なんとなく短編書きたくなったから書いてみた。(前編)
……ん?
何か、短編書きたいな。
書こ。
?「しんちゃんの頭ジャック完了♪」
異世界のそのまた異世界のさらにまた異世界の異世界の異世界の(ryの宇宙の彼方に、地球1000個分と超巨大なその惑星が存在した。
超巨大惑星"ゼクスト"
この物語は、その惑星の1部分にある国に建つ地球5個分と巨大な大豪邸の1室から始まる…
〜豪邸内最上階寝室前廊下〜
ふふふ♪
現在時刻6時59分♪
いつも通りゆーくんを起こそうと思います♪
ゆーくんは誰?
あたしの名前は?
それは後でね♪
「それでは♪這入りまーす♪」
カチャ… キィィ…
「ゆーくん♪朝よー♪」
ジャキッ… ――――――ッッカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァォォォォォォォォォォ…ン……
即早朝"核"バズーカでゆーくんを爆撃♪
もちろん♪ゆーくんの部屋は吹き飛んで…ない?
「……あら?」
何でかしら?
いつも通りやってるのに…
「こっちだ」
「え?」
ナレーターを勤めさせてもらうナレーターX、略してナレックスだ。
突然ですまないが、一旦視点を変えさせてもらう。
突然女の背後から声が聞こえたので、女が後ろを振り向く。
すると…
「……毎朝毎朝毎朝毎朝お前の爆撃で部屋ごとぶっ飛ばされて瓦礫の下敷きになった挙句、生死を彷迷いながら起きるお前の主はこっちだぁぁぁぁぁ!!」
女の主だという男が怒りながら光速で殴り掛かってきた。
「危ない危ない♪」
なので、女も光速で背中の巨大な剣を抜いて対抗する。
しばらく力で押し合い…
「次やったら容赦しねぇからな…」
と、痺れを切らした男は女を睨みながらそう吐き捨てて消えた。
文字通り、消えた。
男は黒い霧になってその場から消えた。
「挑むところよ♪」
と、残された女は消えていった黒い霧に向かって挑発的にそう言い、窓から下へと飛び降りていった。
もちろん、着地時に地面には深く巨大なクレーターができた。
だが、女は無傷で、何事も無かったかのように食堂へと向かって行った。
〜豪邸内1階食堂内厨房〜
「〜♪」
さっきは動揺しちゃったけど♪落ち着いてきたから視点を戻して♪
みんなのご飯を作りながらだけど自己紹介をしたいと思います♪
あたしは陽子♪
明日陽子よ♪
明日に昇る太陽の様な子で明日陽子よ♪
簡単でしょ?
あ♪年齢と体重とスリーサイズ等は秘密よ♪
個人情報だもの♪
「できた♪」
みんなお腹空かせてるから急がなくっちゃ♪
〜食堂〜
「お待たせー♪」
ナレックスだ。
また突然で悪いがまた視点を変えさせてもらう。
料理を持った陽子が小走りでみんなの所へ向かい、テーブルに料理を置いていく。
「……お腹空いた」
「ごめんねしのちゃん♪」
少し長めのテーブルの左端に座っているこの前髪で若干顔が見えにくい黒髪黒目の少女はしのという名前である。
く〜
「……//_//」
かなりの恥ずかしがり屋でかわいいヤツだ。
「いただきますさ〜」
「こーくん♪もう少し我慢できる?」
「できるさ〜」
「ふふふ♪いいこね♪」
しのの正面に座っている語尾に"さ〜"が付く灼髪灼眼で185cmというかなり高い身長の青年と思われる少し幼い口調の男は紅という名前である。
「陽子ぉ…早くしてくれぇ…腹減った…」
「はいはい♪ゆーくん今行きますよ♪」
しのと紅の反対側の右端の真ん中に座ってぐだ〜っとしてる黒髪黒目で全身黒尽くめの真っ黒黒助なこの豪邸の主の青年は遊鬼という名前である。
今は"……さっきの戦闘で出していた溢れるほどの膨大な殺気は何だったんだろうか?"と思ってしまう程弱々しくなっている。
「お腹が空いて力が出ないっす…」
「そう♪食べる力も無いのね♪ 誰か読めるにご飯食べさせてあげて♪」
「俺パス」
「パスさ〜」
「……パス」
「みんなヒドイっす!!」
紅の隣の隣に座っている語尾に"〜っす"が付く銀縁メガネで細めな扱いがヒドイ青年は読めるという名前らしい。
変な名前である。
「やるよ」
「じゃあ♪お願いね♪」
そう言って読めるにご飯を食べさせるという何か嫌な仕事を請け負ったのは、紅髪の…道化師だった。
「……って何で某道化師のパクリキャラがこk…ガボッ!?」
「犯バー○ー四個分」
某道化師のパクリキャラが読めるの口に四個のハンバー○ーを詰め込む。
「げほげほ…」
それにより読めるは噎せてしまった。
「どう?アンディー!」
「ゴフォ!? うぅ…ガバババババ…!?」
そこに某道化師の(パryが読めるの顎にアッパーを決め、その衝撃で詰まったハンバー○ーを飲み込ませ、さらにコ○ラを流し込む。
「ノレー!」
「うわ…」
読めるが全て飲み込むのを確認した某道化師(ryが今度はポ○トを投げ込む。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
なんとか全てのポ○トを食べ終えた読めるに…さらなる災難が襲い掛かろうとしていた。
ちゃらら〜ん ハッピー○ット♪
上部分が無い巨大なハンバー○ーやらポ○トやらドリン○やらがこれまた巨大なトレイに乗って聞き覚えありまくりなSEと共に某道化師の相棒的存在な女道化師のパクリキャラに押されてきた。
「………」
その光景を見た読めるは言葉を失い、ただ呆然と立ち尽くしていた。
「フッ」
「…………わっ!?」
某道化(ryが立ち尽くしていた読めるを上部分が無い巨大なハンバー○ーに寝かせる。
そして…
「HAHAHA…I'm love'n it!!」
「え? え? えぇ!? えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」
ズドゴォォォォォォォォォォン!!
