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最強のマルチスタイル~とある学園の劣等生~  作者: オリオン
第1章、結成!傭兵部!
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魔物の襲撃

幼稚園の先生の代理をした次の日だ、何故か先生から直々に呼び出しがあった、傭兵部全員にだ

俺達は不思議に思いつつ、先生の元に集合した。


「皆さん、良く来てくれましたね、実は急ぎの用事であなた達を招集しました」

「はい」


先生の目は本気そのものだ、明らかにただ事じゃ無い、それは皆分かっているようだ。


「実は、緊急事態で、東、西に魔物の大群が現れました」

「え!?同時なんてあり得るんですか!?」


燐が大声で叫んだ、それだけ異常なことだ、普通魔物が国に群れで現れること自体レアケースだ。

少数の魔物が現れることはちらほらある、しかし、その数ならば一般の家庭でも排除できる。

しかし、群れで現れることは珍しい、理由は簡単だ、魔物は人間には勝てないと知っているからだ。

その為、基本的に群れでの行動は人間のいないところで行う。しかし、稀に集団で現れるが

同時に現れたなんて事例は聞いたことが無い。


「皆さんも知っての通り、魔物は基本的に集団で姿を現す事はありません、まぁ、前々回の依頼は

群れの認定ではありません、魔物は最低200匹で群れと認定されますから」


魔物は20、30程度では驚異にはならない、しかし、多い場合は1000以上の大群を引き連れてくる

流石にここまでの例はかなりの昔に一度あった程度だが、基本は200匹で軍が動く。

まぁ、200でも異常だがな。


「本題ですが今回の魔物の数は東に500匹、西に400匹です」

「そ、そんなにですか!?」

「ほぼ1000匹ですか」

「えぇ、それに今は兵士達は出払っています、この数を今の兵力で抑えるのは不可能でしょう」


確かにそうだ、今のこの国の兵力は最小限犯罪に対処できる程度の物だ、その手数でこの数の魔物を

殲滅するのはほぼ不可能だろう。


「そこで、あなた達、傭兵部の出番です、私達は少数の兵士さん達と西の魔物の殲滅に動きます」

「へ!?ほ、本当ですか!?」

「えぇ、あぁ、恵美さんは厳しいと判断したら来なくても大丈夫です」

「・・・」


恵美は深く考え出した。おそらくこいつはこの数の魔物を相手に自分が戦力になるはず無いと

考えているんだろう。しかし、出来ればこいつにも来てもらいたい。


「わ、私は・・・」

「恵美、もし良かったら俺の近くで戦ってるのを見ていてくらないか?」

「え?」

「先生、俺達のノルマってどれくらいですかね?」

「1人50匹も倒せれたら問題ないでしょう」


50か、その程度なら問題ないな、恵美の分も含めれば100だが、まぁ、大丈夫だろう。

集団に飛び込まず、確実に仕留めていけば問題ないだろうな。


「よし、50程度なら大丈夫だ、どうだ?」

「・・・わ、分かりました、一緒に行きます」


良かった、これで恵美も一緒か、さて、守ってやらないとな。


「はい、分かりました、では恵美さん、法助君から離れないでくださいね?」

「はい」

「ぶぅ~、法助と一緒に居て背中は預けたぜ、相棒!って言って欲しかったのに!」


どんな願望だよ、別に俺じゃ無くとも良いだろうに、まぁ、なんか咲っぽいが。


「燐と一緒にやってれば良いじゃないか」

「なんで私がそんな事をしないといけないの?」

「ひどい!私に背中を預けるのはいやだって事!?」

「いや、そう言う意味じゃ無くて・・・」


なんだろう、これから戦地に向かうってのに全く緊張感が無いんだが、これが咲の力か。

はは、これがムードメーカーって奴か?


