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Making of the story・・・No.002 丘に咲く手

 丘に通い始めて数週間、私は再びあの女性を見かけた。

長い髪を揺らし、手には小さな苗を持ち、土を掘り、苗を植える。

一つ一つの苗に言葉をかけるように、慎重に土をかぶせている。


その姿になぜか、魅了した。

兄と並んで見ていた私は小さな胸を熱くした。


 丘のふもとでは、子供たちが集まっていた。学校へ通えない子や、家で手伝いをしている子供たちだ。

マリエは週末、ここで、読み、書きの教室を開いていた。


 古びた本を広げ文字の書き順を丁寧に教え、物語を声にして読み聞かせしていた。


最初は戸惑いを見せていた子供たちは笑顔を見せるようになった。

私は遠くからその様子を見ていた。花の苗と言葉を教える手。


少しずつ何かが変わっていくのを私は感じていた。




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