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悪夢の実験場  作者: 焼き芋さん
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未来の世界

その後、体力の限界に達した闇子とサキは動けなくなり座り込んだ。結果的にユウトは五回殺されて復活した。


「こうなったら一時撤退だ!サキ、あちら側の世界に飛ぶぞ!」


「はい!」


闇子が指を鳴らすと2人は消えてしまった。


「逃げてしまったか…しょうがない、あちらとの穴を塞いで帰るか…」



━━そして━━


辺りは夜、闇子はコンクリートの上にいた


「あれ?サキは…?」


(辺りには誰もいない。まさか、私一人で移動してしまったのか…)


しかし後ろに突然気配を感じ闇子は振り向いた。


「お前達…

はは…久しぶりだ…

トドメを刺しに来たか」


闇子は震えていた、目の前には剣を構えた一郎、鬼の二郎がいた。


「久し振りだな姉さん、俺達を覚えているか?弟も苦しみながら鬼になってしまったよ!」


「姉ちゃん…俺をこんな姿にして、絶対に許さない!」


「本当に久し振りだな、今では仲間も全員死んで私だけになった…三郎も死んだ…

さあ一郎、二郎。

もう思い残すことはない、私をここで殺しなさい。」


闇子はそこで、目を瞑って座り込み死を受け入れた。



━━学校━━━



「じゃ、俺達は帰るよ…

こちらの世界の穴を塞いで終了だな。

翔太くん、短い間だったが楽しかった。」


「ユウトさんがいたから僕の日常は取り戻せました、ありがとうございます。」


「うんうん、翔太君もその力、悪用するんじゃないぞ?」


翔太とユウトは握手をしてあっさりと分かれたのだった。


「さて、帰る前に本、アニメ、ゲーム、色々とチェックしておかねばな!

おっと!」


キイイィィッ!!


突然真っ黒な車がユウトの前に急停車する。中から金髪の美しいお嬢様が現れた。


「愚民!そんなところを歩いて危ないではないですか!ちゃんと歩道を歩きなさい!」


しかしユウトは聞いちゃいなかった。


「おや?こんな美しいお嬢様が俺の前に現れるとは、これも運命かな?」


「へぇ…」


その後、ユウトのナンパが何故か成功し、このお嬢様に屋敷の中へ連れて行かれたのだった。


それから一週間がすぎる。


━━一週間後━━━


学校はしばらく休校になっていたが外でサキュバスを見かけた。

ふらふらとあの尻尾も羽も生えたまま死人のような顔で歩いている。


(馬鹿な、別世界への入り口はユウトさんが閉じたはずだ…なのに何故…)


サキを付けていくと学校に入って行った。


「お前、僕を公園で封印した奴だな!」


しかし、

サキュバスは動かない、 まるで翔太に恐怖しているような表情だ。


翔太のほうは見下したような勝ち誇った態度でサキュバスを見つめていた。


「先生は全員倒した…後はお前だけだ」


小学校四年生の少年、翔太とサキュバスが校舎の中で戦っている。


サキュバスは黒髪のロングヘアーでスタイルは良く、コウモリのような黒い羽が生えている。


見た目的に年齢は10代の後半ぐらいか。


肌は薄い青、胸も大きい、露出の激しいボン テージのようなファッションで黒い尻尾が生え ている。


尻尾の先端はまるでスペードみたいだ。


そのサキュバスは翔太に脅えていて絶望的な表情だった。


「終わりだ、お前も僕の日常を壊した責任を取 れ!


「サキュバスは全身切り刻まれて死…」」


翔太が言葉の中で詠唱を行う、それはイメージをして言った言葉が現実になるというチート中のチート能力だった。


「こうなったら…」


サキュバスは翔太が言葉を言い終わる前に命懸けで詠唱をした。


「トラップ発動…


「スキルドレイン」」


くっ!!!


翔太は慌てて避けた、今の技を受ければやばい予感はした。


「そんな…切り札も避けられるなんて…もう…」


翔太は再び詠唱をした。


「だったら優しく殺してやる「サキュバスは眠るように死ぬ」」


言われた瞬間、サキ・ナイトメアは眠りについて死亡したのだった。


しかしサキの死体は消えなかった…触ると氷のように冷たかった…

翔太は人殺しをした気分になって身体が震えてくる…その場から逃げ出したくて走って家に逃げ帰った…


これで、翔太を恐怖させたここ最近の事件は、終幕を迎えたのだった。


そしてそれから数日が立った。



━━━エピローグ━━━



四人の影が見える、2人は赤髪の女剣士マリンと、ユウトだった。


「これが未来の世界…なんというか、発展していないどころか、昔に戻ってないか?」


水玉の帽子をかぶり、ピエロの仮面、左右黒と白の服を着た女がユウトに質問していた。


「あぁ、発展し滅ぶ、歴史はその繰り返しだった…100年前、魔族と人類との戦いで…この世界も滅んだのさ。


ほら、こっちだ。」


ユウトは時空に穴を開けて自分が穴の中に先に入り、手を差し出した。


「ねぇ、あそこで死んだ私達を生き帰らせたからには、闇子ちゃんとアタシ達の生活は保証してくれるのよね?」


手を掴み口を開いたのはサキ・ナイトメアだった、それを聞いたマリンが笑いながら答えた。


「大丈夫よ2人とも♪

これから行く場所はこことも更に別次元にあるユウトが作った国…

「大国ユウトピア」

女尊男卑国家だから男は住みづらいけれど貴方達なら大丈夫、住み心地は保証するわ。」


「なになに?自分の名前が入ってる所を見るに、アンタ国王だったりすんの?いやいや絶対に無理でしょ♪」


サキがユウトに胸を押しつけながらからかっていた。


「…作るのに協力はしているが、俺はただの市民でしかない、普段はある研究所で局長をしている。」


「じゃあ、国のトップは別にいるのか、女尊男卑というのは何故かな?」


「ああ、女王様がいる。

女尊男卑は俺が国を作る際にそうすべきだと判断したからだ、後悔はしていない!」


「何故自信満々なのかわからないわ…」


闇子が質問し、ユウトが自信満々に答え、マリンが呆れている。


「お、そろそろ入り口が見えてきたぞ。」


四人は歩きながら、開かれた穴の中へ「大国ユウトピア」へ入っていった。

穴の中には別世界へと繋がっていてそこには巨大な都市があった。


「ようこそ、人類と魔族が共存する大国ユウトピアへ。」


闇子、サキは、入国管理局の女性2人に迎えられていた。



━━━終わり━━━━




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