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封印の神器アラストル  作者: 彩玉
一章 樹海騒乱
10/29

10.決着

 騎士ナイト邪魔デーモンとの一戦が始まったころと同じくして、彼らから百ムールほど離れた地で、ハクは最後の一体を仕留めようとサイクロプスをうつ伏せに押さえつけ、全身に纏った電流とも炎とも区別のつかない青白いプラズマを浴びせかけ始めていた。

 高温のプラズマに全身を焼かれ融かされていくサイクロプスは、悲鳴を上げることも息をすることも許されないまま一分とかからず散っていく。迫力のあった登場時では想像すらできないだろう呆気ない最期だった。

 全てのサイクロプスの消滅を確認すると、ハクはライコウに念話を繋ぎ、


 ((コウ、終わったよ))

 ((よし、なら今すぐ実行してくれ。出来たら報告するように。頼むぞ))

 ((ヴォフ、頼まれた))


 ハクは念話を切り、面を上げる。

 先ほど指示された、これから行う手筈を思い出したあと、ライコウらがいる方向とは全く異なる方向へと駆け出していった。

 森の中をただ駆け回ればいい訳ではない。全身のプラズマ化を解かずに周囲の樹々を、茂みを、地面を焼き焦がし、わざと焼け跡を残すように大きく放物線に舵をとり驀進ばくしんしていくのだ。


 ハクには、なぜこのようなことをする必要があるのかは分かってはいない。全く知らない。と言ってもいい。ただ戦闘前の短い念話で送られたイメージに沿えるよう、出来るだけ忠実に行うように。と頼まれ、その指示の通りに従っていただけに過ぎなかった。

 この一連の指示に関し、ハクは全く疑問に思わずに行動に移していた訳ではない。ハクとて他の白金狼(プラチナウルフ)と同様に、知的好奇心は強い方だ。走り出した直後から、まとわりつくように頭の中で理由を知りたい気持ちが浮かんでは消えを繰り返していた。しかし、


(コウは必要だと言った。コウなら無駄なことはしないはず。なら困らないようにするだけ。あとで聞けばいい)


 と、頭の中に浮かんでいた好奇心に満ちた疑問を、振り払うように片隅に追いやった。

 気持ちを切り替えることに成功したハクは、道中にあった苔むした倒木を炭に、大岩を灼熱の小石に変えて行きながら、無心に、ひたすら無心に目的の達成を目指し疾走していった。



 ◇◇


 ハクがライコウらを中心に大きく旋回するように一周し、できた大円の内側に大きな正三角形を描くべく一本目の直線を走り始めたころ。

 騎士ナイト邪魔デーモンとの戦況にひとつの変化が訪れようとしていた。


「はああっ!」


 数々の激しい攻防の中で、騎士ナイト邪魔デーモンに間合いを大きく開けられたライコウは、迫りくる無数の触手を捌ききり、一瞬空いた隙を突いて間合いを詰め、剣術スキル『一閃』の斬撃で、新たに背中に生え出した人の腕の六本のうちの四本を斬り落とすことに成功した。

 大した戦果ではないが、ここまで腕六本、さそりのハサミ一本、苦悶の顔二つに続いての攻撃だ。じわりじわりと確実に邪魔にダメージを与えていっていた。


「ヴぁッ、ばカナッ! また俺のヲ打チ消しタダと……何ナんだ、その剣ハ!」

「教える気はない」


 斬り落とされた腕は、魔剣の放つ眩い光に当てられて掻き消えるように空中に溶けていった。このことに騎士邪魔はひどく苛つき、同時におののいた。


 ライコウの邪魔デーモンとの戦いにおいて、最も効果的に肉体を殺いでいたのは、スキルや魔術による攻撃ではない。彼が握るこの魔剣の、光輝く退魔剣【乾光】のもつ浄化の聖光(ピュアリファイ・レイ)の効果である。この特性がなければ、彼は無理に邪魔と戦おうとは全く考えてはいなかった。


 彼は初戦だったサイクロプス撃破のあと、木立の陰に隠れ潜む下級ロウ邪魔デーモンの監視に気づくなか、ハクを呼び出すかたわらで堂々と『鑑定』を行っていた。

 この時すでに変貌を遂げていたこの【乾光】の特性と、性能を把握したことで邪魔との戦いへと舵を切ることにしたのだ。でなければ、彼のとった選択は逃げの一択だっただろう。


 それほどまでに退魔剣【乾光】はこの戦いの切り札と言えたのだが、彼の中では【乾光】ひとつだけでは足りないと考え、より実りの大きい確実なものにするべく他に布石を打っていた。


