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五
お腹をつつく食欲が
秋を伝えてくる
気に入った料理の記憶
呼び覚まさせ
満たそうとするから
あまく残った棺桶に
ひとのかたちノ カタマリを入れれば
すっきりとした透明な
迷いは望み始める
まどろんだ宙に
舌を突きだし
不敵に笑んで
みる
似合いそうもない不釣り合いさに
涙
でそうな雰囲気
わかりあえないクロスワード
冷めたらなくなってる
氷の園
醒めかけに凍りかけのコーヒーを渡せば
むかし
それを
すすった想い出が
忘れられた
弾まない底から
月を散らし星を掻き分けやって来る 手を伸ばす
捕まえようとして
逃げねば……




