第0話 俺が壊れた日(エイジ)
エイジ
突然だけど俺には前世の記憶がある。
生粋の日本人だった記憶が、
前世の記憶が蘇ったのは七歳の頃
俺のいた村が戦争に巻き込まれた時だ。
中世っぽい時代のふつ〜の村のふつ〜の家のふつ〜の両親もとに生まれた
(ちなみに両親は10人中9人振り返るほどの美形エイジの美的感覚は少し変)
村は普通だか優しい両親気のいい人たちお隣さんに双子の幼馴染とその両親
の元、幼馴染とともにすくすくと育って言った
幼馴染は姉のアイナ、妹のミーナ
アイナ・ミーナ
「大きくなったらお嫁さんにしてね❤️」
エイジ
「いいよ〜〜」
無邪気に遊んでたそんなある日・・・
いきなり家が燃えた気がついたら他の家々が炎上してた、そしたら村の入り口から沢山の兵士っぽい人達が入ってきて村人達を斬り込んでいた。
訳が分からないまま気が付けば俺も斬られていて幼馴染達も斬られていた、
薄れゆく意識の中見えたのは
地獄絵図だった。
意識を取り戻し俺は気が付けば母親に抱きかかえられていた、
後で知った事だけどこの世界には魔法が存在していて母は俺に回復魔法を掛けながら絶命したようだ
唖然とする中声が聴こえた、
俺は声のする方に向かった。
双子の幼馴染だった
俺は慌てて2人を抱き抱えた
冷たくなって行く2人は俺に笑いながら言った。
アイナ・ミーナ
「・・・お・お・・き・く・・なっ・・
・ら・・・・けっ・こん・して・・ね・・」
俺は涙を流しながら
エイジ
「・・・う・・ん・・」
そして2人は微笑みながら息を引き取った
俺は泣いた大いに泣いたそして俺は
狂いながら泣いて
泣きながら前世の記憶を思い出しそして
狂人となった