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第四話:新たなる生活

遅くなってごめんなさいーーーーー!orz

テストとか学校の行事とかで遅くなりました。

楽しみにしてた方々。本当にごめんないさい(いるのかなぁ? いや! いるはずだ)

第四話:新しい生活






 木々が生い茂り、小鳥たちのさえずりが聞こえる林で、藤夜は木にもたれかかり考え事をしていた。

 もちろん帰る方法についてだ。あれからアリス達と離れ、建物を散策しながら考え事をしていたらいつの間にかここに来ていた。まぁここは木々のお陰で影ができ、外よりは涼しいので休憩をするにはもってこいの場所だ。


「大魔導師かぁ。ったく、こんな話をしたら笑われるだろうな」


 早く帰りたい。しかし、自分みたいなのが大魔導師なんかになれるんだろうか。


「無理だよなぁ……」



「無理じゃありませんよ」


 後ろから聞こえた声にビクッとしながら後ろを向く。そこにはアリスが立っていて、こちらが振り向くとニコッと笑った。


「これでも私、人を見る目は確かなんですよ」

「自分で言うかぁ普通?」


 アハハ、と笑って誤魔化したアリスに呆れつつ、もう一度アリスを見た。

 エメラルドグリーンの瞳はまるで自分を吸い込むような深い色をしていた。髪は金色で、まるで金色の草原をイメージさせる。背は自分より少し高めで163cmぐらいだろうか。たぶん10人中9人は振り向くだろう。いや、振り向くはずだ。


 

「どうしたんですか?」


 気がつくとアリスは俺の顔をまじまじと見つめていた。その仕草はまるで幼い子供の様だ。

 俺は照れ隠しのために話題を変えることにした。


「あ、そ、そうだ! マグスが『校長』って言ってたけど、ここは学校なの?」

「そうですよ。ここは『魔導師育成専門学校オファニム』よ。大体はオファニム校って呼ばれているわ」

「魔導師専門学校ぉ!?」


 そんな専門学校がここにはあるのか。まぁ、魔法が使えるこの世界じゃあって当たり前か。


「あなたの世界じゃ魔法はないの?」

「ん? そんなもんこっちにゃないぞ。そんなもんは嘘っぱちだからな」


 何気なく言ったその言葉にアリスは絶句していた。まるで信じられないとでも言うかのように。


「魔法がない!? じゃあどうやって生活してるの!?」

「そうだなぁ。科学の力……かな」


 アリスは不思議そうな顔をした。


「カガク……?」

「それじゃ、俺の世界について話してやるよ」


 暇つぶしぐらいにはなるかな?





「凄いですぅ! なんで鉄の塊が空を飛んだり、地面を走ったりするんですかぁ? 不思議な国ですねぇ」


 魔法とかある国のほうが変だっつーの。ちゃんと自覚もて!


「そんな事言ってもなぁ。こっちの世界じゃ当たり前だったし」

「だって平民だってそんな事ができるのよ? 魔法を使えない人平民は貴族に頼らなきゃそんな事できないのよ」


 『平民』? 『貴族』? おかしな言い方だ。まるで身分が違うような言い方して……



「もしかして……この世界って身分の違いとかあるの?」

「ええ、最近では貴族が平民を迫害するなどと問題になっていますね」


 なんかいやな予感しかしないんですが……


「……それじゃあ俺は平民だよな」

「はいそうですよ」


 何を当り前なことを―――なんて顔をしているがこっちにとっては大変重要な事である。

「平民の俺に協力してくれる魔導師がいるのか?」


 すると、アリスは今までの顔を曇らせた。へ? もしかして……


「それは……まぁ頑張ってください。えへっ♪」


 だめだ。話にならん。


 ドヨヨ〜ン、とした空気が辺りに漂う。藤夜は体育座りで地面にの字を書いている。対するアリスは如何してわからず、おろおろしている。

 このままでは仕方がないと思い藤夜が復活した。


「はぁ……分かった。それじゃあ今後の目標は『魔法をうまく使う事』と、『あと四人の魔術師と世界樹の大精霊様を説得する』でいいんだな?」

「ええ……私が不甲斐ないばっかりに……申し訳ありません」


 泣きそうな顔をしながら土下座でもする勢いで俺を謝ってくるアリス。俺はアリスの頭をポン、と叩いた。


「どうせ此処に来た時点で迷惑が掛かってるんだ。もう慣れたよ」


 極めて優しく喋る。アリスはその言葉で元気が出たのか、涙は引っこんでいた。


「それじゃあ、アリス。この学校を案内してくれないか? こんな建物テレビでしか見たことがないしな。中も気になる」


 はい! と言い学校へ駈けてくアリス。そんなアリスを見て前途多難だなぁ、と思う。しかし、楽しみでもある、と思い藤夜は可笑しくなった。


「こっちですよー! 早く!」


 アリスが呼んでいる。何時の間にかアリスは林を出ていた。慌てて追いかける。


 そう、藤夜の新たなる生活は始まったばかりなのである。 

 

 ふぅ。今回は少し短めでしたね?

藤「何故疑問形?」

 ところで、最近文章力のない闘魂は他の人の作品を見て勉強していました。

藤「無視! 無視ですか! まぁ、作者も学ぼうって意志はあるのか。関心関心」

 それで読んでたら面白い小説がありまして読んでいたのですよ。どんな人が書いているのかなぁ? と思いプロフィールを見ると……『中学三年生』俺と同じ歳? マジですかorzって感じになりました(涙

藤「まぁ……ドンマイ!」

 うう。感想などドシドシ書いてください。待ってます。


※名前の表示を竜灯から藤夜に変更しました。


 

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