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この小説を読んでくださっている方は楽しまれているでしょうか?

楽しんでくれているなら本当にうれしいです。

あの大樹見学から数日がたった。

あれ以来鞘歌とは大樹に行くたびに顔を合わせている。


「ご飯……うまうま……」

「うーまーいーやー」

「ふふふ♪」


それはさておき。

今、三人はにぎやかに食事をしている。


「にしても最近は平和だなぁ~」

「リアビがあんなに来たのは珍しいことなんですよ」

「……平和……いい……」


のほほんとしながら三人は食事を続ける。

そんなときふと正宗は衝撃的なことを思い出す。


「あっ!」

「どうしました?」

「……なに?」

「お、おれって……働いてない!」


正宗はニートである。

職はない。

そのはずである。


「正宗さん。一応リアビ撃退の時にもらったお金がありますので問題ないですよ」

「……私も……リアビ来ないと仕事ない……」


嘆き悲しむ政宗に女性陣からのフォローが入る。


「撃退……だが、このところは襲撃もないしいずれは尽きる……」

「いや、そんな簡単に切れませんよ。防衛ってどれだけ厳しいかわかってます?」

「……結構……むずかしい……」


再び嘆いている正宗に女性陣からフォローが入る。


「カッー! なんか、カッー!」

「駄目だ混乱し始めたようです……」

「……やばい」


正宗は自分の状況に耐えきれずに騒ぎだす。

仕事をしているのにしていない感じがするのが許せなくて叫び始めたのである。

女性陣は心配そうに正宗を見つめる。


「くっそ、行くぜ! おれは職探しになぁ!」


その叫びとともに正宗は玄関へ駆けだす。

女性陣はそれに驚き追おうとする。

がっ


「「あぅ!」」


同時に追いかけようとしたためぶつかり倒れる。


「いたた……追いかけないと」

「……もう遅い。玄関に……いない」

「何てことでしょう……」


正宗は外へと飛び出した。

職探しへ

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