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4.VRMMOを始めます

更新は不定期です。今回は少し文字数が少なめになります。

やって来ました。お料理の時間です!


場所は先程移動……と言うよりもまた周囲の風景と言うか設定が変わったようなので家の中、台所に来た状態。流石に現代のシステムキッチンと同じとはいかなかったようだけどレンガ作りの台所でレトロな雰囲気を醸し出している。よくよく見たら使い方は現実と同じっぽかったので見た目だけなのかな。お陰で問題なく使える仕様だね。ガスや電気は無いけれど、魔石が代用されているのだとデルわんこに教えて貰った。



魔石とはモンスターの胎内で精製される、場合によっては魔力の密度が高い場所で発見される鉱石だ。

魔力が詰まっており見た目は研磨する前の宝石っぽい感じ。モンスター産はつるつるした石の様で、固有の場所から出た鉱石はそこら辺に落ちている石っぽい。

この魔石に含まれる魔力を使い、火を興したり水を出すための機械を動かす原動力にする……要は電池の役割だ。基本は使い捨てらしいのだがスキルが有れば自分の魔力を注入できるようになるので色々と便利になる。魔石は色々な物に利用できる便利道具と認識していれば問題無いとデルわんこが言っていた。

流石はサポートAI、博識だね。



台所を物色したところ、調理器具は現実との差は無さそう……寧ろこっちの方が質が良さそうまで有る。

これは料理をしたくなる。見ているだけでうずうずする。



「何を作ろうかな。とは言ってもお肉しかないし…、デルタわんこさんステーキ食べます?」


「食べます!シグレ様のご飯を一番に味わえるなんて幸せです!」



勢い良く尻尾を振るデルわんこ、ますます好かれてる気がして嬉しい。


早速まな板の上にウサギ肉と鹿肉をアイテムボックスから取り出して置く……ブロックの塊が非常に大きい。これで毎日お肉を食べても数ヶ月はもつのでは無かろうか。現実だと冷蔵庫の中がお肉ばっかりになるよね……。

必要な分だけ包丁を使い切り分けよう、この包丁も切れ味が良い。現実でも使いたい、調理器具も高いから実際自分の家に有るのは普通にそこら辺で売ってる数千円のやつだもん、使い勝手が段違いだよ。

丁度良い感じに分厚くお肉を切るとフライパンを使い焼き始める、現実と同じように肉汁を閉じ込めるように両面を焼く。味付けは胡椒、胡椒以外の調味料は現段階では見つからなかった。本当は付け合わせに他の物も作りたかったけれど諦めよう。デルわんこにそこまで材料を準備してもらうのは悪い気がする。


……お願いをしたら、多分間違いなく準備してくれるんだろうなって思うから余計にね。


少しして、美味しそうに焼けたステーキを切り分ける、程よいミディアム。焼き面と内部の赤み、合わせて美味しい匂いが鼻を擽るので非常に食欲を刺激されてしまう。

ステーキを切り分けると勝手にお皿が出てきたのでそのまま使用する。お皿に関してはスキルを使い料理をすると、作った料理に合わせた食器が出てくる仕様らしい。便利だね。食べ終わった後も食器は片付けなくても消えるとの事なので有能すぎる。洗い物の手間が無いのは楽だ。

使ったまな板や包丁、フライパン等々逐一洗う必要が有ったりするのかと思ったが、これに関してもゲームなので必要は無いそうだ。……が、NPC達はそう言う訳には行かないので『生活魔法』なるものが存在し『洗浄』と言う魔法で綺麗に出来るそう。日常の便利魔法は是非とも覚えたいのでゲームが始まったら探して覚えよう。



完成したステーキを自分の正面に置くと、取れました。狙っていた《料理》スキル。



《料理》料理が出来るようになる。レシピ、創作と自由に料理が可能。レベル、またはリアルスキルに影響を受け作れる物が変わる。



現実で作れるものはこっちでも作れる、但し普段料理が出来ない人はレベル依存になる。レシピが有ればそこそこ作れるらしいけど、一度は自力で手順を踏んで作らないといけない模様。一回作れれば次回からは短縮可能、でもちゃんと作った方が補正が入りやすい……と。アシスト機能が有ったので多分初心者は使うのだと思う。私は普通にアシスト機能はOFFですね。わからなくなったら使うことにするよ。



はい、スキルも確認ができたので完成したステーキを一口、……うまぁ!!


