新作予告!『乙女ゲーム世界の主人公にTS転生したはずなのにこの世界は何かおかしい』
一年四ヶ月の沈黙を破ってあの作家と作品が帰ってくる……。
新作予告編!
今日私は藤花学園高等科へと入学する……。
「新入生代表、西園寺華翔」
「はいっ!」
「……え?」
いや、確か新入生代表は攻略対象である織田長信じゃなかったか?
「って、あああぁぁぁ~~~っ!!!」
「そこ!静かにしなさい!」
「あっ!すみませ……」
急に大声を上げて立ち上がった俺に視線が集中したので慌てて謝って座った。でも俺はそれどころじゃない。思い出した……。俺は前世男だったはずなのに……、今は高等科に入学する女子高生になっている。しかも『恋に咲く花2』という乙女ゲームの主人公、北畠綺羅として……。
俺は確かに前世サラリーマンだった記憶がある。それなのに十五年間北畠綺羅として生きてきた記憶もある。しかも北畠綺羅は乙女ゲームの主人公だ。
かつて『恋に咲く花』という一世を風靡した乙女ゲームがあった。それは現代社会でありながら平安貴族をモチーフとしたその当時では画期的で珍しい設定のゲームだったためだ。『恋に咲く花』の大ヒットから続編が望まれていたが長い間続編が出ることはなかった。しかしあまりに根強いファンからの後押しによってついに続編が出ることになった。それが『恋に咲く花2』だ。
ちなみに……、長い年月をかけてようやく出た待望の二作目は盛大にコケた。売れ行きは悪くプレイした者達の評価も軒並み低く名作の皮を被った駄作だの名前詐欺だのと散々な言われようだった。その理由の一つがモチーフではないかと俺は思う。
『恋に咲く花2』では主人公も攻略対象達も戦国大名や戦国武将がモチーフとなっている。1では当時物珍しかった平安貴族がモチーフになったことで話題となったが、2が出た頃には戦国武将や大名がモチーフのゲームなんて掃いて捨てるほど出ていた。そんな中で期待だけが一人歩きしていた作品の後継作として平凡なゲームを作ったら評価が下がるのは当然の結果だろう。
そんな世界の主人公として入学式に出ている。これは……、俺が乙女ゲームの主人公となって話を進めないといけないのか?
でも少しだけおかしいことに気付いた。新入生代表の挨拶をするのは攻略対象の中でも『俺様系』でブイブイ言わせている織田長信というキャラだったはずだ。それなのに今新入生代表として挨拶をしているのは綺麗な女の子だ。これは何かおかしい……。一体どういうことだ?
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この世界は何かおかしい……。乙女ゲーム『恋に咲く花2』の世界のはずなのに……。
「うふふっ!華翔お姉様ったら」
「もう朝霞、このような場所ではしたないですよ」
おかしい……。前を歩いている二人のうちの一人は昨日の入学式で新入生代表として挨拶をしていた女の子だ。その女の子にそっくりな子が腕に抱きついてイチャイチャしながら歩いている。それは良い。もしかしたら仲が良い姉妹か双子か何かで楽しく歩いているだけかもしれない。でもそれだけじゃない。それだけじゃないんだ……。
「あははっ!」
「うふふっ!」
「はははっ!」
同じような光景があっちこっちで見られる。しかもこれは……。
「どうした?何か困りごとか?」
「え?」
俺が目の前の光景に困惑しているとリンとした女の子に声をかけられた。長いストレートの髪をポニーテールにしているその女の子はとても堂々としていて男らしい。こんな子だったら女子からの人気が高そうだ。きっとスポーツとかで大活躍してキャーキャー言われるタイプなんじゃないだろうか?
