姿では教会の人間かと思っていたが別に間違ってはいない

だが、それにしてはあまりにも冷静すぎる

突然自分達に攻撃してもおかしくないからだ

だが起きたのは


『!?』


燃えていた街が普通の街へと戻っていた

殺したはずの人々が普通に生活をしていたのだ


「・・・時干渉だと・・・貴様、どうしてこれほどの高度な魔法を・・・」


人々が殺される前ー2人のヴォールン族に始末される前まで戻すような魔法は簡単に使用できないものだ

人1人ならまだしも街全体の時を巻き戻すなんてできないこと

そんな神業をする人物は


「神の守護者か?貴様」


警戒している危険人物の1人なのではと考える髭を生やした男

オリガット王国にある精鋭部隊の1人がここに現れたとなれば説明がつく

が彼は違う


「神の守護者?知らんな、私はそんな神につくような存在・・・似たようなものか。」


「何・・・」


睨むガルバ

その瞬間、彼は倒れる


「・・・・・・は?」


突然に仲間が倒れてしまったことに驚愕する髭を生やした男


「お前何をしたーーー」


怒りを顔に出した瞬間、男も倒れる


「感情なんぞ戦いの敗北の原因。お前らが私の前で感情を出した時点で敗北している」

『・・・・・・』


ラファエルの説明中に死亡したフェニックス


「弱い・・・・・・相手の能力に負けて哀れだ。答えよう。私の能力は『感情』私の前で感情を現れたら死の宣告を受ける」


彼ーラファエルの能力 『感情』

・感情の死の宣告・・・対象が感情を顔に出した時に死亡する。抗うには能力者の何段階も上の実力を持たないと抵抗が出来ない

・感情操作・・・相手の感情を操作する。たとえ感情を出さなくとも強制的に感情を込めたが顔に出る


これが『感情』チート級能力である


彼は八英雄1人ラファエル

オリガット王国の英雄の1人だ


「あとは13人か・・・」


各地に暴れているヴォールン族達を倒すために彼は動く

遭遇したらほぼ死ぬ化け物は次誰を倒すのか秘密である


次回の投稿日不明

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