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10.クエストをそろそろ達成したい

少し文字数が少な目です。


リアルードオンラインが配信開始をして二日目の朝が来た。


掲示板の類いは全くと言って良いほどに見ていないので多少は気にはなるが、多分このまま見ないと思う。攻略関係は手探りが面白い、それに恐らく私と同じルートに進んだ人は居ないだろうから暫くは参考にならない。必要な情報は妹に頼る……ほら、妹の方がそう言うのは得意なので適材適所と言う奴だよね。


二度寝の誘惑から解放されたのでおはようございます、現在朝の8時です。


自分の中では、わりと健康的な起床時間だと思ってる。人間予定が無いとお昼近くまで寝てるものだし。今日は昨日よりは健康に過ごす予定だ、先ずは着替えに朝食。その後掃除をしてゲーム、お昼に買い物へ行ってゲームの流れかな。……の前に端末チェックでもしようか。妹や友人から連絡が入っているかもしれない。



さて、最初に妹の方は……っと。



『レーベールー15迄上げた!あと5で20になるよ\(。˃ ᵕ ˂ )/ ✧*。だけどお金が足りない、装備ぃいい( ノД`)ちょっと姉ちょ、ポーションと武器か防具作れるようになってください、お願いします(人>ω•*)材料は集めるしレベル上げ手伝うから!合流できたらだけど!!あ、フレンド限定でアイテムプレゼント出来るみたいだねー。フレじゃないと自分で店構えて売るか委託販売しないと無理っぽいよ!今のミッション終わったらやっと始まりの街に行けるからきっと今日中にはなんとか……...( = =)行けるといいなぁ……』



順調のようだね、もうパーティーを組むのは止めたのだろうか?

私の場合、他のゲームでは毎回生産寄りになるのがデフォルトだ。製作するのが楽しいんだよね。リアオンでも勿論、ポーション類の回復アイテム製作は当然として修復スキルも有ることだし武器か防具を作る気は満々だけどもまだ手は付けてないな……料理なら出来るのだけど。ああ、クリエイトエリアで作成した料理は基本的に譲渡出来ない仕様のようだからログインをしたら何か作ろうかな。材料が無い事に関してはハクアが採取に付き合ってくれるだろうから前回までと違って簡単には死なないと思う。


武器を作るなら鍛冶を覚えないと話にならないだろうからベリローズさんに相談だろう、ポーションはセインスさんに……と言うかあの界隈皆色々な生産スキル所持してるから教えて貰えたりしないかなと思っている。

料理と言うかお菓子を作って持ち込んで、お願いしてみようか。幸い称号効果で住民との好感度はそこそこ有るので嫌われることは無い……と思いたい。


私も始まりの街に早く行きたい気もするが、出来るだけ里で覚えられる事は覚えてから出て行きたいんだよね。もしかしたら最初じゃないと達成出来ない条件とかも有るかもしれないし。そう考えるとまだまだ出ていけない。


――等と考えながらも妹に返信を打つ。



『おめでとう( ⁎˃ᴗ˂⁎ )姉はようやくレベル8になったよ!そして新たなもふもふをゲットした!見て!!可愛い!!ポーション類は作る予定は有るけどまだ無理なのでログインしたら料理作って送るね~(´ゝ∀・`)色々情報ありがとう!始まりの街にはいつ行けるか未定だわ……、下手したら他の街や村の方が早い可能性がw』



よし、ハクアのスクリーンショットを添付して返信完了。続いて友人からの内容チェックだ。一人を除いてゲームの感想やら励ましをくれているので返信を打つ、ついでにゲーム勧誘を冗談混じりにしてから最後にハムスターを選んだ友人のメッセージを開く。



『森の中から出られない(物理的に遠い)けど仲間のハムスターが一杯居て幸せ(*˘︶˘*).。.:*♡此処が天国か…!はあはあはあ!!ゆっくりハムスターライフを楽しむから会えたら会おうね。フレンド申請感謝感謝、許可しといたよー』



