死?
「おい、なんとか生きれないのか?」
と俺は聞いてみると
「無理だ。お前は死ぬことが決まっている」
と無慈悲にも死神さんに言われた
「なんで生きたいんだ?」
と死神さんが聞いてきた
「死んだ友と俺の曲のファンのためだな」
と答えると死神さんは意外そうにしながら少し笑う
「へえ、死んだ友達、ねえ?」
死神さんはすこしからかうようにそう言う
そして俺は死神さんと雑談をしながら曲を作る
話している内に分かったのだが死神さんは割といい人だ
そして俺の作曲について興味を持っていた
だから死神さんにところどころ曲について教えていた
そしてそんなことをしていると時間があり得ないぐらい経っていた
「やべ、もう夜中じゃん...」
俺がちょっと焦りながら言うと
「飯、家にあるのか?」
と死神さんが聞いてきた
家に飯なんてなかったので首を横に振って返答する
「はあ?じゃあコンビニでも行くぞ」
と死神さんは少しあきれた様子でコンビニまで俺を連れて行った
そして死神さんと俺はコンビニに来たのだが周りの客の反応を見るに死神さんは見えていないようだ
カゴにカップ麵とサラダ、そして死神さんが食べるらしい鮭のおにぎりを買った
外に出たその瞬間
車がコンビニに突っ込んで来た
そして俺の体に衝突した