「何か困っていたんじゃないのか?」
「え?あっ……、あぁ……、あの人達の様子が……」
「ん?あぁ……。華翔ねぇと朝霞ねぇか」
さらにズズイッ!と女の子が迫ってきたから俺はしどろもどろになりながら前を歩いていた二人の方をそれとなく顎で示して誤魔化した。
「私達がどうかしましたか?楓」
「なぁに、楓?私と華翔お姉様の関係に焼き餅?」
「うわぁ……」
顔がそっくりの美少女二人が俺とポニーテールの女の子の前にやってきた。二人とも本当に美少女すぎて目の前にいるだけでドキドキしてしまう。それなのに二人はまるで恋人同士のように抱き合ってイチャイチャしている。それが余計に目の毒だ。俺が前世の体のままだったらきっと息子はエレクチオンしているに違いない。
「華翔ねぇと朝霞ねぇは双子のようにそっくりだけど異母姉妹だから結婚も出産も出来るんだよ」
「へぇ……。これだけそっくりなのに……、って、えっ!?」
これだけそっくりなのに双子じゃないと聞いて驚きそうになったけどそうじゃない。そこじゃない。異母姉妹なのに結婚出産が出来るってどういうこと?え?俺の聞き違いか?
「異母兄弟姉妹だったら結婚も出産も出来るからな」
「いやいや……。お二人とも女性ですよね?女性同士なのに結婚出産って……」
「当然女性同士で結婚も出産も出来るだろう?」
「…………え?」
「この世には三種類のカップルがいる。男女のカップル、男性同士のカップル、そして女の子同士のカップルだ!」
「はぁ……?」
駄目だ……。俺の理解が及ばない。それなのにこの楓と呼ばれたポニーテールの女の子はそんなことを力説していた。
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図書館でパラパラと植物の品種の雑誌を眺める。最初は植物図鑑を眺めていたけど図鑑だと細かい品種までは載っていない。そこで品種も載っているものを探していたら園芸雑誌などにそういったものが載っているものを見つけた。
「華翔はサツキの一種で朝霞はツツジの一種ねぇ……」
今日は濃い一日だった。出会った女の子達は女の子同士でイチャイチャしてばかりで鼻血が出てエレクチオンしそうな様子ばかりだったし、男子は男子でイチャイチャしているし……。はっきり言って女の子同士は良い。目の保養になる。でも男同士は駄目だ。正直に言って前世男だった俺からすると気持ち悪い。
「徳大寺姫薊はまぁ名前の通り薊の一種か」
楓ちゃんのお陰で西園寺姉妹と知り合うことが出来た。その楓ちゃんや西園寺姉妹と一緒にいるとワラワラと他にも女の子達が集まってきて今日だけで女の子の知り合いが物凄く増えた。西園寺、徳大寺、河鰭とか武者小路とか……、何となく覚えがあるような名前の子達ばかりだった気がする。
俺は本来このゲームの主人公であり入学式やこの学校開始初日に攻略対象達と出会うはずだった。もちろん全員が初日に出会うわけじゃないけど初日に出会いイベントが発生して今後攻略していくにあたっての選択肢が出てくるはずだった。それなのに俺は今日攻略対象達とまったくイベントが発生していない。
もちろん遠目に見かけたりはした。同じ学園に通っているんだから廊下で見かけるとかくらいは当たり前にある。でもゲームで北畠綺羅が起こしたようなイベントが何もなかった。俺は向こうのことを攻略対象達として認識しているけど、攻略対象達からすると俺は数多くいる名前も知らない同級生の一人のままだ。
「う~ん……」
この世界は何かおかしい……。乙女ゲームは女性主人公を操作して男性攻略対象達と恋愛を楽しむゲームだ。それなのにこの世界では男女のカップルこそが少数派であり大半は女の子同士または男同士がカップルになっている。しかもまだ入学してから最初の日だというのにもうカップルで溢れている。どこを見てもほとんどの人がカップルとなりイチャイチャしている。
まぁ1の舞台である平安貴族であろうが、2の攻略対象達である戦国武将や大名であろうが、政略結婚などで幼い頃から結婚相手が決まっているなんてことは当たり前だった時代だろう。全員が全員そうだったとは言わないけどそういう風潮が強くて相手が決まっている人の方が多かったとしてもおかしくはない。ただなぁ……。
「まるで……、俺より前に誰かがこの世界にやってきて改変してしまったかのような……」
自分で口にしてハッとした。そうだ。そんな感じがする。同性で結婚出来るとか出産出来るというのはどうやって改変したのか分からない。でも一つ分かることはこの世界では前世の『恋に咲く花2』のキャラ達は影が薄い。むしろ存在感がないとすら言える。そして前作キャラと関係がありそうなキャラ達が当然のように幅を利かせている。
「そもそも何故楓ちゃんだけ……」
徳大寺姫薊や西園寺華翔、朝霞が言っていた……。楓ちゃんだけ特別だと……。『九条』を名乗ることが許された唯一の娘だと……。それは一体どういうことなのか……。
それに……『九条』?『九条』って前作の悪役令嬢で最期は断罪されてお家断絶になったんじゃなかったか?その九条家の娘が楓ちゃん?どういうことだ?
