スレ番9に何が起こったか『美少女は荒御魂?』
「地球全体とかをダンジョン化するとなると、色々手間なんだけど、一定の場所だけなら簡単だし、リュっちゃんが考えてたダンジョンの仕組みは完全に再現可能」
そうなのか……地球全体をダンジョン化も出来なくないのか。いや、するつもりないけどさ。
「あと人間世界にステータスの概念を実装するのも余裕。地球全体への実装は現時点だと、力とか素早さとかの簡易ステータスのみになっちゃうかな、スキルや魔法は付与出来ない。でも日本国内だけなら、リュっちゃんの知識内にあった小説みたいな細かいスキルや魔法もバンバン作れるよ」
おいおい、現時点ってことは将来的には世界規模でも細かいステータス仕様実装出来るってことか。
ざまぁのメイン対象は氷河期世代を見捨てた奴らといいように使った奴らだから、めーちゃんが話してくれたように、対象が日本国内だけでも問題ない。
「氷河期世代以外に与える力をゼロもしくは少なくすると、リソースを氷河期世代に与える力の方により多く振り分けられるから都合いいし……」
「そうだ、めーちゃん。基本的には氷河期世代により多く力を与えたいんだけど、氷河期世代でもクズには出来るだけ力与えたくないんだ。あと逆に他世代でも、ちゃんとしてる人や虐げられてた人には力与えたいんだけど、そういう事って出来る?」
「特定の人だけに力を与えるor与えないってのは、出来なくはないけど、ちょっと面倒くさいんだよね。世代で与える力の強さを変えるのは、年代で区切るから楽なんだけど、力を与えるor与えない人を特定するのは個別で確認しなきゃいけないから、手間と時間が掛かるんだよね」
なるほど……例えるなら時代と言う器で、人と言う水を掬って力を与える感じだから、そこまで労力使わない。
対して特定の人の力の増減は例えるなら、人と言うヒヨコを手に取って、めーちゃんと言うオスメス判別師がイチイチ判別する対象を個別チェックしなきゃならないって事か、確かに面倒くさいな。
オスメス判別師って、凄い速さで凄い数のヒヨコ性別チェックしてるもんなぁ……
あんな感じの事をやれって言われたら、確かに面倒くさいな、うん。
「だから全体的に力を与えて、やらかした人から能力を奪うとか、他世代のちゃんとした人や虐げられてた人の努力が実りやすい仕様にする方が簡単かな。それとどの世代でも、今まで努力した内容に応じて能力に加算するようには出来るよ」
クズに力与えておいて、後から取り上げる方が『ざまぁ』っぽくていいかもしれない。
他世代の人に関しては、一応救済措置があるだけでも、俺たち氷河期世代よりは恵まれてるんだから、それで納得してもらおう。
「それ、できちゃうんだ」
「うん、モチのロンよ」
俺はめーちゃんの今までの説説明で、改めてめーちゃんの能力の高さを知った。
「もしそれで対処出来ない事があったら、その時は個別で対応すれば問題ないと思うよ……って、リュっちゃん、こんな事考えられるなんて凄いねぇ」
「いやいやいや、現代のラノベではダンジョンもステータスウィンドウも結構テンプレ設定だから。それに俺が1から考えた概念じゃないからね! そんな事言ったら、それを実行出来るめーちゃんの方が凄いって!」
「リュっちゃんが提案してくれなかったら、アタシ氷河期世代以外の人を断じることしか思いつかなかったよー」
めーちゃん、神さまなのに考え方が物騒過ぎるよ。なんか俺の『ざまぁ』の方が穏やかに思える……
もしかしてめーちゃん荒御魂な側面あるのかな?




