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 穀物価格の高騰化で特に大きな打撃を受けたのは中国だった。

 中国における食料生産は輸出目的が主で、国内にはほとんど流通していない。しかも種苗は大半がアメリカ産。

 北中国では内陸農村部を中心に数十万単位の餓死者が出た。だがシーレーンを南中国に押さえられ、他国の支援も受けられなかった。


 日本でもオイルショックならぬ、小麦ショックが起こる。

 反動で小麦から米へ。輸入牛肉から漁業へ、食事習慣の転換が起こる。昔ながらの伝統的な食事や生活習慣への見直し運動が起こった。

 政府も自給自足政策を推進。各地方にある道の駅で高品質な農作物を売る、農業長者も現れた。


 そして食糧支援と引き替えにアメリカは中東で、石油の採掘権を要求。中東は揺れに揺れた。

 イスラムは反米戦争を推進する原理派と、あくまで対話を行おうとする文化派とに分裂。同じ宗派内でも決別が起こった。

 原理派は極端な偶像崇拝の禁止を提唱。排外主義のため、通信を検閲。

 今の状況はすべて西欧的な知識のせいだとして反知性主義を掲げ。学問を禁止し、知的エリートを弾圧した。


 だがエリート弾圧は非人道的であるとして、アメリカは原理派の支配する地域へ、立て続けに爆撃を断行。

 爆撃の後も反知性主義を行った地域は人材がなくなり、未だに復興していない。

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