ハムスター小さいからどうしようもない奴だね!ログインした時に木の実とかプレゼントしておこうかな、ハムスターだと色々採取とか大変そうな気がする。大きさ的な問題で。

無事にフレンド申請も通ったようだし向こうも向こうで頑張って楽しんでいるようなのでいつかゲームの中で会える日を待とう。いつの話になるかは全く目処が立たないので考えないよ。



『おはっ!ハムスターヤバいなwwwでも幸せなようでなにより(๑´ω`๑)私も当分移動出来ないっぽいからお互い楽しんでいこうね。今日もログインするんだよね?無理し過ぎないでね~、ご飯ちゃんと食べよ。それからフレンド許可ありがとうー!!忘れなかったら木の実とか食べ物送るから受け取って!』



こっちも返信完了……っと。


時計を軽く確認をしてパジャマから着替える、そのまま予定通りに事を進め掃除も手早く済ませて終了。拭き掃除はまたその内で……掃除機は掛けたし問題無いよ。運動不足の解消に少しストレッチ、ゲーム中も横になっているから絶対に不味い。

そして現在の時刻は10時ちょっと過ぎ。3時間くらいログインしようかな。







はい、ゲーム内時間は14時だね。クリエイトエリアでデルわんことハクアともふもふタイムをいつも通りに取ってからレティアに戻ってきたので普通にハクアを呼び出すよ。

ハクアは戦闘エリアで無い場合は私の頭の上が定位置らしく呼び出すと直ぐに乗ってきた、お気に入りになってしまったならば仕方無い。

これは頭の装備枠を諦めるべきなのかも知れない。正直なところハクアに頭を守ってもらえば下手な装備より強いだろうし、もふもふは最強だ。ハクアが居る事による身長差分に気を付けて、具体的には出入口等の縁にぶつけないように注意をして家から出る。出来れば明るい内に採取と狩りをしておきたい。夜は夜でお菓子を作ったり《魔力操作》の鍛練をしたいとも思っている。《影操》の練習もしたいけどこっちは明日になりそう……やること多いな!日に日にやることが増えてる気がするのだが……、まともに達成できたものって生活魔法の取得と料理くらいでは?

焦る必要は無いのだけれど、本当にいつになったら里から旅立つ日が来るのか甚だ疑問だ。

どう悩もうが結局は順番に出来ることからやるしかない。

家から出て里の外に向かって歩いていると子供達に捕まる、皆ハクアに興味津々の様子だが当のハクアは黙したまま動かない。寝ているのかなと思い話掛けて見ると直ぐに返答は得られた。



“わらわは子供は苦手だからのう、羽をむしられたら堪らぬわ”



やられたことが有るのだろうか。

無理強いは良くないので子供を宥め、また今度遊ぶことを条件に解放をしてもらうと予定通りに里の外に出る。先に行うことは木の実と果物の採取だ。鑑定をしながら採取をする。

そしてようやく念願の《採取》スキルをゲットした。


《採取》草花に関する採取の際品質が上がる、またレベルが上がれば実際の採り方に関わらず上を維持できるがやはり基本は丁寧にすることが一番だ。


これで劣悪からは抜け出せそうだね。丁寧に採取をすれば最高になるんだろうなと予想。忙しい時に若干雑でも品質が上になるのは嬉しいのでこらからも採取を頑張ろう。

ひたすら採取をしていく、雑草以外の物を採取してアイテムボックスを埋めていくのだがよくよく見ると同じ種類でも品質で分かれてアイテムボックスにはカウントをされるらしい。これだと500枠すぐ埋まるじゃん……増やしておいて良かったけどもう少し課金して枠増やしておくべきか。まあこれくらいの課金なら優しいよね、ガチャが有るわけでもないし……課金は運営へのお布施だし必要経費だね。