え、お肉柔らか!肉汁がヤバい、ゲームなのにこの味わいは凄い。現実での料理より美味しいのでは?良いのかそれで!?


感動しながらステーキを飲み込み、デルわんこにもお裾分けをした。

あーんってして食べてくれるデルわんこが天使過ぎる。



「ふきゅっ!?しししし、シグレ様ぁ、なんですかこれ!美味しすぎますです!」



尻尾を激しく振りながらステーキを頬張るデルわんこ、調子に乗ってステーキを全部あげてしまったが気にしない。



「ふふっ、デルタわんこさんに喜んで貰えて嬉しいです。でも私も予想外に美味しくて驚きですよ、こんなに味覚が再現出来ているって凄いですね」


「自分もシグレ様が喜んでくれているのが嬉しいです!味覚に関しては運営が頑張りましたのです、様々なサンプルデータを解析して自分達を実験た…被検体にして調整をしたのですよ」


おおう、運営自体が体を張ってたのか。社員のゲームに対する気合いが凄い。良くも悪くもそう言う体質なんだろうな、そうでもないとゲームなんて開発出来ないか。

お陰で楽しめるのだし運営には感謝をしよう、今後ゲーム内で食事をするのが楽しみで仕方がない。



「さあ、シグレ様。いよいよリアル技能のスキル取得に向けて最後の工程ですよ。物作りでしたが何を作りますか?」


デルわんこの問いに少し考える。物作りと言っても千差万別だ、ゲームで役立ちそうな物と言えば鍛冶なんだろうがやったことがないのでそっちはゲームで取得しよう。うーん、洋裁か小物作りか……アクセサリーも作れるけどレジンくらいだし、あれは殆ど材料の力なので何か違うって気になるので却下。でも洋服はゲームの中で着れるような服を作るとなるとセンスが無いので不安……となると小物……ゲームで小物作ってもどうするんだって思ってしまう。

悩んでいるとデルわんこに心配された。少し悩んでただけなのに心配してくれるとか本当に良いこ、デルわんこを撫でながら思ったことを説明する。


「そうですね、シグレ様がそこまで思うなら今回は物作りではなく違うものを覚えたらいかがでしょう?」


「違うものですか、例えば何かありますか?」


「物を作れば耐久値が存在することになります。値が0になればその内壊れてしまうのです、なので修復するスキルを身に付けましょう。そうすればいずれシグレ様が武器や防具、アクセサリーを作った時に役立つのです!」


「なるほど……、それは尤もですね。じゃあ修復スキルを覚えたいので覚え方を教えて下さい!」


「お任せくださいです!」



そこそこ悩んでいたのが嘘のように、あっさりと決着がついた。

だって絶対大事だよね、修復スキル。

初期装備は『耐久値∞』って書いてあったので、今後耐久値が有る装備が出るってことだろうし壊れたら新しいもの買わないといけなくなる、そう考えれば修復スキルは大事。お金の節約にもなるもの……!!


スキルの取得方法に関してはなんと言うか、割れたツボの修復は3Dのパズルみたいな感じで行い、破れた衣服は指示に従って繕いつつ宙に浮かぶボタンを操作、色褪せた絵画は横に正解の色を示すコピーされた絵画を見て色ゲージを操作して正しい色に直す……非常にゲームでゲームな感じでした。

これで取得方法合ってるの?実はデルわんこの独断取得方法だったりしない?

……と、思わず疑心暗鬼になってしまうほどに今までとはスキルの取得方法が違いミニゲーム感満載だった。


一部のスキルにこういったものも有るらしい。

納得をしておこう。ちゃんと《修復》スキルもゲット出来たからね。



《修復》耐久値が有るものを修復することが出来る。発動時にパズルのミニゲームが手元に出る、クリア後の判定により修復値に変動有り。難易度は修復するものにより異なる。



なる…ほど……?


