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氷河期無双のエトセトラ―逆襲の日本ダンジョン化計画―  作者: ご飯食べたい
日本迷宮化計画〜日本をダンジョンにしてしまえ!〜
25/48

スレ番9の『やはり美少女は何を着ても可愛い』

今日、2話目の更新です

 頭に感じる感触、きっと枕だ。柔らかいし、いい匂いがする。そんなの枕しかない。


 あれ? でも俺の使ってる枕ってそんな上質な枕だっけ?


 段々と意識が浮上する途上で、俺はつらつらと枕について考えていた。


 本格的に意識が戻り、まぶたを開けると最初に飛び込んで来たのはめーちゃんの顔、そして布のないレースのブラジャーに包まれた2つのメロンだった。


 そうだ、そうだ、そうだった! 俺、あまりの刺激の強さに耐えられなかったんだ。


 枕だと思ってたのは、めーちゃんの膝だし、側頭部はめーちゃんのデルタゾーンに密着している。


「うわああああああ!」


 俺は思わず飛び起き、廊下に逃れ、寝室のドアの後ろに隠れた。


「どうしたの? リュっちゃん、これあと12着あるんだよ。全部見てよ」


「ダメ、ダメだから! 刺激が強すぎるよ!  早く服着てよ!」


 さっき血を流しすぎたせいか、衝撃的すぎたのか、今の俺の息子は何とか平常運転を保っている。


「えー、だって、下着買えって言ったのリュっちゃんだよ?」


「確かに言ったけど、そんなに凄いの買えとは言ってないから!」


「だって色々探してたら『男性が喜ぶ』って書いてあったし、下着だし、予算内だったし、いいことづくめなのに、何がダメなの?」


 何がダメって、全部だって!


「それじゃ、本来の下着の役割果たせてないでしょ! 装着箇所の保持とか保護とかさ」


「その辺りは全部結界でやるから、下着の役割はリュっちゃんが喜んでくれることだけなんだけど……」


「刺激が強すぎるんだよ!」


「? 下着に強いも弱いもないと思うけどなぁ……」


 そりゃ装着してるほうは、そうかもしれないよ……見る側は違うんだって!


「下着って洋服の下に着るものだってのは分かる?」


「まぁ一応は……」


「で、届いた服を着て、これから一緒にお出かけする時も、その下着を付けるんだよね?」


「デートだなんて、えへへー。そっか、デートかぁ。ほとんど、こう言う感じの下着だから、もちろん履いてくよ!」


「スカート履いて出掛けることもあるだろうけど、もしその時、風でも吹いてスカートが捲れたりしたら、全部見えちゃうんだよ! めーちゃんみたいな可愛くてスタイルのいい娘の下着が見えるってだけで、他の男の目は釘付けになるんだよ! 普通の下着ですらそうなのに、そんな布面積が殆どないような下着なんかが他の男性の目に触れたら、釘付け以上の事が起こりかねないんだって!」


 そりゃ、めーちゃんは神さまだから力もあるし、身に危険が迫る可能性は考えなくてもいいだろう。

 でも女の子だし、もし万が一の事があったら、俺は後悔してもし切れないよ。


「えー、リュっちゃんが私のこと、可愛くてスタイルいいって言ってくれた。その上、アタシの下着姿、他の人に見せたくないなんて、ヤキモチまで……へへへぇ〜」


 チラリとドア越しにめーちゃんの様子を伺うと、微妙に話していることは分からなかったが、両手で頬を押さえながら、何やらクネクネと体を動かしている。


 両手で頬を押さえているせいで、両腕で胸を寄せる形になっていた。ただでさえ大きいメロンが更に強調される結果に……


 これ以上は視覚の暴力に耐えきれなくて、再びドアの後ろに身を潜めた。


「もー、リュっちゃんがそこまで言うなら、下着は布の多いのに変えるし、服も着るね」


 めーちゃんは何やら言うと、こちらにやってきて、ドアの後ろにいる俺を覗き込んできた。


 また視覚で下半身の欲望をぶん殴ってくるかと思いきや、めーちゃんは下着姿ではなく、ちゃんと洋服を着ていた。


「こっちも似合う? あ、下着はちゃんと布の多いやつだよー」


 だぼっとした黒パーカーに、切りっぱなしのデニムのショートパンツを合わせためーちゃんは、セクシーと言うよりはキュートで、大きめなパーカーが小柄なめーちゃんの華奢さを更に引き立ていた。


「う、うん! めーちゃん、とても似合うよ!」


 これなら外出着を買いに行く時も、余程のハイブランドの店でなければ、店員に邪険にされることもないと思う。


「ほめられちゃったー」


 にぱーと笑いながら、クルリとその場で一周。

 そう、そうなんだよ、めーちゃん……俺が想像してたのはこれ、これなんだよ!


「やっぱり、めーちゃんは何着ても似合うなぁ……」


 セクシーランジェリー事変があったせいで、予想以上にしみじみと呟いてしまったのは当然のことわりだ。


 そんな俺に一周回っためーちゃんが俺に近づいてくる。そして少し背伸びをして、俺の耳元に口を寄せた。


「まだ見せてない、下着はまた今度見せてあげるね、リュっちゃん」


 それだけ言うと、めーちゃんは「ゲームソフト取り込まなきゃなー」と言ってリビングへと戻って行った。

 その場に取り残された俺が、サンクチュアリに駆け込んだ事は言うまでもない。

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