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第一章 突然の出会い

 2015年○月××日。

 そこは、人と宇宙人が共存する世界。宇宙旅行など当たり前の世界。人のやることは何もない。

 なぜなら、ロボットが全てをやってしまう世界だから。

 だがそんな世界に疑問を抱いている者がいる。誰かって?この僕・・・五月雨さみだれ 如月さつきだ。正直この世界は退屈だ。何の変化もなければ、何の冒険もない。つまらない世界だ。そして、学校の教えは・・・

「何の変化も無いのが一番良いことなんだからね?全てはロボットに任せておけば大丈夫だから!」

 だそうだ。それが正しいことなのかは判断するのは大人達なのだろう。だが、大人は常に正しいことを導き出せるのか?分らない。何が正しいのか。この世界に違和感を覚えるのは僕だけなのだろうか?

 だが、この違和感を口にしても誰にも相手にされない。従順すぎるのだ。みんな・・・。

 そんなことを考えていたら、いきなり後ろから衝撃がきた。気がつくと天地が引っ繰り返っていた。いや、引っ繰り返ったのは僕のほうだ。

「誰かと思ったら変人如月君じゃないか!」

 その言葉とともに金髪の頭が目に入った。

「いってー!」

 なにするんだ?こいつは!今日に限って!ついてない・・・。しかもよりによって生徒の利用率が一番高い南廊下のど真ん中だ!

 すると向こうからロボットが近付いてきた。

「ダイジョウブデスカ?」

「大丈夫!あいつをぼこって終わりだ!」

 売られた喧嘩は買う主義だ!勝てたためしがないが・・・。今日こそぶちかましてやる!と、意気込んだまではいいのだが、奴は僕の倍は体重がある。飛びかかったら当然のことの様に押し返された。しかも余裕の表情で                     

「へ~・・・。いい度胸だ。」

とか言いやがった!この野郎!覚えてろよ!

 言い忘れていたが、この妙に絡んでくる奴は瀬田せた まこと。学校じゃ喧嘩だけは一番だろう。頭の方は相当やばいらしいが・・・。

「ああっ?テメエ!頭やばいってどういうことだよ!」

「・・・?何も言ってないんだけど!人の頭の中勝手に覗き込むなよ!ストーカー容疑で訴えてやる!」

「だってお前わかりやす過ぎ!頭いいのにそーゆーとこ馬鹿なんだよな・・・。」

 褒められてんの?けなされてんの?意味わかんね!

「そりゃけなしてるほうでしょ!」

プッチーン!僕の頭の中で何かが切れた。

「お前!何様のつもりだあ!いくら人より洞察力が優れているからって、調子にのんな!」

気がつけば誠の顔を殴りつけていた。周囲の女子から≪きゃー≫と悲鳴が上がる。はっ!と周りを見渡せば、野次馬がぞろぞろと集まっていた。

「いいぞ!やれやれ!殴り返せ誠!」

 闘争心を仰ぐようなこと言わないでくれ!そう思って、恐る恐る誠を見たが、なぜか当の誠は何が起きたのかわからないという表情をしている。と思ったら次の瞬間急にアハハハハ!!! と笑いだした。

「お前いいわ!最高!俺殴ったのなんかお前が初めてだわ!よし!お前にする!俺の一番弟子!」

「・・・???はあ?」

てっきり殴り返されるとばかり思っていたので拍子抜けしてしまった。

「何?一番弟子って?」

「最初の弟子のことだよ。そんなこともわかんないの?」

ブチブチブチ!

「お前に言われる筋合いは無いわ!だいたい誰がお前の一番弟子になんかなるか!」

「しょうがないから二番弟子でもいいフガ!」

 言いかけた誠がウザくて、つい口を塞いでしまった。

「もういい!てかもう授業始まるから、じゃあ!」

 そう言い残すと鞄をひっつかんで逃げるようにその場を後にした。階段の踊り場まで全力疾走すると、手すりに寄りかかった。

 マジ疲れた!こんなに走ったのは久しぶりだ。それに僕の教室は三階。一組~七組まであって、七組だけ三階なのだ!いつもこのことに理不尽を感じ得ない。だいたい、何でロボットも宇宙人も共存しているのに、文明も発達してきたというのに、なんでこの学校にはエレベーターもエスカレーターもないんだ!まったくもって意味不明!そりゃいい運動になるとは思うが、そのせいで授業におくれるようでは全て水の泡じゃないか!

 それにこの学校にエレベーターが無いことは、前からかなり問題視されている。いまじゃどんな田舎校でもあるというのに、この進学校がこれでいいのか?

 またまた言い忘れていたが、この学校は今や東京よりも重大企業が集まりつつある日本一の情報機密県の一つ、長野県だ。この県になぜこんなにも機密情報機関があるのかは分らないのだが、考えられる可能性としてはアメジール(この頃になると、アメリカとブラジルが一つの国になった)への目くらましだろうと囁かれているのだが、真相は分らない。

「で?さぼり~?貧乏器用な如月君?」

 後ろから本当に急に声がした。

「うわあ!」

 驚いて後ろ見ると黒髪のストレート、袴をはいている同年代の少女が抱きついてくるところだった。

「うっわああ!」

 思いっきりよけると、少女はガン!と凄い音とともに壁に激突した。

 そりゃこんな狭い踊り場じゃあね・・・。

「なんで避けるのよ!いったいわね!」

 はあ・・・。そろそろ授業でなきゃ。でもこの少女誰だ?良く見たらメッチャ美少女じゃん!可愛いなあ。痛がって怒るとこ超可愛い❤

じゃなくて!こんなこと考えているのがばれたら大変なことになる!

「僕もう授業に出たいんだけど!君誰?こう見えても僕は風紀委員長なんだぞ!」

「へ~、私より授業の方が大事なの?」

 したから上目ずかいでこっちを見てくる!さっきまであんなに怒っていたくせに!

「あ・た・り・ま・え!何で名前も知らない奴の事の方が授業よりも大切なんだよ!」

「じゃあ、名前教えたらいいの?」

「そういう問題でもない!いいから君は家に帰る!関係者以外校舎内立ち入り禁止!」

「ひど~い!私この学びやの生徒ですが、なにか?ただ単に登校拒否だっただけですが、な・に・か?」

 居たか?そういえば二組の公家くげ 飛鳥あすかって奴が学校に来てないと聞いた気もするが・・・?

「もしかして、公家 飛鳥さん?」


あとがきというものを普段読みも書きもしていない紅華蝶でございます!珍しく書いてみます!まずはじめに・・・?そうそう!ここまでご愛読していただき、有難うございます!これからもよろしくお願いします!緊張!なんでアトガキで緊張すんねん!もっと本文に緊張感を漂わせろ!とか突っ込みどころ満載の私ですが、今後ともどうか!

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