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【第34話】結婚式準備は大変②

~主な登場人物~


小峰慎志(こみねしんじ)】(30)

本編の主人公。埼玉県所沢市在住。月原千春と婚約している。


月原千春(つきはらちはる)】(27)

本編のヒロイン。埼玉県川越市在住。小峰慎志と婚約している。


月原篤(つきはらあつし)】(56)

千春(ちはる)のお父さん。気難しく頑固な性格で言動も厳しい。


月原万葉(つきはらまよう)】(51)

千春(ちはる)のお母さん。清楚で淑やかで可憐。


安田源造(やすだげんぞう)】(42)

慎志が勤める株式会社マホロバ・ビルサービス設備部営繕課の先輩社員。


細渕信彦(ほそぶちのぶひこ)】(37)

慎志が勤める株式会社マホロバ・ビルサービス設備部巡回課の先輩社員。


原田直美(はらだなおみ)】(35)

ブライダルプロデュース会社”楽婚”のスタッフ。慎志と千春の結婚式担当プランナー。

挿絵(By みてみん)




「この度、おふたりの結婚式を担当させて頂くことになりました原田と申します。よろしくお願いします」


僕らの結婚式のプロデュースプランナーは長身の女性だった。

仕事の出来る女性って感じのオーラがあり、芸能人に例えると松○菜々子さんに容姿と雰囲気が似ている気がする。


ここからは楽婚担当の原田さんと僕たちの三人四脚で結婚式の準備をすることになる。

いわば同志、仲間というわけだ。


「初めてこちらにご相談にいらっしゃった時も説明があったと思いますが、楽婚は極力、手間を省きます。そういう所でコストカットしてるんです。式場の日程も金額を抑える為に日取りも限定されます。事前に案内した日時で大丈夫ですね?」


「はい!よろしくお願いします」


僕と千春、ふたりで頭を下げる。


楽婚スタッフとの打ち合わせは今日を含めて1ヶ月毎の計3回。

予定としては3か月後、およそ100日後に結婚式が控えている。

ネットで調べた結婚式の準備期間よりも短い。

式当日から逆算して段取りを進めるわけだが、忙しくなることは想像できた。


結婚式場と日時を確認する。

場所は東京ペイ舞浜ホテル。

チャペルは離れにあり、全面が白く開放的な天井と巨大な窓から海と空が覗くリゾートチックなロケーション。

披露宴会場はホテル内のモダンな装飾で雰囲気の良いジャスミンの間。

式の日は仏滅だが、料金はそれだけで安く抑えられた。

六曜的には良いと言える日柄ではないが、その日は僕らにとって特別な日となるので関係ない。

挙式と披露宴の時間が昼間ではなく、夕方から夜にかけて行われるのも金額を抑える事に繋がった。

土曜の夜なので次の日が日曜なのも大方のゲストの人達にとって負担が軽減できるかもしれない。

この日に式を挙げられるのは運が良いと太鼓判を押された。


まず最初にプランナーの原田さんから課されたのがゲストの人数を決めること。

なるべく早く人数を確定させ、紹介状を送る必要がある。


1回目の打ち合わせ終了後に千春と結婚式に呼ぶ人を話し合う。

親族や職場の人、学生時代の友人。

千春がゲストとして呼ぶ人数は、僕よりもはるかに多い。

僕は社会人になってから学生時代の友人とまったく交流が無かった。

当初は遊びに誘ってくれる希少な友人もいたのだが。

疲れているのを理由にしたり、同じ社会人として仕事を順調にこなしている友人と比べ、自分が惨めに感じてしまうことがあった為、断り続けてしまった。

こういう時だけ僕の方から誘うなんて、都合がいいのは百も承知だ。

分かってはいるが、それでもかつての同級生たちに連絡を入れてみた。

”結婚式にゲストとして来てくれませんか?”と。


覚悟はしていたが、返信が来なかったり、断ってきた人もいた。

予想していたことだ。仕方がない。

それでも長らく交流が無かったのに、祝いの言葉をくれたり、結婚式に参加したいと言ってくれた友人がいたのが嬉しかった。

忙しいだろうに僕の為に時間を取ってくれる人たち。

ありがとう!

本当にありがとう!

