百合姫Wildrose
『百合姫Wildrose』シリーズ
https://ncode.syosetu.com/n3113fr/48/
作品種別:漫画・アンソロジー
出版年月日:2007年11月1日発行(2007年10月18日発売)※Wikipediaより。
ISBN 978-4-7580-7022-5
総合評価:★4
注意事項:
エッチ描写のあるアンソロジー・シリーズなので、18歳未満は読んじゃダメな本です。
※以下の紹介文には、エロは無いので、ココで載せても問題ないエッセイだと思います。
>収録作品
表紙絵:門地かおり
イラスト:CHI-RAN
『好きときどきキス』宮下キツネ
『アーケイディア~楽園の花~』水野透子
『温室の魔女』三国ハヂメ
『好!』CHI-RAN
『女の子合わせ』森島明子
『くちびるにの・せ・て』城之内寧々
『いちばんすきなひと』時津風おとは
『Sweet Little Devil』南崎いく
『BLUE』速瀬羽柴
※以下、ネタバレ感想です。
>『好きときどきキス』宮下キツネ
チア部? 応援部? の先輩後輩のお話。
後輩が『最近先輩が冷たいけど、嫌われちゃった?』と心配するけど。
実際は、『私なんかと付き合ってるとバレたら、後輩ちゃんに迷惑かかっちゃう』と心配してくれてたという話。
12ページと短い事も有って、エロ度は少なめです。
>『アーケイディア~楽園の花~』水野透子
後書きに『百合姫本誌にも二人のお話が~』とあるので、番外編というか前日譚的な話の模様。
Wikipediaには作品の記事も、この人の記事も2019/08/10夜時点では無いので、その辺りはよく分からないですね。
それで内容はというと、女学院の寄宿舎に、外部から入学してきた奨学生である、主人公。
他に誰もいない筈だったけど、実はそこには女の子の幽霊がいて、気付けば両想いになっていた、という話。
壁から出てきたりしているけど、何故か主人公は彼女に触れるし、胸がドキドキしている音も聞こえる。
実は生きてるんじゃという希望を残して最後に彼女は消えてしまうんですけど、最後のコマで同じ髪形をした少女(顔は見えない)が後ろから近づいてくるところで、話は終わっています。
良いですね、こういうの。二人のその後とか、機会が有れば読んでみたいです。
>『温室の魔女』三国ハヂメ
実はこのお話、同作者の短編集『放課後カノン』に収録されています。
内容は、ダイエット中の主人公が、それを阻止しようとしてくる友人から逃げるのに、校舎裏の温室に迷いこんだら。
そこには、殆ど一人で温室の植物の世話をしている、ミステリアスな少女がいて……という話です。
簡単に見抜かれちゃうし、気付けば目で追っちゃうしで、『あやしい!』と言いに行ったらキスされて、そのままエッチ。
温室内でエッチとか、個人的には好きなシチュですね。
>『好!』CHI-RAN
花より団子というか、ムードよりも回数な恋人に、もっとムードも考えてほしいと思う主人公。
嫌いになった訳でもエッチが嫌な訳でもないけど、ちょっとだけ不満。
そんなある日、ようやくムードも考えてくれたと思ったら、結局は性欲爆発だったという……。
……風呂に湯を張って、それを何か混ぜてアメーバ状にしちゃってるんですが、それ、排水管を流れてくれるのでしょうか……?
>『女の子合わせ』森島明子
キスまではしたけど、その次は? ……なお話。
『その次』を二人で模索する感じが、可愛かったです。
個人的には、『エロい』よりも『可愛い』という印象でしたね。
>『くちびるにの・せ・て』城之内寧々
コレ、主人公もヒロインも、やべーヤツだと思うのは僕だけでしょうか(爆)
一度も話した事が無いのに、愛し合ってると思ってるどころか、付き合ってると思ってる、ストーカー的な主人公。
哀れな被害者かと思いきや、殆ど同じ認識で、目線で『誘ってる』つもりだったヒロイン。
ヒロインに流されて……というかからかわれつつエッチになる展開なのですが、よく通じてたな貴女たち。
最後にはクラスメイトの前でキスして、それまで主人公を咎めていた友人たちを黙らせるというオチ。
ヒロインさん……『口は大事だ』って、そういう意味じゃないですから!w
主人公もヒロインも、幸せなようで何よりです。
>『いちばんすきなひと』時津風おとは
幼馴染に彼氏が出来た。そして、お弁当の試食をさせられている日々。
そんなある日、『困らせてるのは分かってるけど、抱いて欲しい』と頼まれる。
お互いに取って、初めてのエッチをしている途中、とうとう彼女の事が好きだと気づいてしまう。
もう二度と、こんな風に触れられないのに、と思う主人公。
悲しい結末……かと思いきや、彼女は彼氏を振ってしまう。
そして、『やっぱり自分に嘘はつけない』と、主人公に告白するという話。
ハッピーエンドで良かったです。 え、彼氏? いえ、知らない子ですね。
>『Sweet Little Devil』南崎いく
この話は、このアンソロジー・シリーズ内で繋がり有るのを覚えてるんで、名前もメモしときますね。
三年生の少女・里津子と、おバカな後輩・小夜の話です。
小五まで一緒だった幼馴染だけど、家の事情で数年間、離れていて。高校の学校見学で再会した二人ですが。
少なくとも小夜の方は、その間に7人彼氏がいたし、里津子の方はいてもおかしくない雰囲気。
正直、結構『生々しい』二人でした。
内容は、里津子が告られてたのを友人から知らされて、すねた小夜と、里津子がちょっとケンカみたいになって、それからそういう感じになってエッチ。
でまぁ、最後は小夜がおバカな事を言って、怒られるというオチでした。
>『BLUE』速瀬羽柴
寝てる優等生と、ちょい不良?な女の子とのお話。
過去に優等生に注意されてる主人公ですけど、その理由が自分への気遣いである事を分かっていて、気に入ってる感じですね。
それで、屋上で昼寝してる優等生を見かけた時、ついエッチな事をしちゃうという……しかも優等生は、それで起きません。
なので、ある意味……いや、普通に? 睡眠姦と言えるのかも知れません。女の子同士ですけど。
ちなみに主人公は、まさか起きてないとは思わず、後でそれを知った時にビックリしています。
>以上
『百合姫Wildrose』シリーズ1巻の感想でした。
次回は、同シリーズ2巻の予定です。