22話
「混沌の件は後にして問題なのはヴォールン族が地上にどれ程の甚大な影響を与えるのかだろう。我々はその対策を考えないといけないってことだ」
レイが発言すると
「結論からして大きく影響出るじゃろう。オリガット王国はまだしもアリシア公国、ベルカ王国の滅亡は阻止しないといけない。国一つでも滅んだ場合は我々の負けだと儂は考えておる」
「ラプラスの言う通りだな。対策をしないといけない・・・か」
「だが戦力はどうなっている?まず言っておくがレイの配下は地上に動かすのは限定だ。我々が持つ戦力でやるしかないだろう」
(ようやく出番か?闇側に戦力の申し出はしたいが今やらないと駄目だ)
「吸血鬼達を地上に送るのは?」
「駄目だろ。15魔将クラスの化け物共を地上に送ったら間違いなくーー!」
「地上に影響するだろうな。下手したら国が幾つか滅ぶ」
ロイの提案をレイとソラは否定した
「ならばどうする?八英雄だったか?そいつらを集まるのか?」
「なんだそれ?八英雄?」
「美味しいのか?強いのか?」
「名前的に食べ物ではないだろ馬鹿か」
「オリガット王国の英雄だよ」
「ああ、破壊新王と妖魔皇帝がいる・・・」
カレラは言う
「破壊新王と妖魔皇帝?」
「お前知らないんだったっけ?シューバは」
「昔の話だ。それに今その話はしなくていいだろう」
「だなっでルイは何か要請する?」
ルイはロイに言われると答えた
「俺から要請したいのは魔界の復興と地上の戦力を増やすの二つ。理由は魔界の復興が遅れていると地上の戦力が現在ではヴォールン族に勝利するのか分からないことからある程度の戦力が欲しい」
「なるほど・・・」
「また魔界を襲う確率あるか?」
「弱体化した魔界を光側がもう一回狙う確率は高いよ。今ならチャンスって感じにね」
「ならば魔界は俺とラプラスが居れば充分か?」
カイラは魔界の守護をすると言った
「儂もか。だが儂は神界での光側の行動の監視をしないといけないから無理じゃ。余裕がない」
「仕方ないでしょ。ラプラスは忙しいしさ。なら僕がラプラスの代わりに行けばいいじゃない?」
カレラとラプラスを変えてカイラ、カレラ2人が魔界の復興の手伝いをする
「明らかな。過剰戦力だがそれなら光側は狙わないだろうな」
「俺はそれでいいぞ。過剰戦力が魔界にいたら狙うこともないだろうし」
「私も賛成だ。許可するよ」
「俺も賛成」
ソラ、ロイ、オーバーロード、赤城の賛成
あとレイ、シューバの賛成により許可をもらって魔界にはカレラ、カイラが行くことになった
「一つ言うがあと俺も行こうと思う」
赤城も魔界に行くと宣言する
「待てまだ増やす気かお前」
レイが呆れる
「ルイだったな?俺の配下の鬼を連れてきていいか?人数が多い方がいいだろう」
「鬼の援軍ですか・・・」
「あとサッキュパスも連れてくるか?ある程度戦力は必要だろう?」
「過剰戦力にも程があるぞ」
シューバまで呆れる
「いや、助かるけど何に対して戦争するんだ??光側の戦力に対してそんなに必要??」
「あの女なら量産型を作るだろうな。そいつらを連れて行くのはアリだ」
オーバーロードは説明する
光の始祖の力で女神、天使の大群をすぐに用意できるとこと
数が多すぎると魔神族だけでは大変な為協力する種族を増やした方がいいと言われた
(そんな事できるのかよ!?)
ルイは驚き、赤城とカイラの提案を飲んで魔界に鬼、サッキュパスを連れてくることになった。
もう一つの問題である地上の戦力について
「どうする?親父」
「吸血鬼は駄目、鬼とサッキュパスらは魔界・・・オリガット王国はいいとしても他の国がな」
「精霊や霊は拒否するだろうな。地上に興味ない奴らだ」
「レイ、赤城、ソラ。お前ら世代のあいつら駄目なのか?」
あいつら?とルイは首を傾げると
「無理だ。殆どが神界だ。それに八英雄全員が揃うまで現在いる八英雄に任せばいいだろう、下手な干渉は混沌が何か言うぞ」
「あ〜そうだった!混沌が何かしたら面倒だよね」
「霊王に協力を申し込んでも断るだろうな。人間や亜人の死なんて興味ない奴だから即答で断れる未来が見える」
霊王を知っているソラはあの性格では無理だろうと心の中で言った
「ルイよ。悪いが地上に関しては無理だ、混沌が何かあったら異界に戻さないといけない」
「分かりました。兄に伝えます」
「頼む・・・なあ、レイ。お前のところの原初は動かないのか?」
オーバーロードはレイに質問する
「原初か・・・ヴォールン族から守るだけならいいぞ?それなら混沌から何も言わないだろうし」
戦力としては桁違いだから無闇に使いたくない
レイは言う
地上は原初の派遣に決まって会議の大体が終わった。
「では光の戦力は不明だが私から混沌に伝えておく。あとは解散でいいだろう」
『お疲れ様でした!!』
全員が言う
(意外と早く終わったな)
「では準備するからまたね」
「時間はかかる。悪いが先に行く」
「鬼達に話するからまた会おう」
カレラ、カイラ、赤城は準備のため会議室から離れた
「俺は帰るぞ。もうここに用事ない」
「俺も」
「帰るか」
レイ、ソラ、シューバも会議室から離れた
ルイも帰って魔界に戻ったのであった
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闇側の会議から2ヶ月後
終の帝国のある地下では
「そろそろ封印の解除が解ける」
皇帝の服を着ている男ーユウが封印の箱を解く
ついにヴォールン族復活である