結婚式は結婚を祝うものだが、来てくれる人達に僕の人生に関わってくれた感謝を示す良い機会でもある。

だから当日は来てくれた人たちに感謝の気持ちを伝え、めいいっぱい楽しんでもらいたい。


おおよそゲストの数が決まった。

親族や職場の人、友人。

僕側が20名、千春側が40名となった。

総勢60名となる。


なるべく早く招待状を発送した方が良いという事で、各ゲストの住所を聞いた後、打ち合わせで選んだデザインのフォーマットで招待状を作成した。


招待状の発送当日。

千春と郵便ポストに投函する。

どうか…事前に連絡して返事をもらった通り”出席”に〇して返送してくれますように…。

みなさんお願いします。


「何してるのよ?」


千春に苦笑される。

僕は郵便ポストに深々と頭を下げていた。


そして僕らの慌ただしい結婚式準備が始まるのだった。


ーーーーーーーーーー


楽婚プランナーの原田さんと2回目の打ち合わせ。

挙式と披露宴の進行について話し合う。

大まかな内容とタイムスケジュールを決めていく。

悩まされたのがオプション各種についてである。

ドレスやタキシード代、装飾関連…設備利用各種、料理など…。

そして余興のサービス等が掲載された分厚いパンフレットを渡される。


風船の開放がゲスト分で○○万円。

キャンドルサービスがテーブル分で○○万円。

フラワーシャワーが○○万円など。


それぞれにグレードがあり、華やかさを求めたら費用は青天井だ。

楽婚の制度上、準備期間や打ち合わせの回数も限られる為、なるべく即決が求められる。

あれもいいですよ、これもいいですよ、とプランナーの原田さんに勧められる。

パンフレットを眺めているだけで金銭感覚が狂いそうだ。

僕と千春が考え込むと原田さんが囁く。


「結婚式は生涯に一度きりですから妥協せずに。一生の思い出、記念になりますよ」


なかなかの威力を伴った魔法の言葉である。

話も上手い。


しかし身の丈にあった結婚式を意識した。

自分たちが拘りたい点とそうでない点をハッキリさせる。

でないと本当に金額が凄いことになる。

結婚式の費用が浮けば、それだけ結婚した後にかかる引っ越し代やふたりで使う家具などを購入する費用に回せるのだ。

決められるところは決めて、保留にするものは保留にした。

結局、二回目の打ち合わせは午前の店舗の開店時間から始まり、終わったのは夕方だった。

僕らもプランナーも昼食抜きで話し合った。

ただただ担当の原田さんには感謝するばかりである。


ーーーーーーーーーー


「慎ちゃん、千春、いらっしゃい。結婚式の準備はどう?」


週末、月原家に遊びに来た時に万葉さんに聞かれる。

僕は万葉さんから慎ちゃんと呼ばれ、篤さんからは慎と呼ばれていた。

居間でお茶しながら僕と千春は進捗を話した。

決めなくちゃならないこと、自分たちで用意するものなど、じわじわと時間に追われているこの頃。

結婚式準備の終盤はもっと忙しくなる。


「お母さんは結婚式どこでやったの?」

千春が万葉さんに聞いた。

僕も気になる。


「親族だけで執り行ったんだけど、オーストラリアのケアンズよ」

「オーストラリア!?お母さんとお父さん、海外で結婚式やったんだ~意外!」

「素敵じゃないですか」

「新婚旅行も兼ねてね。一週間ほど現地に滞在したわ」


僕と千春は笑顔で語る万葉さんの話に夢中になった。


「教会で式を挙げてね。楽しかったわ。外に出るとね、地元の人たちが何人もいて私たちを祝ってくれたの。そこは海外の雰囲気?勢いなのかしら?温暖な南国の風土なのか分からないけど、陽気な人たちだったわね」


「帰国するまでの間、観光を楽しんだわ。キュランダ鉄道に乗って大自然を満喫したり…」


キュランダ鉄道なら知ってる。

”世界の車窓から”という番組で見たことがある。


「グレートバリアリーフをスキューバダイビングしたのは良い思い出ね。例えるなら海の中の草原よ。とても綺麗で一生忘れられないわ」


「おお~最高ですね!」

「わぁ~いいなぁ~!ねぇ慎志!ハネムーンは海外旅行にしようよ!」



トイレで席を離れ、居間に戻る途中。


「慎、ちょっと来なさい」


廊下の奥から千春の父、篤さんに手招きされる。

なんだろう。


「結婚式の準備はどうだ?」

「はい、順調だと思います」

「お金の問題はないか?どうせ慎はろくに持っていないのだろう?」

「はぁ…まぁ…」


篤さんは懐から封筒を取り出し、僕に手渡した。


「とりあえず100万渡しておく」

「え!?」


僕は封筒の中を確認する。

一万円札の束!

生で100万円を見るのは人生で初めてかもしれない。


「結婚式の足しにしなさい」


こんなに!?


