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プロローグ
皆様みてくだしゃんせ(笑)
貴方の前に、赤黒い蝶が現れたら、もう死を覚悟するしかない。
それは、自分の死期が迫っている事を意味するのだから。
貴方の前に、青白い蝶が現れたら、死ぬ事を諦めるしかない。
それは、自分を助けてくれるような顔をして生へ誘う甘言なのだから。
これは憎しみに飲まれた蝶と悲しみに暮れた蝶の物語。
―――――――――――生きる事に飽きたのなら、死んじゃえば？
―――――――――――生きたくても生きられなかった子もいるのに、簡単に死を選ぶなんて随分勝手だね。
―――――――――――あれ？死なないの？生きてても楽しい事なんてないかも
しれないのに。
読んでくださーいｗ
