第6話 暴走老人 その発生原因と対処法
暴走老人という言葉を聞く事が多くなりました。
暴走老人はなぜ生まれるか。ネットで見ていると暴走老人の発生原因にはいろいろな説がありますが、私にはどれも的外れな説に思えます。
私の説を言わせていただければ、「暴走老人とは前頭葉が委縮してしまった人」だと思います。
前頭葉が委縮してしまうと、人は幼児退行してしまい、幼児のごとく感情を抑えられない人、わがままでキレやすい人となってしまいます。もちろん運転技術や判断力も衰えます。
タバコやアルコール・ギャンブル好きで、自分のことを試みず、努力もせず、何も考えない、自堕落な生活を送っていると前頭葉はあっという間に委縮してしまいます。そうした生活を送ってきた結果としての前頭葉の委縮であるならばそれは自分自身が招いたものであり、当人に対しては同情の余地はありませんし、近所迷惑もいいところです。
暴走老人への一番いい対処法をお教えするならば、そういう人を見かけたら一般人はさっさと逃げ出すことであります。一般人が片手間で対処できる事案ではありません。
暴走老人は心理カウンセラーや医療関係者などの専門職に任せるべき事案です。
一般人がそういう老人に近づくのは混ぜるな危険・取扱注意なのであります。
前頭葉の委縮を防ぎ暴走老人になることを防ぎたいのなら、いつも新しいことに関心を持ち学び体を動かし、常識にとらわれず何かにチャレンジするなど、前頭葉に刺激を与え活性化させて行かなければならないのです。
決してタバコやアルコール・ギャンブルにかまけ、努力せず何も考えず、うまく行かないのは世間が悪いと周りのせいにし、自堕落な生活を送っていてはいけないのです。
1950年生まれの暴走老人予備軍としてはそれは何とも大変だと思うこの頃なのです。
次回は「第7話 人類の黄昏 人類の滅亡は静かにそして意外な形ですでに進行している」を投稿します。
高度に発達した文明は100年か200年で滅びるという説がありますが、人類はすでに静かに滅亡に向かっているのではないかと思っています。