田んぼの中の十字に立って天の川の精を捕まえよう

バレンタインにたて続け3人も告白された有田天登（ありたたかと）は、誰のチョコも受け取れない原因となっている女の子を探し出す決意をする。あれは7年前、小4の夏休み。みいちゃんと名乗ったその子はきっと天の川の精、二度と会えやしないんだと自分を納得させたい一心で、春休みを祖母宅で過ごすことにする。
*拙作童話、「昔、田んぼと天の川は繋がってたというお話」の後日談になります。「タカくんとみいちゃん」というシリーズ名でまとめました。踏んでみてください。
＊＊作中に出てくる地名、方言はモデルはありますが、フィクションです。特定の地域を揶揄する意図は全くありません。
設定地域やランドマークにお心当たりのある方、笑ってお許しくださいませ。作者にとっても思い出の土地なので書かせていただいてます。
＊＊＊汐の音さまに描いていただきましたタカくんとみいちゃんの出会いの挿絵を、後半第7話目に掲載いたしました。大人気のブルーバージョンです！