「喰らえっ!」


 闇魔術スキル『闇渦ダークソウ』を発動、【乾光】から放たれた丸鋸まるのこ状の回転する斬撃が、騎士邪魔の脚めがけて滑空するも、邪魔はひらりと飛び退いて回避する。


「グががッ、こノ程度でイイ気にナルなよ!!」

「うおっと!」


 つかの間の嘲笑のあと、吐き捨てるように言いながら、蜘蛛の脚のうち数本を深々と地面に突き刺した。直後、ライコウの足元から鋭利な先端をした触手が貫くように飛び出し、辛うじて飛び退いた彼の頬を掠める。続けて騎士邪魔はその触手を自在に操り、逃げるライコウの身体(もと)へと走らせるが、躱し振るった魔剣によりことごとく断ち斬られ、先ほど同様に打ち消された。


「ギギギ!」

「次はこちらの番だ!」


 片手を突きだし正面に捉える騎士邪魔に向け、風・水混合魔術〈扇風渦トルネード霧氷フロスト〉を発動。冷気に満ち直進する渦巻く風によって、ふたたび彼に迫い来るすべての触手と、身体の一部を瞬時に凍りつかせ、動きを奪う。


「これで失せろぉッ!!」

「まだダ、まだマだアアア!」


 すかさず歩術スキル『瞬進』で懐に飛びこみ、残る4つの顔のひとつに大上段からの剣術スキル『両断』で切りかかるも、直前にさそりのハサミの片割れに妨害され、逸れるかたちで身体の一部を切り捨ててしまった。未だ大部分は残っている。


「ならっ!」


 尻尾のハサミの追撃を逃れ、間合いをとったライコウは、胴体の側面を断ち斬られますます身動きの取れない邪魔に指をさし、畳かけるように土魔術〈茨の(ソーン)チェイン〉を発動。邪魔の足元から生えた無数の茨が、身体を大地に縫い付けるように絡みつき、その身体を固定した。


「グヌゥ! ウウウウ! クソッ! クソがアア!!」


 騎士邪魔は絡みついた茨から逃れようと必死にもがき続けるも、かえって絡みやすくなり、完全に身動きが取れなくなっていた。ライコウはそんな邪魔に静かに近づくと、とどめを刺す前に地に縫いつけられた蠍の尻尾を断ち切る。念のため、と出来る限り殺いでおくことにしてのことだ。

 脚を、腕を、生えかけた触手をと。次々と斬り落とされ、残すは苦悶の顔のみという奇怪な達磨となった騎士ナイト邪魔デーモンを彼は冷たく見下ろし、【乾光】の切っ先を向けた。


「終わりだ」

「…………………………だ…………終ワり、だト? ……フはっアハハ……」


 長い沈黙のあと、蜘蛛の頭部に浮かぶ四つの顔から苦悶の表情が消え、一転、歓喜に満ちた嘲笑の声をあげ始めた。四つの顔による不気味な合笑は、静まり返った周辺にまで反響し、ライコウを包み込む。


「「アハハハハ! 終ワりなのはオマエだ。ニンゲンンン!!」」


 そう高々にいい放った途端、周囲の木陰から黒い何かが飛び出した。次々と大量に飛び出すそれらは泥のように騎士邪魔の漆黒の肌に張りつき、吸収されていく。騎士邪魔に吸収された黒い物体は、兵士級ソルジャー邪魔デーモン。黒い物体ひとつひとつが騎士邪魔が支配する下級ロウ邪魔デーモンそのものだ。

 ライコウが後ずさるように距離をとると、さらに邪魔の吸収は激しさ増し、黒い塵芥ちりあくたを呑みこむ。渦巻く姿はまるで黒い竜巻が立ち上っているようなあり様だ。


「ソうだ。……ソうだ!

 俺ハ、下僕ども(こイつら)全てヲ吸収し、更に、更ニ強くナる! アはっ、アハハハハ! ハハハハハ!」


 自信に満ちた歓喜の笑い声にあわせ、立ち上る黒い竜巻の向こうから、何かが立ち上がるのが透けて見える。騎士邪魔の言う通り、劇的な変化が起きているようだった。


「おおっ、(流石に不味いな)これはっ……!」


 変わりゆく嗤う邪魔を見つめながら、彼は自身の魔力を練り上げるように高め、力強く【乾光】を握り自身の正面に構える。そして防御スキル『頑強』を重ねて発動し、鎧の防御力を上げ続けていく。


 実は、彼はこの状況をあらかじめ想定していた。

 むしろさっさと仕留めようとはせず、時間を与えていたのは変態これを誘発するためだった。この敢えて自身を窮地に立たせるよう仕向けたのは、ある狙いがあってのことだが、結果は彼が思っていた以上に劇的なものだったらしい。

 これから姿を現すだろう大きな影を目にして、彼は困ったように苦笑いをしている。


(参ったな。思っていたより数が多い。これは……大惨事になるぞ)


 未だ収まらない肉体強化を見つめ、自身の甘い予想を自嘲する。今あの状態の邪魔に攻撃を加えれば弱体化を図れるだろうが、そうしたら色々と台無しだ。かといってこのまま己の策に溺れる気はない。打開の鍵を握るハクへ念話を繋げた。


 ((ハク、ハク。まだ終わらないのか?))