「はぁ……。一人で考えていても分かるわけもないか……。帰ろう……」
図書室で園芸雑誌や図鑑を見ているといつの間にか随分時間が経っていた。周囲からはまるで音がしない。一人であれこれ悩んでいても情報が何もないので分かるはずもない。いつまでもこうしているわけにもいかないので俺は本を片付けると図書室を後にしたのだった。
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図書室を後にした俺が玄関ロビーを出た所で突然体が動かなくなった。何が起こっているのか分からない。自分の意思に反して体が動かないことに恐怖が湧いてくる。
「シッ!静かに!私達の目的のために少し我慢してもらうよ」
「…………え?」
半泣きになりながら体が動かないことに恐怖していた俺は、耳元で急に女性の声が聞こえて少し冷静になることが出来た。首や眼球は動くのでそちらを見てみれば……。
「ブッ!?」
俺は左右から女性二人に掴まれていた。しかもその女性二人は……、なんというか……、ハイレグレオタードに網タイツで仮面をつけている。所謂セクシーくの一みたいな格好をしたそこそこの年齢の女性二人だ。
「エモンお姉ちゃ~ん……、私こんなのもう嫌ですぅ~……」
「ちょっと!睡蓮ちゃん!この格好の時は名前で呼ばないでってば!」
「ひぃ~ん!それはエモンお姉ちゃんもですぅ~!」
「え~っと……」
俺を両側から押さえている女性二人はこんな凄い格好をしているというのに……、何故か情けない声をあげていた。そのギャップと言動のちぐはぐさが理解出来ずに俺の方が困惑してしまう。
「待ちなさい!ワルダーのくの一!その女子生徒を解放しなさい!」
「「何奴!」」
左右の女性が声を上げる。それにつられて俺も玄関口の庇の上に視線を向けるとそこに居たのは……。
「この百地流正統後継者(予定)九条楓、悪党に名乗る名などない!」
いや……、思いっきり名乗ってませんかね?楓ちゃん?
