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男装女子が転生して男になっちゃった!?  作者: 来海
二章 1~2歳
16/30

魔法

三日ぶりですねこんばんは!

今回はタイトル通り、魔法に関しての重大なことがわかります。


それと無事、ブックマークして下さった方々が五十人を越えました!

ブックマークして下さった方もそうではない方も、応援ありがとうございます。これからも(フィルが)頑張るので、楽しんで下さい!!

「んっ…」


目を開けて、最初に見えたのは白い天井。

寝転がったまま辺りを見渡すと、そこは本の部屋だった。どうやら無事、 コレー様の部屋から戻ってこれたようだ。


「ダァー(ハァー)……」


一息つくとまた赤ん坊の言葉に戻っていて、また会話に苦労するのかと少しゲンナリして目を瞑る。


コレー様と話した内容を頭の中でまとめていたとき、一つだけするのを忘れた質問を思い出した。

何をかくそう俺が男に産まれた訳を聞き忘れたのだ。


思い出した弾みで上げていた上半身をまたヘナヘナァっと倒す。

数秒ゴロゴロと寝転んだあと、俺は諦めた。


まぁまた会いに行った時に聞けばいっか


気持ちをスッパリと切り替え、目の端に映った本を手元に寄せる。


「オンデドアダダー(本でも読むかー)」


よく見るとそれは、コレー様の部屋に行く前に出した本で、タイトルは

『よくわかる魔法~初級編~』。

わくわくしながら表紙を開くとまずは目次が出てきた。

フと自分が炎系魔法が得意だったのを思い出し、炎の項目を探す。それはすぐに見つかったのでそのページを開く。

最初に書いていた炎系魔法の説明は読み飛ばし、 一番簡単な魔法を探す。


『ファイアーボール』


それが一番簡単な魔法の様だった。 軽く説明を読んで、どうやら想像しながら魔法の名を呼べば使えるようだった。


兄さんたちも魔法が使えるし、おっ俺も使えるはずだよなっ


期待と不安が入り混じって、とてつもなくドキドキしつつ、目をつぶり炎で出来た球体を想像してから俺は魔法を唱えた。


「ふぁいあうおーう!!(ファイアーボール!!)」


…ん?


「ふぁいあうおーう!!」


でっ出ない…


「ふぁいあおーう、ふぁいあおーう、ふぁいあおーう、ふぁいあおーう!ハァハァハァハァ…」




…どうしよう。いくらやっても魔法が出ない


俺はあわててもう一度目次に戻り、 『魔法をはじめるまえに』と書かれた項目を発見。バッとページを開いて、食い入る様に読んだ。


…ンナっ!なんだってー!?


ということがそこには記されていた。

まぁ要約すると、そこに記されていたことで大事な事は二つ。


①想像力がなければうまく発動しません。


それについては問題はなかった。それよりも大切なのはもう一つの方。


②魔法は音が大事。キチンとした発音ではないとうまく発動しません。


これを読んで俺は驚愕しつつ納得した。


そりゃあ発動しませんよね。ハハハ…ガックシ

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