支配された学校
━━━次の日━━━━
翔太は学校に登校した。
ユウトは危なくなったら来てくれると言ったんだ、きっと大丈夫だ。
通学路を通りカオスな学校へと足を運ぶ。
やがて、教室に着いた。
しかし生徒の数が三分の二ぐらいだった…いったいどうしたのか?
「し…翔太…
生きていたのか…」
「ん?
学、無事だったんだね…良かった。
ちなみに今どうなってるのか教えてよ。」
消え入りそうな声で、声をかけられた、ほかの生徒も何故かおとなしい…
「出来ないんだ、ごめん…」
何故か拒否られてしまい不思議に思ったのだが何か理由があるのかもしれない、例えば闇子に脅されているとか…
そして足音が聞こえだしやがて教室のドアが開けられる。
夜神闇子先生が入って来た。
仮面はしていないな、普通の先生の格好か。
「さて、ホームルームを始めましょうか!
お、今日は翔太くん来てるねぇ、偉い偉い♪
翔太くんには遅れた分たっぷり授業を堪能して貰わないといけないからさ!」
(何を言っているんだ、そして何だこの皆の脅えようは…こうなったら今ここで倒してやる)
「翔太くん、ワタシに魔法を使ってみなさい、殺す気でいいからさ、出来るよね?」
教室がざわざわしてクラスメイトが僕のほうを注目してきた。
「だったら遠慮なく!
「闇子は教室で溶けて死ぬ!」」
翔太はイメージしながら発動させようとした。しかし何の反応もなかったのだ…。翔太は何故かわからずもう一度やるが発動しなかった。
「おやおや?
おかしいねぇ~、何でだろうねぇ?
でもこれじゃ、君は先生達に手も足も出ない普通の少年だねぇ?」
翔太はもはや闇子に何も言えなくなってしまった。
一時間目…体育
運動場で生徒達がありえない高さの椅子に座らされていく。闇子の魔法で宙に浮いて、生徒達は椅子に座らされていくのだ。
「ふざけるな!
これ落ちたり椅子が転んだら間違いなく死ぬじゃないか!」
翔太は闇子に叫んでいたが闇子は笑い声をあげているだけだった、何故ならその高さ、6階立ての学校に匹敵する椅子だ。
「うっ、トイレ行きたい…」
隣の男子生徒が泣きそうな声でそんな事を言っていた。
下を見ると椅子に座らされなかった二人だけが殴り合いの喧嘩をさせられている。
「駄目だ…漏れるぅ…」
隣の生徒は隣でおしっこを漏らしてズボンがビショビショだった。
「ウ○コ漏れそうだ…駄目だ…」
「おい馬鹿!やめろ!」
一人がウ○コが我慢出来ず、かと言って漏らすのも嫌だからか飛び降りてしまった…
グシャッと音を立てて潰れ肉の塊になってしまった…しかし闇子は気にもしていない…。
(だから、生徒が少なかったのか…)
翔太は怒りが沸いてきていた、やがて、二人の喧嘩で一人が倒れ動けなくなる。
「はい次!」
勝ったほうと別の生徒が戦わされている。
負けた生徒はこの高い椅子に座らされていた。
そんな光景が続きやがて、翔太の番になる。
「さあ、能力無しの君の実力を見せてくれ」
翔太と勝ち残ってきた相手、啓太が勝負する。
「翔太、すまん」
「気にしないで、全力でやろう」
啓太と翔太が全力の殴り合いを始める。
結果は、翔太の負けだった。
━━ホテル内━━━
「彼はボクの物だ、君たちには渡さない。」
「ちーがーうー、ユウトはアリスちゃんのサンドバックなの!絶対に逃がさないんだからね!」
「ユウトは私の所有物よ、貴方達には渡さないわ!」
ホテルの部屋の中で見たところ3人の女性がユウトの身体を引っ張り合っていた。
そこにいたのは赤髪の長身美女マリンに、黒く包まれたセクシー系ゴスロリファッションのユキ、不思議の国のアリスのコスプレをした可愛い系のアリス。
マリン以外の2人に関してはホテルまでユウトにくっついて来たようだ。
「マリンまで何やってんだ…もういいだろ、俺だってやらなきゃいけない仕事があるんだ!頼むから一度帰ってくれ…いや下さい…お願いします。」
何故か土下座をして三人から踏まれていたが、その場は「連絡手段の交換」をする事で何とか収まったようだ。
「それで、翔太君学校に行ったそうよ?どうやら魔法を封じられているようね…」
「む、そうか…だったら、さっそく乗り込まないとな…」
ユウトはさっそく学校へ歩いていった。