「いや~受け取れないです!」

「なんだと?わたしの金が受け取れないというのか!」

「こんな大金、受け取れませんって!」

「わたしに恥をかかせるな」

「お金は僕と千春さんでやりますから!」


廊下で篤さんとふたり、100万円の入った封筒の擦り合いが展開される。

第三者が見たら異様な光景だろう。

確かにお金は欲しい。

でも自分たちの結婚式のお金の面倒を親に工面してもらいたいとは思わない。


「なに騒いでるの?」

千春と万葉さんがやってくる。


「いいから仕舞っておけ!」

無理やり僕の服ポケットにねじ込まれる100万円。


「ちょ、ちょっと!?」


「ごっほん!」

篤さんが区切るように咳払いをひとつ。


「みんな揃ったな。千春、式は和装ではないと言っていたな?」

「うんそうだよ。私がドレスで慎志がタキシード」

「それなら今から和装を着て前撮りしようじゃないか」

「あら~、それはいいわね」


万葉さんがそれは良い案だと賛成した。


「万葉、服は用意できるか?」

「はい」

「やった~!慎志!前撮りだよっ!」

「あ、ありがとうございます!」




その後、僕は千春に篤さんから100万円を受け取った事を話した。


「お父さん、羽振りが良いね。多分、慎志の顔を立てようとしたんだと思う」

「結婚式の費用の足しにしろって言われたけど…このお金どうしよう?」

「受け取っておけば?」

「もらいすぎでしょ!」

「分かった。慎志がそういうならこのお金はお父さんとお母さんからの結婚式のお祝儀の前払いってことにしよう!後でお父さんとお母さんに話しておくから」


篤さんはお祝儀を別に用意していたようだが、僕らはこれ以上のお金は気持ちだけ受け取り、丁重に断った。

月原家って凄いな。

僕の育ってきた環境との違いに相変わらず驚くしかなかった。


ーーーーーーーーーー


千春とジュエリーショップ”4℉”へ結婚指輪を買いに来た。

プロポーズの時はお揃いの腕時計をプレゼントしたので、まだ用意してなかったのだ。


「まさか薬指に指輪を通す日が来るとは」


男だけど感動してしまった。

千春と一緒にお互い薬指にはめた指輪の煌めきに顔をほころばせる。

ふたり合わせて20万円。

楽天カードで一括払いした。


以前、千春はこう言った。


”指輪なんて一つでいいわ。この一つを大事にするから”


こういう女性もいるのだ。

僕らは婚約指輪は買わないことにした。

薬指にはめた指輪は、結婚指輪であると同時に婚約指輪となった。

浮いた分のお金はハネムーンに充てることになった。


「結婚式、成功させるわよ!」

「うん!」


ーーーーーーーーーーー


結婚式の準備で千春と喧嘩もした。

休日に千春と会って、結婚式のオプションサービスや装飾、進行で未決定の事項について話し合う。

次のプランナーとの最後の打ち合わせまでに決めなければならない事は山ほどあった。

僕の案はだいたい却下された。


「慎志は安く挙げようとする魂胆見え見えよ?節約意識し過ぎてギスギスするより、やりたい結婚式にしようよ!」


それは勿論である。

一生に一度の結婚式だ。

僕もあーだこーだ言って千春の楽しみを邪魔する気は毛頭ない。

でも…身の丈にあった結婚式を。


「分かったよ。千春の好きなようにやっていいよ」

「何それ?ちゃんと慎志も考えてよ!2人の結婚式でしょ?」

「でも僕の提案は却下されるし。勿論、結婚式は僕も楽しみだよ。でも当初の予定よりだいぶ金額が上がって、これじゃ見境なくなっちゃうんじゃないかと。だったら結婚式後の費用に回した方が良いんじゃない?」