それからかなりの量と種類が集まると採取の手は止めぬまま思考入力の要領でメニュー画面からフレンドの二人を選択し普通と上品質を混ぜた木の実と果物各種類×20個セットを問答無用で送り付ける。多少では有るがお菓子感覚で摘まめるだろう。それにしても思考だけでメニュー画面を弄るのはやっぱり難しい、もう少し慣れたいので暫くは頑張ろう。絶対慣れた方が便利だと思うんだよね。


採取関連で思い出した。《山に恵む稀少花の採取》と言うクエストが有ったね。森の守護を担うハクアなら知っているのではと思わなくもない。――ので聞いてみよう。



「ハクアはさ、この森については詳しいんだよな。知っていたら教えて欲しいことが有るんだが聞いても良いか?」


“勿論構わぬ、わらわとシグレとの仲だからのう。言うてみよ”


「ありがとう。実は七色に輝く花が有るって聞いてね、ハクアなら知っているかなと思ってさ」


“七色のう、七色……。そうさのう、時間帯で色合いが変化する花なら知っておる。それだと言うなら場所は案内できよう”


「一目見て七色の花ってわかるものじゃ無いんだ……。それが目的の物かはまだわからないんだけど、早速教えて貰えるかい?」


“うむ、存分にわらわを頼るがよい。但しここからじゃと遠いのがネックだのう、シグレは高い所は平気かえ?”


「高い所?うん、大丈夫だ」



有能なハクアの存在に感謝しつつ問いに頷けば頭の上に静かに乗っていたハクアが動く。軽やかに私の目の前に下り立つとハクアが光った……正確にはハクアの周囲に細かい雪の結晶が現れそれが太陽光に触れてキラキラと輝いている。若干、綺麗だけれど目に眩しく痛い光景。その煌めきが更に強くなると目を開けては入られず反射的に閉じるしかない、直ぐに弱まる光に再び視界を広げると白いもふもふが見える。これが昼に見るもふもふ……顔を上げてもやっぱり顔の方は見えない。ハクアさん、大きいです……。

推定5メートル~10メートルくらいはありそうな大きい鳥、夜中に見た時にこれが鳥だとは絶対にわかる筈がないと改めて思いながら手を伸ばして羽毛に触れる。うわぁ、めっちゃ柔らかい!!幾らでももふもふが出来るし飽きないね!両手で堪能し顔を埋める、……ふわふわだ、至福だね、癒しだね。



“これっ、遊ぶでないぞ。今回は特別にわらわがシグレを乗せて目的の場所へ連れていくからのう、乗るがよい”


「ありがとう、ハクア。……でもこれ、どうやって乗れば……」


“む……?シグレは《騎乗》スキルは所有しておらぬのか? 無いならわらわが咥えても構わないが……どうするのかはお主の判断に任せよう”



なるほど、《騎乗》スキルか。咥えられるのもちょっぴり興味が無いわけでは無いのだが取得可能スキル一覧を確認してみよう。

…………あった、3Ptか。何度か体験すれば覚えられるの気はするけど時間が惜しいので今回は素直に取得しておこう。

選択選択っと。



『スキルPtを3使用し《騎乗》を取得しました。これによりスティピカに存在する騎乗可能な存在に対して《騎乗》する権限を得ました』



《騎乗》スティピカに存在する騎乗可能な存在に乗ることができる為の権利を得る。但し拒否をされる場合もある。無理矢理乗る場合はスキルレベルに応じて乗り心地等が変わる為振り落とされる場合も有り注意が必要。友好度が高い、又はテイムや契約をした存在で有れば問題無い。他人の所有物に乗る場合は許可が必須になる。


おお、珍しく説明が長いね。取り敢えずこれでハクアに乗れるようになったわけだ。

ハクアの方に向き直る。……うん、背中まで遠い。よじ登るしかないかな、幸い現実よりも体は軽いし運動神経も上昇している。なので少しだけ羽を引っ張る許可をハクアから貰いよじ登った、若干足場らしい足場が無くて苦戦したけれど頭の上まで登ってみた。高い……、里全体が見渡せるレベルで高い。周囲も見渡せるので良い眺めではあるけどね。



