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田舎町のギルドマスター  作者: 氷雪月下
第1章【ギルドマスター就任】
1/5

第1話「事件直前」

ほとんど自己満足作品です。

しかし、モチベーションと筆者のスキルは評価と感想に比例します!

温かい目で応援お願いします。

俺、ノルイ=ピットは今王宮の一室にいる。

なぜ、平民であり貴族嫌いの俺がそんな所にいるのか、それはミトラ王国の中央部に位置する「悠久の迷宮」を完全攻略したからだ。

戦士でアマゾネスでもあるイリス=スラスター。

僧侶で聖女でもあるミア=スプラ。

魔法使いであるリント=オルガヌム。

このオーソドックスな4人でパーティを組み、五ヶ月掛けて攻略した。五ヶ月といっても異例な速さである。「悠久の迷宮」が発見されて数百年経つが俺達が攻略するまでの最高到達階層が全91階層中69階層と言えばその早さが分かるだろうか。その69階層も百年前、英雄と呼ばれいた人が五年かけて攻略した記録だったそうだ。

ん?俺は何してたのかって?そりゃもちろん、荷物持ちさ!

俺は自分で言うのもあれだが、強い。でも、パーティメンバーが強すぎた。俺の出る幕が無かったんだ…

雑魚はイリスが槍で一掃し、リントが攻撃魔法でボスを瞬殺、傷ついた2人をミアが回復。もうそれは3人でいいんじゃないかと何回も思った。結果的に俺はアイテムボックスを使って荷物持ちと料理を作っていた。三人曰く、俺は最後の切り札らしいのだが…

まぁ、それはさておきその「悠久の迷宮」を攻略すると、莫大な報酬金と国王権限で一つ願いを叶えてもらえるとの事だ。数百年前の国王が一向に攻略されない事に苛立って決めたらしい。その事を攻略し終わってから聞かされた。最初に言っておくべき事だと思う。まぁこいつらとの出会いはまた話すとしよう。


しばらくの間、豪華な部屋の中を見回していると部屋のドアがノックされた。


「誰だ、空いてるぞ。」


ノルイはそう呼びかけ部屋に招き入れる。


「そろそろ謁見の間に向かう時間なんだけど、準備は出来てるかい?」


リントがミトラ王国の正装を着こなした姿で部屋に入ってくる。超がつくほどのイケメンであり高身長、歩けば女性が振り返る。おそらく、写真を撮って売り出せば即完売だろう。しないけど。


「おう、出来てるぞ。しかし面倒臭いよなぁ…王様と謁見なんて、堅苦しいのが一番嫌いなんだよ。」


部屋を後にし、謁見の間へと向かう。


「ノルイ君には型苦しいかもしれないね。僕は慣れてるから。」


笑いながらリントが話しかけてくる。

この事からするとリントは高貴な身分なのだろうか?よくわからん。


「お前達、遅いじゃないか。」

「そーです。なにしてたんですか?」


先に待っていたらしいイリスとミアが若干不機嫌そうにしている。

ミアは僧侶らしく修道服を、イリスは見慣れない服を着ている。アマゾネスの正装なのだろうか?


「わかったわ、ノルイ君可愛いメイドさんに見とれてたんでしょう。王宮には可愛いメイドが沢山いるから。」

「な、なに!ノルイ、ほ、本当か?メイドに見とれてたのか!?」


ミアがニヤニヤしながら言った言葉に反応したイリスが肩を掴んで揺さぶってくる。


「違う、違うって!落ち着け、な?ミアも冗談は程々にしろよ!」

「あら、違うの?自信あったのだけど」


ミアはクスクス笑いながら、こっちを見てくる。


「なんだ、冗談なのか…本当に冗談なんだろうな?」


対照的にイリスは睨んでくる。


「ははは、あの聖女様がこんな事してるなんて誰も思わないだろうね。聖女様はお淑やかでまるで女神のような笑顔を浮かべるだっけ?」

「なんだそれ?」

「巷で噂されてる聖女様のイメージさ。誰と結婚するかなんても噂されてるね。」


知らなかった、そんな風にミアは見られてるのか…


「やめてくれない?聖女様って、あんまり好きじゃないのよ。その呼ばれ方。」

「ごめんよ、ミア。でもいいじゃないか、それぐらい。」

「なにがいいのか全くわからないのだけれど」


ミアもイリスのようにリントを睨んでいる。

どうしてだろう、俺も睨まれた。

なぜだ、俺は全く悪くないのに。


「さて、謁見の間についたよ。みんな心の準備はいいかい?くれぐれも教えた通りに行動してくれよ。」

「わかってる。」


俺は短くそう答える。ミアとイリスも俺の言葉に同意するような頷く。


「じゃあ、行こうか。僕達の晴れ舞台だ。」


そう言いながら、リントが謁見の間の扉を開けた。

筆者自身、長い文を書くと話が飛んでいたり分からなくなっていたりします。

そういう場合は感想などに申し付けください。


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