「ふふ、皆さん、大丈夫そうですね、もっと緊張するかと思ったのですが、まぁ、あなた達らしい

気もしますね、それでは行きますよ?」

「はい!」


全員一致の返事、この一瞬一体感を感じた。そして、先生のミールに乗り、俺達は西の方面に向かった

それと、今日の授業は免除だ、まぁ、授業なんて状況じゃ無いからな。


「ここです」


目的地に着いた。そして、数十名の兵士さんが居た。


「紀美先生ですか?」

「はい」

「では、こちらの子達が傭兵部ですか」

「えぇ、まだ中学生ですが、かなりの戦力になると思います」

「そうですか・・・」


兵士の1人がかなり真剣な表情でこっちに向かって歩いてきた。まぁ、当然だよなこんな状況で

笑えるはずも無い。


「君達、良いかい?私達と共に戦ってくれるのはすごく感謝している。しかし、1つだけ約束してくれ

危ないと感じたらすぐに助けを呼ぶか逃げるんだ、命は大切にだ、君達は若いからね」


普通なら俺達はこんな場所に居ても良い立場じゃ無い、本来なら学校とかで先生達に守られてる立場だ。

そんな俺達をこの場に呼ぶことを許可した、それだけ切羽詰まってるんだろう。

それは、この兵士の目と話し声で十分理解できた。


「いいかな?」

「はい!」

「うん、それで良い、絶対に死なないでくれよ?」


今回のこの魔物討伐、最初の奇襲作戦と似た状況だ。負ければ沢山の死人が出るだろう。

勝つしかない!この覚悟は授業の模擬戦では絶対に出来ない覚悟だ、出来ることなら

一生したくない覚悟だが、兵士の人達はずっとこの覚悟で戦ってるんだろう。

一部例外はあるだろうがな。


「・・・見えてきたね」

「あぁ、とんでもない数だ」

「面倒そうね」

「大丈夫、法助先輩の近くにいれば大丈夫・・・」


俺達は武器を構えた、まぁ、意外なことに恵美の武器は変化していた、武器は木の棒から

短剣に変わっていた、この変化のスピードは予想外だ、これは将来有望だな。

まぁ、今は目の前の課題を処理しようか。


「先生は最悪の事態に備えていつでもあなた達に合流できる場所で戦っていますね。

もしも、命の危険な状況になったら呼んでください、すぐに合流しますので」

「分かりました」


先生は俺達の場所よりも魔物の数が多い場所で戦うそうだ。普通なら心配なんだが紀美先生なら大丈夫

という謎の安心感があった、まぁ、この国の最強クラスだ問題ないだろう。


「全軍!すすめぇ-!」

「うおーーーー!!!」


指揮官の人の号令で一気に魔物の群れに突撃した、周囲に他の兵士はおらず、俺達の場所は

魔物も少なく、まだ安全な場所だ。速攻で殲滅して合流しよう。


「おら!」

「くたばりなさい!」

「でりゃぁーー!!」

「てい!てい!」


俺達は4人全員で魔物の群れに突撃した、下手に別れると魔物に分断される、その為突撃が

この状況では1番安全だ。


「そら!吹き飛べ!」

「何その威力!?どうなってんの!?」

「授業で習ったでしょ?技みたいな物よ」

「え?なにそれ、聞いてない」


武器の使い手によっては技のような物を扱う人物もいる、俺は前々回の依頼で少しだけコツを掴んだ

剣の技にも多種多様の技がある。さっきの技はカマイタチの様な物だ。

攻撃力は低いが範囲は広い、その為弱い魔物相手ならかなりの殲滅力がある。

この技は人によっては必殺技というような大技も存在し、未だに原理は謎だ。

しかし、コツさえ掴めば使える技は多々ある、固有技は不可能だろうがな。


「しかし、まさか技を習得するとはね、本当にあなたは戦いの天才って感じね」

「そうか?」

「ええ、戦いだけの天才だけど」

「しれっとトゲのあることを言うな」

「かっこいいなぁ、私もいつかあんな風に強くなりたい」


恵美が小さな声で何かを言ったが、戦闘音が大きく、聞き取れなかった。

それからしばらくして、ここら辺の魔物を殲滅した。


「ふぅ、軽く50は居たね」

「たった50だろ?さぁ、急いで先生と合流するか」


俺達が先生と合流をしようとしたときだった、魔物の群れが来た方角からやけにでかい魔物が現れた。

まだ断定は出来ないが、おそらく魔物の中でも強い部類の魔物、この状況でやり合って勝てるか?


「やけに大きな魔物だね」

「きっと強いわよ、腕が鳴るわ」


咲と燐はやる気のようだ。止めた方が良いんだろうが、正直

あの魔物を倒すよりもこの2人を止める方が大変そうだ。


「よし!行くよ!」

「足を引っ張らないでね?」

「引っ張らないよ!」

「はぁ、仕方ない、サポートは任せろ」


俺は武器を銃火器に変化させた、連射が効く結構高性能の武器だ、援護には丁度良い。

さて、一気に潰しますか。

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