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 韓国では日本への対抗心から、韓流ドラマを大量生産。大半が日本でのヒット作を真似た粗製濫造だったが。その中から天才が生まれつつあった。

 そして誰に勝つとか負けるではない、自分のために自分たちの物語を作ろうとする風潮が生まれつつあった矢先。事件は突然に起こった。


 北朝鮮が韓国に侵攻。電撃的なスピードで朝鮮半島は統一されてしまう。そこに韓国の救援目的で北中国が朝鮮半島へ出兵。だが実際には救援など行われず、朝鮮半島全土は北中国に併合される。

 どうやら北朝鮮の侵攻自体、太平洋への海洋進出を狙う、北中国の武器供与によるものだったらしい。北朝鮮は操られていたのだ。

 これは流石に国際社会も許さなかった。南中国を中心として国連の非難が行われる。そして北中国は朝鮮半島から撤退。


 すると残ったのは戦火でボロボロになり、警察自治すら失った半島だけ。大統領は既に国外へ逃亡しており無政府状態になる。以来、内乱の火が絶えることはなく。難民があちこちに流れることとなった。

 今でも統一朝鮮は南北中国の両方から圧力を受け、翻弄されることになる。

 かつての天才と呼ばれた人物も戦乱の中で行方不明に。残された物語は、戦争で苦しむ民衆にとって民族自決の支えになり続けている。


 一方、オーストラリアは海底資源を巡って東南アジア各国と対立。南中国との軍事的協力で挟み撃ちを狙うものの。気がつけば内乱から逃げてきた中国人難民が、白人系の人口を追い越そうとしていた。

 そして、とうとう華僑系の大統領が誕生することで、対立は明確になる。今の大統領は親中国的な政策ばかりで国内をないがしろにするとして、白人系によって毎日のようなデモが起こり、混乱が続いている。


 こうしてアジアを中心とした環太平洋地域は小競り合いの絶えない地域となってしまった。

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