誕生日
ケルベロスが踏みつけた人数、正解はCMの後!
セントバイン第九代目王子アレルの、サプライズ誕生日パーティに、ゲスト参加した一行。
アルフレッドがアレルに、今までのいきさつを話して聞かせる。
「私達はペンションという、山奥にいたのですが……で……の……だったのですが、……し、……分かり……千人の……ドラゴンと……そこで、……しかし……だと……要塞には、ケルベロスがいて……イカ……で、カエルの魔族を食べて、ここまでに至ります」
「おお! なんと、素晴らしい! 褒美にこの城で、寝泊まりするといい!」
「え! いいんですか!?」
「よい!」
皆は城で王子と遊び、寝泊まりした。次の日、「もう行くのか?」と言う、王子を後にして、セントバインを去った。
半日、駆けると大きなクレーターにぶつかった!
「何があったんだ!?」
「パパ、ママが言った消した町ではないか?」
「アプリか!?」
そのクレーターが、魔王の父の強さを物語っていた!
「嘘だろ……とても勝てない……」
皆、戦意を喪失した。そんな中ディアナは……。
「こんくらい平気だろ。むしろパパもママも、力が衰えている」
「やるしかないだろ! いつか来たる驚異だ!」
アルフレッドが、武者震いしながら、一同をこぶする!
「どうせいつか死ぬしな!」
キディが応えた。
「お前は極端すぎなんだよ(笑)!」
皆が死を覚悟し、よりやる気がでた!
「くっくっく、お前らビビってるな!?」
空中から【小悪魔、きるる】が、喋ってきた!
「お前も魔族か! 覚悟!」
「ひぃ~、やめてくれよ~悪いことしてないじゃないか~」
「なんだこいつ」
「皆気をつけろ! すごい魔力を感じる!」
ディアナは剣をかまえた! 続いて皆、来る未知の敵にかまえる! ケルベロスが唸り声をあげる! 出てきたのは、【サタン】悪魔でも悪魔! 人間と区別がつかない。
「ディアナ様、人間にくみするとは……ここで会ったのは、何かの縁、私がディアナ様を、倒して差し上げましょう」
「皆死ね死ね~」
「きるる! おとなしくしてなさい」
「来るぞ!」
ゴルチェがアントを召喚し、攻撃を仕掛ける! アントは強靱な顎で噛み付いた!
「やった! アントの顎にかかればサタンだって!」
しかし! ゴルチェの願い虚しく、アントは顎を引き裂かれ、死んだ。
次にサヘルが、稲妻を落とす! これも大して効かない!
キディが斬りかかるが軽く避けられる。
そこにチェルシーが、助けに入るが、なんと二人の剣を避ける!
更にアルフレッドが入って、漸くかすり傷を少しずつてけれた。
しかし!それがサタンの怒りを買い、全方位衝撃魔法を放たれ、全員吹っ飛んだ! 両手を上にかかげ得意そうな笑みを見せるサタン、その刹那! ディアナが剣をサタンの、胸に突き刺し……
「これで終わりじゃ!」
ディアナは自爆魔法を発動させた! しかし、すぐには爆発しない、その隙にケルベロスにこう言う。
「ろく、なな、はち! 命令じゃ! ここから皆を連れて離れろ!」
「ご主人様~(泣)!」
「早くせんか!!」
「んぐ、わかりました(泣)!」
「待て! ディアナァー!」
「ぐふっ、ディアナ様本気ですか?私を倒すために、いや、人間を守るために、自ら命を投げ出すなんて……」
世界中の空気が、収縮したような、感じのあとに、大爆発が起きた!
読んでくれてありがとうございます!ケルベロスが踏みつけた人数は0一応気をつけています(笑)。