有る意味分かりやすい気がすると言うかなんと言うか。嫌いじゃないよ、こう言うのも。

ただ《修復》スキルを使う時は安全地帯でしないといけないんだね、理解した。

それにしても取得方法もミニゲームなら発動もミニゲームか。他の一部のスキルも同じなのか気になる。



「シグレ様、最高です!こんなにもあっさりと《修復》スキルを取得してしまうなんて……!!自分は感激です、これからもシグレ様のサポートAIとして日々のログイン、ログアウトを見守りますです!」



『サポートAIデルタの好感度が最上級に達しました、その為《称号:デルタのお気に入り》が《称号:デルタの友愛》に変化します。また短期間での好感度上限突破の為《称号:愛される者》を取得しました。』



デルわんこの瞳にキラキラとエフェクトが発動してて天使度がアップしてて可愛いなと思いきや、お知らせが来たね。

早速確認をしておこう。チェックは大事、正直多くなると逐一覚えていられないけど。



《称号:デルタの友愛》サポートAIデルタに愛されし者。デルタが全力で貴方をサポート!やったね、規制が掛かっているもの以外は色々教えてくれるよ!

※友愛に関しては4名まで取得可能。現在1/4残り3名。『ガンマ』『イプシロン』『ゼータ』の枠のみ現在取得可能。


《称号:愛される者》NPCからの好感度が大幅アップ。



友愛の説明に有るガンマ、イプシロン、ゼータってなんだろうか。

ギリシャ文字なのはわかるんだけどね。

困った時はデルわんこに聞こう。早速聞いてみたところ、他のサポートAIの名前でした。

私の場合はもう他のサポートAIの友愛は取れない、担当されていないサポートAIに関わることは無いそうだ。正直デルわんこが悲しむので、友愛を育むのはデルわんこだけで間に合ってる。もううちの子だもんね、今日も明日もその先も可愛がるとしよう。一緒にゲームは出来ないけど、ゲームの始めと終わりにお迎えをしてくれるそうなので、毎日もふもふを堪能出来るわけですね。良い事だ。



「これからも毎日お願いしますね、デルタわんこさん」


「はいっ!シグレ様が楽しめるように日々サポートをしますのです!」



これで目的のスキルは取得し終えたので残りの時間はずっとデルわんこと戯れていた、ポメラニアン本当に可愛い。意思の疎通も出来るし、話せるしで良いことしかない。

現実では無いけれど、限りなく現実に近いので癒し効果が半端無い。ゲームが始まったらデルわんこの首輪とか作れないかな、洋服も良いな、着てくれるだろうか?――想像するだけで楽しみだ。



その後、時間切れとなったので大人しく現在世界に戻りました。



ゲームしかしてない休日。

字面だけ見ると物凄く不健康。間違ってないから仕方ない、普段より気力は十分である。明日からの仕事もまた頑張れそうだ。


VRマシンを外して所定位置に戻してから視界の横でランプが何度も点滅を繰り返す端末を手に取る、妹からの返信が来ていたので読もうか。



『何この美形アバター!おにいたま?おねえたま?どっち(◐ω◐三◑ω◑)!?』

『とゆーかポメぇええええ!!くっそなつかれてる!うらやまっ!!何したらこんな仲良くなれるの!?』

『うちのサポートAIのガンマ君、黒柴なんだけどむちむちしてて可愛いけどなついてくれないよ!ヾ(*`Д´*)ノプギャー!!』



妹の心の叫びと共に寝そべってるむちころ黒柴のスクリーンショットが付いてた、ぷりてぃ。

撫で回したい……うちのデルわんこと一緒にスクリーンショットを撮りたい。サポートAI同士だからデルわんこにお願いをしたら撮ってくれないだろうかと真剣に考えてしまった。


