因果応報
第二十二話です。
真性人間のクズ、処刑!
今週もよろしくお願いいたします!
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銀座のクラブで飲んだ後の帰り道に小石川は拉致をされて、何処かの河川敷へと連れていかれた。
「ふごぉぉぉぉぉぉぉ!」
目隠しをされて、口もタオルを詰められて、塞がれているので、声にならない声を上げるが、男たちに小石川は何か、ドラム缶のような物に詰め込まれた。
口に詰められたタオルを外されて、何かを投げつけられる。
「小石川君・・・・・・」
田野の声だった。
恐らく、投げられたのはスマホだろう。
それがスピーカーモードで通話されているのだ。
「残念だよ・・・・・・こんな無意味な戦争を君が自尊心を傷つけられたからと始めたのだから・・・・・・責任を取ってくれ」
そう田野が言い始めると、何かがドラム缶の中に注がれる。
匂いからして、ガソリンだ。
「田野さん・・・・・・ちょっと・・・・・・何だよ、これ! おい、俺を燃やす気か! ふざけるなよ! 俺は民人党参院議員の小石川学だぞ!」
「君はやり過ぎた、党の存亡に関わるから、自分の炎上発言の責任を取って、燃やされて、死んでくれ。さようなら」
そう言って、田野からの通話は切れた。
「おい! ふざけるな! 出せ! ここから出せ!」
それでも、容赦なく、ガソリンが撒かれ続ける。
そして、マッチを磨る音が聞こえる。
「おい・・・・・・止めろ! 金を払ってやる! だから、俺を燃やすな! おい・・・・・・頼む!」
すると、マッチ棒が音を立てて、ドラム缶の中に入ると、ガソリンがかかった身体に火が引火して、小石川の全身に炎を燃え移り、同人の身体は燃えた。
「熱い! 熱い! 水を出せ! 頼む!」
そう言う中でも、小石川の身体に焼かれ続け、神経がどんどんと焦げていく感覚を同人は覚えていた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
その光景をヤクザたちは笑い、タバコを吸いながら、眺めていた。
時刻は午前二時三二分。
事件の黒幕であった左翼政治家がドラム缶に詰められて、燃やされるという陰惨な最期を迎えた瞬間だった。
続く。
次回、第二十三話 また、会う日まで
暫しの別れ・・・・・・
乞うご期待!