“シグレ、一応わらわも注意はするが落ちぬようにな”


「うん、努力する。少し毛を掴むから痛かったら言ってほしい」


“そのような小さき力でどうにかなるわらわでは無いぞ、お主は落ちぬことだけ考えていればよい”


「ありがとう」



ハクアに礼を延べてから柔らかな羽毛を少し掴んで引っ付くと言うかしがみつく。ハクアが身動ぐと僅かに振動が伝わるが今の所は問題ない。それから両羽を広げて羽ばたき始めるとハクアが静かに飛び立つ、周囲に風を撒き散らすこともなく軽やかに。

後で知ったことだが周囲への影響がないことは《風魔法》のお陰らしい、勿論《飛行》スキルが高いことも有るようだけどね。乗り手の私に対する負担も少なかった、素晴らしい。


結構な速さで飛ぶハクア。視界に映る景色が直ぐに入れ替わるので青い空を見ている方が和めそうだなと思ってしまう。とは言え、ハクアの強大な体躯で飛べばあっという間に目的地に着くわけで……それでも数分は飛んで居たので森自体がかなり広かったんだなと改めて理解した。遠くに見えていた鉱山もかなり大きかったしね、これ始まりの街からスタートした場合どれくらいで来ることができる場所なんだろうか……?

何はともあれ鉱山と巨大な湖を越えた後に見えた山脈の頂上に来ている。山の上なんて寒そうだなと思ってしまったが予想を裏切りぽかぽかと心地好い温度だった。ハクアは着地する時も音も重力さえも感じさせずに降り立つ。うん、大きな鳥が居てもかなり余裕が有る広さ。そして一面に咲く白い花、ハクアから下りて屈み込み花を見ると花弁は7枚、柱頭とやくの部分が宝石のように輝いている。大きさはシロツメクサくらい、そう考えるとかなり小振りな花だ。神秘的で綺麗なのだがどこか素朴感を漂わせる花だと感じた。




“シグレ、一面に咲いておるのがわらわの言ってた花じゃ”


「みたいだね、綺麗だ」


“これがお主の探していた花かはわからぬが、この花は色々と役立つからのう……持てるだけ持って帰ると良い。わらわが許す、それに他のものはなかなか此処には来れぬ”


「確かにここまで来るのは困難だよね、僕もハクアが居ないと無理だ」


“ふくくくくっ!ならばわらわに存分に感謝し美味しいものを献上するのじゃ!”


「そうだね、ありがとうハクア。後でちゃんとご馳走するから狩りとか手伝ってね」


“うむ、任せるが良い!”



大きな体躯のままでも声音と言うか念話の口調から、ハクアが楽しげな様子なのを察して表情が緩む。森の守護鳥なるハクアから直々に花を摘む許可を貰ったので先ずは鑑定をしてみよう。


《白虹華》七色の彩りを持つ、有る場所のみでしか群生しない花。月光と陽光を浴び続けその花弁は薄く透明に近しい。別名《万能華》《破滅華》あらゆる薬に使え素材に使え《完全回復薬》《蘇生薬》に欠かせない材料。人族の世での値段は計り知れない為花1輪で争いに巻き込まれその身を破滅に導くことも少なくない。



お、おおう。成る程……これは簡単に外部に出してはダメなやつと。……自己幻族のクエストってこんなのばっかりな気がしてきたぞ。でも折角なので摘むよ、生産する時に色々使えるなら十分オイシイからね!基本ソロプレイだし、住民と関わってばかりなら大丈夫だろう。妹と友達には言うけど、言い触らしたりしない性格だし注意しておけば問題無いと思う。それにバレても人族じゃないし、ハクアも居るし逃げれる気がする。しつこいプレイヤーが来た場合が困るけどさ。

等と考えながら根本から丁寧に花を摘む。



『《山に恵む稀少花の採取》のクエストを達成しました、セインスに報告することで報酬を貰えます』



はい、アナウンス来ました。セインスさんのクエストをはやっぱりこの花なんだね、クエスト達成おめでとう自分!!

