恨み蹴散らす俺の異世界
現実はいつだって退屈だ。
空から女の子は降ってこないし、身体を鍛え武術を身につけようと悪漢は襲ってこない。
法律という鎖に縛られた現実なんかじゃ出来ることだって限られてしまう。
現実に生きてれば非現実的なモノに憧れ、夢を見てそして落胆する。
所詮そんなものはただの空想だったんだなぁと。
…そう。現実なんて変わらず退屈なモノであったはずだった。
英雄や王様も、竜や悪魔も存在なんてしないとこの時の俺は諦めていたはずだったんだ。
必ずしも人は正義なんかではなく、異世界人は優遇されるわけでもない。
転移したからチートがあったなんてことだってそんなのなかったんだ。
プロローグ
2018/06/01 20:00
(改)