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第3話 どこに並べばいいんだろう

16時。会場から近いホテルを予約して良かった。

チェックインを済ませた後ベッドに転がった私は、そのまま爆睡してしまったらしい。起きたら会場入りの1時間前で驚いた。大急ぎて準備を済ませ、15分の道をダッシュした。

会場へ着くと、もう既にたくさんの人達が列を作っていた。左から並んでいる人と右から並んでいる人がいて、どっちが正解か分からずうろうろした。周りの人達もどちらがいいのか分からず話し合っている。少し、数人で来ている人達が羨ましいと思ってしまう。結局私は、自分から近い右側の列に並ぶことにした。

並んで数分が経った頃。子連れの人が、私の後ろに並んでいる人に声を掛けた。

「すみません、整理番号何番ですか?」

「Bの28番です」

「ありがとうございます。私達10番だから、もうちょっと前だね」

子連れの人がお礼を言い、少し先の方を歩いて行く。私は自分のチケットを確認した。

「Bの31番だ」

後ろにいる人の方が先なことに気づき、後ろの女性に声を掛けた。

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