「でもこれはやりたいし、これもやりたいの。一生に一度だよ!」

「うん、分かった。じゃあ千春の好きなように」

「ちょっと!慎志も一緒に考えてよ!」


そういうループが何度もあった。

結果的に千春の案が選ばれるわけだが、僕と一緒に考える過程が大切であり、ふたりが導き出して結論付いたというのが重要らしい。


お互いの希望はあれど、求め過ぎるときりがない。

でも後悔はしないように。

拘るところのメリハリをつける。

結婚式に掛かる費用は膨らんでいった。

当初提示された見積もり金額はまったく参考にならない。


結婚式は持ち込みも可能なので、楽婚から勧められたテーブル表や装飾物ではなく、自分たちで用意できるものはアマゾンなどで買って用意した。


僕もお金を捻出する為、そして今後千春と一緒に暮らすことを考え、家にある物を整理して、不要なものは売りに出すことにした。

マンガやゲーム、ゲームセンターで取ったフィギュアなど。

断腸の思いで売りに出すものもあった。

でもそういう物に限って安く買い取られた。

それでもトータルで数万円くらいの臨時収入を得ることが出来た。


ーーーーーーーーーー


結婚式で着るドレス・タキシードの試着をしに、ブライダルの提携着物店へ。

終始ウキウキ気分の千春。

豪華絢爛に並ぶドレスの中から、どれにしようか悩んでいる姿は微笑ましかった。

やっぱ女性ってドレスに憧れがあるのかな。

きっと子供の頃からシンデレラなどの童話のお姫様に影響を受けているんだろう。

ドレスを何着か試着する千春。

どれもよく似合っていたし、やっぱりドレスを着た花嫁姿には胸を打たれるものがあった。

しかし僕の方は…。

何着かタキシードを着てみるがどれもパッとしない。

僕が服を着ているんじゃなくて、服が僕に着させてやっている感じ。

まるで就活を始めたばかりでスーツ姿がぎこちない学生のようだ。


「似合わないのは慎志が短足だからじゃない?」


千春がそう言ってからかう。

身長が伸びるシークレットブーツも履く。

6cmも伸びるんだとか。


「これでちょっとかっこよくなった?」

「うん多少マシになったわ」


ふたりで鏡の前に並んで笑い合う。

喧嘩もするけど、やはり結婚式の準備は楽しい。

人生が動いている。

そういう実感があった。


ーーーーーーーーーーー


息子、娘の結婚により関係をもつ両家。

両家顔合わせの食事会を催した。

親睦を深める為の交流である。


僕の両親には上田から川越まで来てもらった。

場所はイルミタージュというイタリア料理店。

服装の指定はしなかったが、うちと月原家で身なりに差があった。

それぞれの違いも個性だ。うん。

僕と千春はそこまでではなかったが、両家の親は緊張している様子だった。

しかし料理が運ばれ時間が経過するとともに会話も弾み、互いに打ち解けあってくる。

食事の最後に持参した僕と千春の婚姻届けの証人欄に、両家の父親からサインを貰った。

入籍は結婚式の後に市役所に提出予定だ。

両家に僕と千春からプレゼントで写真立てを贈った。

結婚式での写真を入れて飾ってほしいな。


ーーーーーーー


あと一ヶ月。

迫る結婚式。そわそわする。

プランナーとの最後の打ち合わせまでにまだやることがあった。

座席表・席札・生い立ちムービーの作成。

それらも安く済ませる為に自分たちで用意することにしたわけだが。

業者に任せた方がお金はかかるけど、手間も省略出来て精神的な負担が少なく済んだかも…。

連日、仕事が終わった後に日付を跨ぐまで作業した。



仕事中、会社で最近ぼけーっとしてしまう。


「なんだ?寝不足か?」

「はい」

「毎晩夜遅くまでヤッてんのか」

「いやいやいや、違いますって!」


職場で安田さんから冷やかされる。

ちなみに安田さんは結婚式に来てくれる。


「とにかくもっとシャッキっとしろよな?それとも何だ?マリッジブルーってやつか?」


マリッジブルー?

結婚に対する不安や落ち込みで憂鬱な気持ちになってしまうことだ。

僕はないけど。

千春はマリッジブルーになっていないだろうか。


「やぁ小峰君。結婚式、いよいよ来月だね!楽しみにしてるよ」


細渕さんがやってきてそう言ってくれた。

細渕さんも結婚式に来てくれる。


「ありがとうございます」


ーーーーーーーーーー


楽婚プランナーの原田さんと3回目の打ち合わせ。

まだ決めていなかった余興や演出を決めて進行について話し合う。

当日の流れとタイムスケジュールの確認。

この日も前回同様に午前中から外が暗くなるまで続いた。

そして最後の打ち合わせを終える。

もう楽婚の店舗に来ることはない。


「原田さん、本当にありがとうございました。当日もよろしくおねがいします」

僕と千春は深々と頭を下げた。


「はい。任せてください」


この頃になると原田さんは当初の接客とは違い、だいぶフレンドリーな態度になっていた。

頼れる姉御って感じで、僕も千春も完全に信頼を寄せていた。

この人がプランナーで本当に良かった。



総勢60名の結婚式となる。

新郎側が20名、新婦側が40名。

挙式はキリスト式でも和式でもない人前式スタイル。

披露宴での食事のグレードは紆余曲折を経てスタンダードになった。

ゲストで来てくれる人たち…お腹いっぱいになるかなぁ。

飲み物はお酒を含めて飲み放題だから是非いっぱい飲んで楽しんで欲しい。



そして…

いよいよ結婚式の日だ。

ここまでくると結婚式が無事に終わってくれる事を祈るばかりである。

結婚式の数時間の為に、その何倍もの時間準備してきた。

僕と千春に関わってくれた全ての人に感謝の念を抱く。

ここまで辿り着けたことに。

人生、今まで色々あった。

ここまでの道のりは長かった。

そして今後も色々あるのだろう。

これから歩む道のりも長いのだろう。


とにかく!


「神様!どうか素敵な結婚式になりますように!!」

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