2話 これは…ヒロインか!?
処女作2話目でございます!よかったら読んでいってください!
「うーん、今日は何にしようかな?」
僕は今、スーパーに来ている。スーパーエリート様の僕はなんと高校生にして一人暮らしをしているのだ!!
え?なんでかって?
……それは、まあ、高校生にも色々とあるのよ。
この話は一旦置いといて!!夜ご飯よ!!夜ご飯!!
昨日はカレーだったから、うーん…あっ
「きゃっ!」
「うわ!ご、ごめんなさい!」
後ろに下がったら誰かにぶつかっちゃったぁぁぁ!!
どうしよう!怖い人だったら何されるか…って、え?
「な、夏華芽さん!?」
「天ヶ瀬くん!?」
僕がぶつかった相手は、学校で三大美少女と呼ばれている、同じクラスの女の子、夏華芽美奈海だった。夏華芽さんは、成績優秀スポーツ万能おまけにスタイルもいいというアニメの中にしかいないようなザ・主人公的な人だ。
「夏華芽さんはどうしてここに?」
「親におつかいを頼まれて来たの」
どうやら親に頼まれた野菜を買いに来たらしい。その証拠に、持っているカゴにはキャベツやら玉ねぎやらが入っている。あの野菜を使う料理と言ったらハンバーグだよなぁ…多分
よし、今日はハンバーグにしよう!うん、そうしよう!ハンバーグを思い浮かべたら食べたくなって来た!我ながらすごい単純だとは思う。だが!もう口はハンバーグの形になっているのだ!これでは他のものを食べれるわけがない!
「天ヶ瀬くんこそどうしてここに?
失礼だけど、天ヶ瀬くん料理してるイメージなくて」
っと、僕がくだらないことを考えていると、夏華芽さんがそう聞いて来た。あと、ほんとに失礼だな…
「今日の料理の買い出しに。それと、僕だって普段はちゃんと自炊してるから!」
「自炊…?も、もしかして一人暮らししてるの!?」
「あー、うん。そうだけど…」
あー。僕が一人暮らしってこと知ってるの翔だけだったわ。
いつも翔としか話さないから意識してなかった!
ん?友達少ないじゃんって?やかましい!
「す、すごいじゃん!いいなー!え、じゃあ洗濯物とか、洗い物とかも一人でやってるの!?」
「そうだけど」
流石に一人暮らしだったら洗い物とかぐらいはするぞ。洗濯物しなかったら服臭くなるし!こう見えて僕は繊細だからね!
「いいなぁー、私も早く一人暮らししたいなぁー」
「一人暮らししてもいいこと少ないけどね」
ほんとに。マジで。これだけは言える。
お母さんにご飯を作ってもらってた時に戻りたくなるよ!
まあ、お母さんにご飯作ってもらったこと両手で数えられるくらいしかないんだけどね。
「でも、自分だけの家だよ!ワクワクするじゃん!」
どうやら夏華芽さんは本当に一人暮らししたいようだ。もう全身から一人暮らししたいオーラが溢れてる!
「まあ、そこは同感かな」
「でしょでしょ!…って、やばい!早く買い物済ませて帰んないと!お母さんにすぐ帰って来なって言われてるんだ!
じゃあ、バイバイ天ヶ瀬くん!」
「あ、うん、ばいばい」
最後の挨拶でインキャが出てしまった!まあ、いいか!
とりあえず材料買って帰ろう!
もうハンバーグが食べたすぎてやばい!
なんと!飽き性の主が!2話目を投稿することができました!ありがとうございます!
さらに!この☆☆☆☆☆を!★★★★★にしていただくことで!主のやる気が上がりますので!
どうかよろしくお願いします!
ご意見ご感想等受け付けております!