自分を褒めてからひたすら花を摘む。アイテムボックスに入るカウントを数えていく。ついでにスキルレベルも上がっていくので有り難い。

途中で気付いたのだけど……正確には花の色が変わって気づいたと言うか……。


若干遠い目をしてしまっている自覚は有るがアイテムボックスの一部を見つめる。


・白虹華/品質劣悪……37

・白虹華/品質普通……54

・白虹華/品質上……3

・白虹華(紅)/品質劣悪……18

・白虹華(紅)/品質普通……6



いやいやいや!!そのカウントおかしくない?え、花の色合いでも名前が変わってカウントされるの?ヤバくないですかそれ……この花希少種なんだよね!?取り放題の現状でも危険なのにどう言うことですか運営さんん……!!



流石に心配になったので運営に問い合わせる前にデルわんこに問い合わせた、サポートAIなので答えてくれると思うんだ。

送って5分もせずに帰って来たデルわんこの返信に驚く…………早い、見張られてるのかな?


『シグレ様が困るものごもっともなのです。でも今シグレ様が居る場所は現在他の誰も行けませんので大丈夫です。白虹華自体は一定の場所でしか咲かないので希少ですが繁殖力は強いのですよ、なので根こそぎ採取しても自分は良いと思っているのです!』



サポートAIからも許可が来た……。上からのストップが掛かってないなら良いの……かな。

難しく考えるのは止めて採取しよう。レベル上げとアイテムボックスを埋めよう、そうしよう。とは言え時間も限られているから全種類確保は難しそうなんだよね。

一回ログアウトする予定も有るので里に戻る必要がある。せめてここがセーフティエリアだったらここでログアウトしてからまた再開…………おや、あれ、えーっともしかしてここもセーフティエリアかな。周囲に敵は居ないし平和、気配察知を使用しても他の存在は感じない。ハクアにも確認をしてみたが、この場所に来れるものは限られているし皆平和主義者だと言う。


よし、決めた時間まで採取をしたら安心して一度ログアウトをしよう。


ハクアと時折会話をしたり軽い食事を摂ったりもしたが基本的にずっと採取をしていた。一度目のタイムアウトになるまでの間で白虹華は4種類分手に入れたしスキルレベルも3まで上がった。この白虹華は恐らく3時間程度で色合いが変化する周期だと思う。1日は24時間なので毎日ちょっとずつ花の色合いが変化する時間がずれていくようだ。一度白い花を見た時間に数日後、同じ時間に来たら青だったり赤だったりするんだね。特性を知らないと違う花だと思ってしまうかもしれない、そんな花だった。


時間になった為、ハクアを紋章に戻してからログアウトしようと思っていたのだが……折角ここまで頑張ったからには全種類の白虹華を集めたい欲望が出てしまった。七色の花を並べたら綺麗そうだよね。

ログアウトは後にしよう、そうなると残りは現実世界で2時間半……こっちの時間では10時間……多分間に合うね。決めたら早速時間をギリギリまで伸ばそう。今日は現実世界で適度に健康的な生活を送るつもりだったけれど前言撤回だ。正直に言えば計算をして採取のタイミングを見計らうのも面倒だ。ならば一気に採取しよう。そう決めた。



――流石に999づつは採取出来なかったが全種類をそこそこ摘めたので満足した。


あれだけ沢山の花を摘んでも全く影響が無い程度に広いこの場所に素直に感謝して、目の前に有る花のお布団にダイブした。

安全地帯故にちょっと花の中に埋もれて見たかったんだ。

ハクアに少し現実世界に戻ることを伝えたが今回はこの場所に留まると言う。

綺麗だもんね、花畑。私のアバターの安全をハクアに任せてログアウトをする。


現実世界では15時半だ、わかってはいたのだが非常に中途半端な時間だった。

遅いお昼にするか、早い夜ご飯にするか非常に悩ましい。





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