表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

二郎コピペとイルカの子供

作者: 比家千有

 蒙古の襲来に際して防壁を築くことを忘れてしまい、包括無意識化に群生する虫たちを揺り動かしてしまった。

 まず慌てふためいたのは海のイルカたちである。

 超音波が届かなくなってしまったのだ。

 おそらくそれは、海中にいる夥しいプランクトンたちが一斉に絶叫を始めたせいであると頭の良い一部のイルカたちは気付いていたが、頭の悪いイルカたちは一様にして自死を選んだ。

 太平洋は夜である。

 農夫は端から兎たちを一匹ずつ吊るし始める、(ギルティ)(ギルティ)(ギルティ)、ついでに飯とsexのことしか考えていない人間たちも同時に断罪された。非リアが世統べることとなるも、やはり彼らの中からも飯とsexのことしか考えない輩が生まれ始める、(ギルティ)(ギルティ)(ギルティ)、可哀そうだけどしょうがない、童貞以外長く生きることの叶わない世の中なのだから。

 依然として頭のいいイルカたちは困惑していた。

 しかし、異端というものは混迷の時代に煌めきを放つものである。

「お尻から柿の種を生やしてみたらどうか」

 光満ちる

 日本晴れ

 生まれてきて良かった

 時を同じくしてワシントンDCに20000メートルくらいの鯨が突っ込んでアメリカはクジラ合衆国になった

それはとても幸せなことであった。

ほら耳を澄ますと天使イルカの超音波ゴスペルが聞こえるでしょ?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