ともあれ返信しておこう。



『おにいたまのアバターですねぇ、美形は目の保養でしょ?性別不詳目指して頑張るなう(๑>؂•̀๑)v』



他にもデルわんこの好感度が限界突破した件も自慢で書いておこう、羨ましがると良い。ふふふーん。


後は友人達にも暫くゲームに没頭するので返信が不定期になると伝えておこうか。同じく始める友人が居たらフレンドになろうねーと言っておけば完璧だ。自分もだけど友人達もゲームをする時は大概同じ名前を使用するから多分なんとかなる。やるならば……と注釈がつくが。

今の時点でも個人的には十分楽しいが、ゲームが開始された後はわからないからね。多分続けそうな気はしてる……落ち着いた頃にでも布教しよう。




※※※※※


仕事が有る日は夜に3時間程度のログインで自重しながら、スキル取得だけに留まらずレベルが上がることもわかった為少しばかりスキルレベル上げに勤しみ、デルわんこをもふもふして過ごす。




そして漸く明日の朝9時からリリース開始とのことで前日――今日ですね。今日の24時でシステム上ログインが不可になる。ログインをしている場合は強制的にログアウトをさせられる。

ユーザーが使用出来ない間に体感加速機能を調整をして、翌日の8時50分からはログインが可能になる。始まるまではこのチュートリアル空間で待機ができる……らしい。


因みに明日は木曜日。学生にも社会人(一部職種除く)にも優しくない日程で開始される。

全年齢対象とは言え、学生の本分は学業と言う運営の方針らしく在学中の人達はログインは出来てもゲーム本編は開始できないようにされているらしい。18歳以下が対象とのこと。勿論平日のみの措置だそうで。

不定期休みの社会人に優しい仕様ですね。因みに私は諸に不定期休みの社会人なので、有給でスタートダッシュをする……いやもう既に色々スキルも取ったしレベルも上がったからスタートダッシュしてるようなものだけどさ。それはそれとして土日開始に比べれば絶対に人の数が少ないと思うんだ。


なので今日はログイン可能な時間までデルわんこと過ごして、明日はゲームのリリース開始時間まで諸々終わらせて準備万端な状態にしようと思う。



「くぅん、いよいよ明日ですね。シグレ様と長い時間を共有できるのが今日で最後だと思うと寂しいのです……」



ぺたんと耳と尻尾を垂らして悲しみを露にするデルわんこ。くっ、哀愁漂う姿も可愛いね!



「それでも毎日ちゃんとログイン、ログアウト時にデルタわんこさんとスキンシップをする時間は作りますよ」


「……!本当ですか?」



ぱたぱたぱたぱたたん!尻尾が激しく揺れる、期待をするくりくりな瞳で見上げてくるデルわんこの破壊力がヤバい。天使かな!



「本当ですよ」



力強く告げながらもふもふを堪能する、ああ癒し。



「はっ、そうですシグレ様!アドバイスをしても良いでしょうか?」


「アドバイスですか?既に色々してもらっているような……?」



堕落一直線なソファーに座り、膝に乗るデルわんこを撫でて撫でて撫でる。もう非常に蕩けた様子のデルわんこがハッとしたように聞いてきた……が、本当にデルわんこにはお世話になっているので思い当たることは無いのだが聞いてみようか。



「あのですね、シグレ様の種族に関してなのですが……魔法は闇魔法以外は取らないで欲しいのです」


「えっ……!生活魔法を取る気なんだけど駄目なの?」



便利そうな生活魔法が取れないのは割と痛い気がする、思い切り眉を寄せた私に対し慌てたように頭を左右に振るデルわんこ。



「いえ、違いますです。生活魔法は大丈夫なのですが火、水、風、土の4大魔法と光魔法は取らないで欲しいのです……。派生魔法に関しては問題ないのですがその方がシグレ様の種族には良いのです……もし、闇魔法以外を楽しみたいとの事でしたら今のは聞かなかったことにして欲しいのです」