某道(ryの膝をカックンさせて右手を伸ばして指を差すという奇妙なポーズと台詞を合図に天から巨大なハンバー○ーの上部分が読める目掛け降ってきて、読めるをサンドした。
「……ガクッ」
K.O.
「ドルドはね、嬉しくなるとつ〜い殺っちゃうんだ♪ ラソラソノレー!」
ドルド・マルナド。
それが、彼の名前である。
〜ちなみに〜
読めるがドルドに|ご飯を食べ(KO)させられている頃…
「おいしいさ〜♪」
むしゃパクもぐもぐ…
「………//」
もぐもぐ…
「♪」
もくもく…
「旨ぇ!!」
パクもぐパクもぐゴクもぐガツガツゴクゴク…ひょいパクガツもぐバクもぐガツバクガツゴクガツガツガツガツガスバクハツガツガツガツガツガツガツガツバクバクもぐもぐゴク…ひょいpガシッ
「……ん?」
「あ♪た♪し♪の♪お♪か♪ず♪か♪え♪し♪て♪」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「……ごめんなさい」
The・DO☆GE☆ZA☆
「よろしい♪」
……一部を除き、いつも通り平和な食事をしていた。
〜食後、片付けやら洗濯やら掃除やら家事やら火事やらなんやらかんやら色々終わらせて自由時間〜
陽子は"闘技場"にいた。
「さーて♪今日も暴れちゃうぞー♪」
あ♪忘れない内に視点戻そっと♪
うん♪これでいいわね♪
「お願いね♪」
たれ目がかわいいと評判の受付嬢にエントリーカードを渡して♪
エントリーカードは♪この闘技場に5回以上出場したら貰える出場料が無料になるカードよ♪
と言っても♪最低でも2回戦は勝ち抜かなくちゃもらえないわ♪
「はい、現在9999連破の明日陽子様ですね。 今回で優勝10000連破達成ですので、頑張って下さい。 それでは、控え室でお待ち下さい」
「はぁい♪」
〜控え室の待ち時間やら開会式やらオーケストラやら時間短縮の為にぶっ飛ばして戦闘開始前〜
ナレックスだ。
今度は突然ではなく、こちらに干渉してきた陽子に頼まれて視点を変えさせてもらった。
……この女、戦闘中に何を考えているのか知られたくないみたいだな。
「何か言った?」
い、いや、何でもない。
兎に角、ここからはこのナレックスがナレーターを勤めさせてもらう。
「そう♪がんばってね♪」
あぁ。
……何故この真っ白な女もあの真っ黒な男もナレーターに干渉出来るんだ?
誰か教えてくれ!!
「いいわよ♪」
……遠慮する。
「そう♪」
と、そうこうしている内に司会者がフィールドに立ったようだ。
「どうもどうも〜 歯科医者だよ〜 今日の患者さんは〜数え切れないくらいたくさんいるね〜」
「ぇ………」×観客数
……あんなに湧いていた会場が凍りついた。
「みゅ〜 冗談だよ〜 それでは〜始めるよ〜!!」
「わああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
この一言により、司会者の悪ふざけで凍りついていた会場が再び湧いた。
……それにしてもあのキャラ、何処かで見たことがあるような気がしないでもないな。
「今日は〜先週で優勝9999連破を達成した明日陽子さんVS未来の王者に挑む猛者達の勝ち抜きバトルだよ〜 更に〜飛び入り参加も可能だよ〜」
「わああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「それでは〜未来の王者〜明日陽子さんの〜入場だよ〜!! どうぞ〜」
「はぁーい♪」
「わああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
陽子がフィールドに入場した瞬間、湧きに湧いていた会場がさらに湧いた。
……正直、この盛り上がりようは異常だと思う。
「みゅ〜 騒音をも超える歓声ありがと〜 それでは〜勝ち抜きバトル〜始めるよ〜」
……ルール説明は何処にいったんだ!?
「おぉ〜っと〜 ルール説明を忘れていたよ〜 ルールは簡単だよ〜 明日陽子さんが〜複数で次々に挑んでくる猛者達に〜勝ち抜くか〜1回でも負けたら〜即終了だよ〜」
ふむ、複数か…
下手したら負けるかもな。
「ふふふ♪ そうかもね♪」
「それでは〜気を取り直して〜始めるよ〜」
「かかってきなさい♪」
闘いの火蓋が切って落とされた。
……どうでもいいが、あの司会者"それでは〜"が多いな。
次回に続きます。
……長くしすぎた(汗)