〜アホの子な王子様を救う町娘〜
初めて書く作品です
見てくれたら嬉しいです
昔々、あるところに惚れっぽい王子さまがいました。
その王子さまにはとても美しく氷の姫と呼ばれる婚約者さまがいました。その婚約様は取っつきにくく王子さまはきらっていました。
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ある日、お城でのお勉強がいやになった王子様は変装して城下町へ逃げ出しました。
そのとき、とても美しく、優しい娘に出会いました。
王子様は言いました。「婚約者と違ってなんて素敵な娘なんだ。あなたのお名前は?将来必ず迎えに行く絶対に結婚しよう」と、
娘は言いました。「その艶やかな髪に美しく、傷ひとつない手や、足から察するに貴方は御貴族さまでしょう。私はマリーありきたりな名前の平民です。そんなことは無理でしょう。」
でも王子様は渋って言います。「じゃあどうしたら結婚してくれるのかい?」
娘はこう返しました。「私と、もしもまたこの町で出逢えたら結婚しましょう。ねっ、簡単でしょう」
しかし、その娘は遠くの国からやって来ていて、明日帰るので王子様はを諦めさせるためについた嘘でした。
マリーとあってから数年がたち、王子様はマリーのことを探し回っていました。
王子様は諦めていません
あの町娘と結婚することを諦めていませんでした。
婚約は決定的な欠点を見つけないと破棄ができません
しかし、婚約者には決定的な欠点がありませんでした。
裏工作ででっち上げようとしますが毎回失敗してしまいます
そんなことをしているうちに学園に留学生がやって来ました
留学生は隣国の平民で、名前をマリーだと聞いた王子様は会いに行きました。
もしかしてあの子なのではないかと思ったからです。
案の定あの子でした
王子様は言います「また会えたね僕と結婚してくれないか」
マリーは言いました「はい?」(こいつアホやないのあんな可愛いツンデレほったらかしにして私に求婚するなんて)
王子様は続けて言いました。「小さい時の約束覚えているかい?」
マリーは言いました「ええっと、覚えていますが婚約者様がいらっしゃるのでしょう。私、その方と仲が良くてよく王子様が構ってくれないだとか、頑張っても褒めてくれないとか拗ねていらっしゃいましたよ。 」
王子様は言います「あの婚約者が嫌いだからもうすぐ婚約破棄をしようかと思っているんだ」
バチンッ
「痛いッ何をする!」
「平手打ちですよ。王子様
貴方が余りにも阿呆な事をおっしゃるもので呆れておもわず手を出してしまいました。
知りませんの?婚約者様が貴方とのお茶会の後に幸せそうな顔で惚気てくるのを
たとえばそうですねぇ色々ありますけど、、、そうですね貴方のはんka
「ちょっと待ってくれないかあの子はツンデレという事か?」
「ええ、そうです正解ですやっと気づいてくれましたかかわいいでしょう」
「ちょっとあの子の所に行ってくる」
「ええ、行ってらっしゃいまし」
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この先の国ではツンな王妃と素直な王がすれ違いと仲直りを繰り返しながら末永く幸せに暮らしましたそうです。
…END…