夕まずめの渓流
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:夕まずめの渓流
バードウォッチングで
山の奥深くまで来て居た。
一緒に来て居たのは俺のパートナーで、
もうすぐ結婚する幸子。
幸子「ふぅ〜、だいぶ撮れたねぇ♪」
「ああ♪」
幸子「どうする?もう帰る?」
「んー、そだな。これ以上粘るとマジで遅くなっちゃうからな」
とりあえず帰路へ就くことに。
ここは山奥ながら横には渓流があり、
風光明媚ながらちょっと険しい所。
その渓流では毎年事故が起きており、
そろそろ舗装工事を本格的にせねば…
と地域挙げてのプロジェクトも立っていた。
そしてその直後、
よくわからない恐怖が
俺たちを襲ったのだ。
ちょうどその渓流横を
通って居た時のことである。
「わー…わー…わー…」
と言う声が渓流の方から聞こえてきた。
初め動物か何かの鳴き声かと
思って居たのだが
よーく聞いてみると人の声に聞こえ始め、
その鳴き声の様なものが
言葉に聞こえ始め、
さらに耳をすまして聴いてみると…
「……ん?もしかして…」
幸子「…助けて、って言ってるわよね…?」
となったのだ。
俺たちは少し急ぎ足で
渓流の方へ向かい、
その鳴き声の様な声が
する方へどんどん歩いた。
「…助けて〜、助けて〜…」
近づくにつれ、
今度ははっきり聞こえ始める。
幸子「誰か溺れてるんじゃない??」
「あ、ああ!とにかく行こう!」
俺たちは走って行った。
(渓流のほとり)
そして渓流のほとりまで来た時、
少し向こうのほうに
バシャバシャやってる誰かが居た。
さっきからする声で気づいていたが、
やっぱり子供だ!
「お、溺れてるぞあれ!」
バシャバシャバシャ…!
子供「うっぷ!うわっぶ!た、助けてぇ…!」
「なんであんなところで…!」
俺は上着を脱ぎ、靴を脱いで、
とりあえず飛び込んで助ける準備。
そのとき幸子は何を思ったか、
急に胸に下げていた双眼鏡を手に取り
薄暗い中、あの子を見始めた。
「?!おいどうしたんだ?」
俺が聞くと幸子は…
幸子「…ちょっと待って」
「え?!」
幸子「助けに行くのちょっと待って!」
何を言い出すかと思ったら…
幸子「……」
じーっとおそらく
あの子供の方を覗いて居た幸子は
次の瞬間、
信じられないことを言い出した。
幸子「…だめ、やっぱりやめて」
「え?」
幸子「助けに行くのやめたほうがイイって」
「…?な、何言ってんだ」
幸子「あの子、笑ってるわ…」
「ほら見て」
と言わんばかりに
すぐ双眼鏡を俺に貸し、
「あなたも見てちゃんと確認してみて」
と催促してきた。
薄暗さで
よくわからないはずだったのだが、
その奇妙な笑顔の様なものが
はっきり見えたんだ。
そしてその瞬間、
怒涛の様に
現実の感覚が返ってくる。
…こんな場所でこの時間、
なんで子供が1人あんな所に居るんだ?
少し大きな渓流のど真ん中、
溜め池状態になっている
その水面の真ん中で、
確かに子供が1人バタバタやってる…
…他に友達は?
親なんかも周りに居ないのか?
確かに事故とは
こうした時に起こるのだろうが、
それにしても
これは不思議な感覚だったが…
その場の雰囲気・ムードからして
この状況が少し
おかしなものに思えてくる…
その直感の様なものが助ける形で
今のこの状況が
微妙に変に思え始めてきた俺たち。
実はこの幸子には少し霊感があり、
それを知って居た俺は
彼女の言うことに
なんとなく心が傾倒して居た。
そしてもう1度
双眼鏡で子供を見た時のこと…
それまでバシャバシャやってた
あの子供は急に手足を動かすのをやめ、
水面から半身体を浮かせて
こちらへ見せながら、静かになった。
俺は自分の双眼鏡を
鞄から取り出し子供の方を見、
それまで持って居た双眼鏡を幸子に返し、
幸子もその双眼鏡で子供を見た。
2人で見て居た中、
子供は何か文句を言い出した様に見え、
その言葉が…これも不思議な事だったが、
静寂な空気の中でこちらへ伝わったのだ。
『チッ、クソ…。来りゃよかったのに』
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=mmT7Q7niK0k
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
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