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2.転生〜この世界は?〜

ベットから改めて見る部屋は簡素。

幼い女の子に部屋がひとつ与えられているのはまがいなりにも貴族さはあるが、余計な装飾は一切なく、兄達からのお下がりの木の机に木の椅子、お下がりのおもちゃと絵本が転がっている。


私は子ども用に作られた木の椅子に腰を下ろし、少しだけ震える指でペンを握り今思い出せることを紙に綴っていった。


魔法学園ソラは学園都市を舞台に繰り広げられる乙女ゲームなのだが、主人公は平民出身ながらも珍しい光属性で魔法学園に通うところからスタートする。学園とタイトルに銘打ってるだけありガチめに魔法の勉強をし、主人公のレベルをあげないと攻略できない対象がいたりとやり込み要素たっぷりのゲームで、どハマりしたからよく覚えている。

問題なのはサブクエストにでてくるモブ、ソルティ子爵が父親なことである。


(どうせならヒロインとか悪役令嬢とかに転生したかったなぁ。本編に出てこないモブの娘って!!!しかも、ヒロインの選択次第では我が家なくなるんじゃない?!!?)


「はぁ〜」

大きなため息を吐きながら、ストーリーやキャラについて、必要な最速攻略法、隠しイベントなどなどひたすらに、紙に覚えていることを書いていく。

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