「とぉっ!」
「あっ」
「「ぁ……」」
庇から華麗にジャンプした楓ちゃんは地面に降り立つとズルッと滑って顔面からベシャッ!と転んだ。アレは痛い……。いや、痛いじゃ済まないと思う。普通だったら大怪我だ。でも俺がその考えに至る前には楓ちゃんは起き上がっていた。鼻血を垂らしながら……。
「あの……、楓ちゃん……、鼻血が……」
「鼻血ではない!『迸る赤い情熱』だ!ママもよくお母様に対して噴き出しているから普通のことだ!」
「「「はぁ……?」」」
俺とセクシーくの一のお姉さん二人は楓ちゃんのあまりの圧に曖昧に頷くことしか出来なかった。
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「助けて?いただきありがとうございました」
「いや、普通のことだ。礼を言われるほどのことじゃない」
セクシーくの一達から助けて?もらったので楓ちゃんにお礼を述べる。でも楓ちゃんは胸を張りながらも礼は不要と言っていた。
「ところで楓ちゃん……、どうしてそんな衣装を……?」
「…………私は九条楓などではない!えっと……、え~っと……、仮面のニンジャ……、じゃなくて、えっと……、えっと……、そう!パッションレッド!パッションレッドだ!」
どこからどう見ても九条楓さんです。本当にありがとうございました。
楓ちゃんは何故か全身ぴっちりのボディスーツを着ている。そしてこちらもくの一お姉さん達と同じように仮面をしている。でも声も話し方も、そもそも見た目からしてどう見ても九条楓ちゃんだった。何故こんな格好をしているのか分からないけど……。いや、本当に……、まったく理解出来ないけど……。
「ありがとう楓ちゃん。初めてのお友達が楓ちゃんで良かった」
「いや、だから……、あ~……。はぃ……」
楓ちゃんは消え入るような小さな声で答えて頷いてくれた。ようやく認めてくれたようだ。
「どうしてそんな格好であんな真似を?」
「お母様に認めていただくために……」
「……え?」
どこか遠くを見つめてそう言う楓ちゃんの表情は複雑な感情が混ざり合っているようで、とても一言で形容出来るものではなかった。
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「楓ちゃん!」
「ぐはっ!」
羆の腕に吹き飛ばされた楓ちゃんは木に叩き付けられた。なんとか駆け寄ろうと思うけど体がうまく動かない。死!絶対的な死だ!楓ちゃんを吹き飛ばした羆は俺の前に立ち楓ちゃんのことなど気にも留めずこちらを見下ろしている。その目は暗く何を考えているか分からない。それが余計に恐ろしい。
何かこちらに対する怒りや食欲などがあるのならまた違ったかもしれない。でもこの羆の瞳からはこちらに対する感情が何も読み取れず、それが一層俺の恐怖を駆り立てる。
「良く頑張りましたね、二人とも」
「……え?」
声のした方を見てみれば……、和服をきた綺麗な女性が立っていた。その佇まいだけで美しいと言える。俺は作法とかには疎いから分からないけど、その女性の立ち姿や動き一つ一つが全て完璧で美しいということがはっきり分かった。
「百地流歩法奥義『刹那・深閑』」
「は……?」
一瞬だった。何が起こったのか分からない。向こうの方に立っていたはずの和服の完璧美女はいつの間にか俺と羆の間に立っていた。いつ移動したのかまったく分からない。何だこれは?
「ゴアァッ!!!」
「危ない!」
突然目の前に現れた女性に対して羆が再び腕を振り上げる。楓ちゃんは辛うじて爪で引っかかれることは避けたけど、それでも腕に当たって吹き飛ばされてしまった。こんな可憐な女性では羆の爪の餌食に……。
「百地流打法奥義『水波』」
「…………え?」
女性がフッと掌底を羆に当てた瞬間……、ドバッ!と羆の目や鼻や耳、口から血が溢れ出た。そしてそのままズシンッ!と倒れた。
何が起こったのか分からない。女性がポンと掌底を当てたくらいで羆が倒せるはずもない。一体何が起こったのか。何をしたのか。
「今のは一体……、何をしたんですか?」
俺はそんなことを聞いていた。さっきまで羆に殺されそうになって腰を抜かしてチビッていたのに、その羆をこんな可憐な女性が倒してしまった。あまりの非現実性に頭が働かずにそんな間抜けなことを聞いてしまっている。
「生物の体の半分以上は水分で出来ているのですよ。水面に波紋を起こすようにその水分に波を伝わらせることによって内部破壊を起こさせる。だからこの獲物の中身はもうぐちゃぐちゃですね……。血も肉にまで回ってしまっているので食べるに堪えません……」
「……え?食べる?」
「それはそうでしょう?命をいただいたのですから本来であれば全身余すことなく有効活用してあげるべきです。ですが今日は仕込み傘を持っていなかったので打法奥義で倒してしまいました……。これでは内臓も肉も食用にも薬にも使えません……。可哀想なことをしてしまいました」
いや……、いやいや……。この女性は何を言っているんだ?色々とズレすぎているだろ……。そもそも素手で羆を倒すとか、仕込み傘って何だよ?まさか仕込み杖のように傘に剣が仕込まれてるとでも?