「んんー…、因みに4大魔法と光魔法が無いと生産系のスキルが取得できないとか有ります?」


「無いです、生産系のスキルでものを言うのは《魔力操作》なのです」


「ふむ……、じゃあデルタわんこさんのアドバイスに従いますね」



これだけ必死にアドバイスをしてくれると言うことは《自己幻族》として何か有るんだろうなと思うわけで、サポートAIのお願いを無下にする筈もない。


はい、闇魔法縛りはいりまーす。



「本当ですか!?シグレ様は優しいのです、最後に闇魔法スキルを覚えて明日からの生活に役立てましょうなのですよ」


「やる気ですね、デルタわんこさん……」


「シグレ様を万全な状態であちらの世界に送り出すのが今の自分の使命ですので!」



言うが早いかデルわんこが小さな前肢を片方出すと『闇魔法入門』『闇魔法の使い方』『闇魔法中級編』『闇魔法上級編』『闇を識るもの』と分厚い本が出てきた。

読めば良いんですね、わかります。

《速読》を使って読もう、スキルも一緒に上がるかもしれない。


以前《速読》を覚えた時と同じように本を読み始める……本が重いけど膝上のデルわんこを潰す訳にはいかない……ので両手でしっかりと本を持って頑張る。




集中をして本を読み終えると……やって来ました、いつもにアナウンスですよ。



『《闇魔法知識》を取得しました、《魔力操作》《魔力探知》を所持しているため《闇魔法》を覚えることが可能です。《闇魔法知識》は《多種知識Ⅰ》へ統合されます。経験値が一定に達しましたので《集中力2》が《集中力3》へ、《速読》が《速読2》へ、《筋力増強》が《筋力増強2》になりました』



ステータスを呼び出し《闇魔法》を選択、出てきたポップアップで『はい』を押して取得っと。


《闇魔法》闇の力を借りて使う魔法。闇とは混沌、全てを包む混沌は宇宙でもある、宇宙とは概念であり概念もまた闇と言える。


後半の説明が今一理解できないのだけど覚えたのは間違いない、《闇魔法》の項目をタップすると[ダークボール]と書いてある、闇の力を投げつける技のようだ。ファイヤーボールの闇バージョンかな。他はグレーアウトをしてるので使えないと。レベルが上がれば使えるやつだね。


目的の魔法を取得したので残りはデルわんこをひたすら愛でる、飽きずに愛でる。寝てても可愛い、今日でお膝で寝るデルわんこが見納めとなると悲しいので沢山スクリーンショットも撮っておく。




現実に戻る前にステータスを改めて確認しておこうかな。



「ステータスオープン」




《名前:シグレ》

《種族:自己幻族(未覚醒) 男》

《レベル1》

STR/15(C)

DEX/18(B)

VIT/12(D)

AGI/13(B)

INT/18(S)

MND/12(A)

LUK/12(E)


《状態異常:規定スキルを所持していない為補正能力の半減及び弱体化》


《装備》

武器右:無し

武器左:無し

頭:無し

防具上着:時空忘れの旅人/布服上下セット(耐久値:∞)

防具下衣:時空忘れの旅人/布服上下セット(耐久値:∞)

防具マント:時空忘れの旅人/布マント(耐久値:∞)

靴:時空忘れの旅人/頑丈ブーツ(耐久値:∞)

装飾:無し


《スキル》

戦闘スキル/《影操2》《大鎌の心得2》《闇魔法》

生産スキル/《錬金》《調合》《描画2》《解体2》《料理2》《修復2》

その他スキル/《鑑定2》《言語Ⅰ》《考古言語Ⅰ》《思考加速》《魔力探知》《魔力操作》《気配察知》《筋力増強2》《体幹》《集中力3》《速読2》《多種知識Ⅰ》《地図》


《称号》

《称号:やっちまったな》《称号:デルタの友愛》《称号:愛される者》



うん、ゲーム開始前にこのステータスは駄目だね。主にスキルが頭がおかしいことになってるよ。


なにがなんでも暫くはステータスは妹以外にバレないようにしないといけないと改めて心に決めた。


明日の期待を胸に抱いてデルわんこと一緒に眠りながらログアウト……この空間で寝てる状態でもログアウト出来るのか。始めて知ったよ。




ブクマありがとうございます!

補足:スキル名にてレベル表記に《1》と《Ⅰ》で書かれているものは誤字では有りません。そう言う表記なのです、分かりにくくて申し訳ありませんが仕様です。

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