「それでは戻ってお洗濯をいたしましょうか」
「……ぁ」
羆を素手で倒して返り血の一つもなく優雅に振り返った女性の一言で……、俺は悲しい現実を思い出したのだった。
これが……、四十七人の妻を持ち、世界最大の『九条財閥』を率いる俺の倒すべきラスボス『九条咲耶』お義母様との初対面となったのだった。
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「九条咲耶……、アレはわしが作り出した最高傑作。正真正銘の化け物じゃ……。歴代百地流当主、いや、百地流の歴史の中においても類を見ない完璧にして最強の戦士となった。貴様に九条咲耶が超えられるか?」
「俺は……、俺は……」
立ちはだかる九条咲耶の高い壁を乗り越えるために
「貴様に課す最初の修行はこれじゃ!」
「え?」
鎖で雁字搦めにされ重りをつけられてドボンと池に放り込まれる綺羅。
「楓ちゃん……、俺は……」
「綺羅……、私は……」
深まり行く二人の絆……。
「楓は特別だから」
「『九条』を継ぐのは楓だからね」
「楓ちゃんは皆の可愛い妹なのよ」
「お~っほっほっほっ!楓はこの一条カサブランカの妹なのですわ!お~っほっほっげほっげほっ!」
「カサブランカは私より年下だろう!」
「年齢や誕生日に関係なく楓ちゃんは皆の妹なんだよ~!」
支えてくれる姉妹達。次第に明らかとなる姉妹の関係や『九条』を継ぐ楓の秘密とは!?
新作『乙女ゲーム世界の主人公にTS転生したはずなのにこの世界は何かおかしい』Coming Soon
あぎょうさんさぎょうご
あ行3 さ行5
う そ
はいっ!というわけで四月馬鹿恒例?の『USO予告』でした!
嘘予告の割りには設定とか内容とか細かく作ってるって?そりゃこういうのを書いてみようかなってちょっと構想を練ったりプロットを作ったりはしてたんですよ。でも前作を読んでなくても分かる内容にしようとは思ってましたけど、やっぱりどうしても前作を知っている方が楽しめるものになってしまうなと思いまして……。お蔵入りとなりました。なので四月馬鹿ネタとして少しだけお披露目!
前作は非常に読む人を選ぶ上に序盤はとにかく乙女ゲーム世界のシナリオに影響されて辛く厳しく、しかも理不尽な展開が多く……、それを乗り越えて世界の強制力とかをねじ伏せて改変した先にようやくキャッキャウフフの楽しい世界がやってくるという、長く辛い序盤を乗り越えなければならない試練がありました。
最初に読み始めてもその序盤を乗り越えられずに脱落する人が多かったようで、読んでなくても楽しめるように作ろうとは思っても、そんな作品を読んだ方がより楽しめるとなると中々前作を読んでなかった人からするととっつきにくいかなぁと思って没になりました。
この作品を読んでみたいと思った方は返信をドシドシすると作者の気が変わってこれを正式連載化することはないこともないと見せかけてやっぱり絶対にないです。残念ながらこれを連載化する予定はないのであしからず。
一応他に新作を書こうと思ってプロットを作ったり、書き溜めをしようとしたりはしていますが中々進まず……。出来たらこの四月馬鹿ネタの『嘘でした~!』から翌日に『本当に連載開始します!』みたいなことをしたかったんですけど……、新作の作成が進んでいないのでその嘘でしたから連載しますのご報告は不可能となりました。
前作は見切り発車でスタートして滅茶苦茶大変だったのもあり、なんとなくモチベーションも上がらず、新作の書き溜めが進んでおりませんが……、もしかしたらいつか何かの拍子にまた連載を開始するかもしれませんので、その時はまたよろしくお願いいたします。