 ((あともう少しだと思う!))

 ((頼むぞ~。でないと俺がミンチになる))

 ((ヴォフ、もっと頑張る!))

 ((よし、頑張れ。もっと頑張れ))


 そういって半ば脅かすように、冗談めかして急かしてくるライコウが置かれた状況を、健気にも心配したハクは全身全霊で疾走する。しかし二本目に突入しても、残りの道程もかなりの距離がある。それなりに時間がかかるのは明白だった。

 一方、ライコウはようやく終息していく肉体強化を前にして、ある術の呪文を思いだしながら今すべきことを見いだす。


(あれが終わったそのあとが肝心だ。陣の完成から術の詠唱完了までそんなに時間はかからない。……完成までの辛抱か)


 はやる気持ちを押さえるように、冷静に考えをまとめると、彼は気を新たに引き締めて、かき消えた竜巻から姿を現した邪魔デーモンを睨みつける。



 ◇◇


 目の前に現れたのは巨人だった。

 だが、ただの巨人ではない。背丈はサイクロプス同様十ムールを超えていたが、両肩から杉の幹ほどの太さの、蠍の尻尾を腕に二本ずつぶら下げている。

 頭部はなく、代わりに胸部に歓喜に口を歪ませる人の顔が複数浮かび、腹部に多数の眼がギョロギョロと獲物を探すように蠢いていた。

 即席とはいえ、邪魔の階級は中級ミドル邪魔デーモンの最上位に相当する子爵ヴァイ邪魔カウントだと『鑑定』では表示されている。


「「ハハハ……お前ヲ殺ス。殺ス。殺ス。殺スッ!!!」」


 複数の顔が異口同音に宣言する。

 直後、即席ヴァイ子爵カウントは自身の周囲に黒々とした円錐形の槍を出現させ、ライコウ目がけて次々に飛ばしてきた。


「っ! これはっ! 触れたら最後ってか!」


 時には飛びこむように、転げ回るように回避し続けるなか、子爵邪魔から放たれた黒槍が触れたものすべてを侵食し、腐敗と壊死をもたらす光景が目に飛びこんでくる。放たれる数は多くないが充分厄介だ。


「ふっ!」


 ライコウは空いた一瞬の隙を突くように『瞬進』で懐に飛びこみ、再度切り伏せようと試みる。が、


「ぐあっ!」


 硬い甲羅に覆われた四つの腕が、彼の胴体を貫かんと四方から迫り、その間を縫うように腹部のまなこから黒紫色の光線を浴びせかけてきた。鞭のようにしならせる四つの腕の対応に追われていたライコウは、咄嗟に顔を反らし直接肌に浴びることは避けられたが、鎧の前面でもろに光線を浴びてしまった。

 複数の光線のうちの大体が、鎧表面を焼き焦がす程度で済んだが、うち四つほどが黒鎧を焼き貫き、内側を侵食。黒槍と同様に、鎧の内側で腐食が起き始めていた。


「うおおおっ!」


 自身の身体に降りかかった事態の深刻さを鑑み、彼は一時撤退を決める。と、剣で受け止めていた目の前の腕を押し退け払い、放たれる光線と、矢継ぎ早に撃ち込まれる黒槍を避けながら、近くの茂みに飛び込んだ。



 ◇◇



「「何処ダ、何処にいっタ!!」」

「「死ネ、死ネ、死ネええエエエ!!」」


 歓喜の顔がバラバラに叫ぶ。

 闇雲に放たれる死の黒槍により、周辺の草木やネズミなどの小動物は次々に死に絶え、臭く湿った腐臭が漂い、十数分後には邪魔を中心にぽっかりと空地が出来てしまっていた。


「……まったく、たちの悪い……」


 対してライコウは変装スキル『隠匿ハイド』で姿を隠し、近くの窪地に身を伏せて黒槍の執拗な弾幕から逃れ続けていた。

 近くの茂みに逃げこみ、窪地に隠れたのはいいが、直後頭上スレスレに黒槍が飛んでいったのは流石に肝が冷えてしまっていた。


「ふう……さて、と」


 うっすらとかいた冷や汗を拭い、自身の鎧の状態の把握と改善を図る。

 『鑑定』から判ったことは、鎧の状態はなかなか大きなダメージを受けていたことだった。鎧の高い闇耐性により半壊までには至らなかったが、耐久度が大幅に削られた上、折角の治癒機能が失われてしまっている。

 着ていた鎧下に一部腐食が進んでいたが、貫通された部分の近くをも切り取ることで、腐敗の拡大を防ぐことが出来た。これにより、鎧下は役目をじゅうぶん全うできるようだ。


「…………」


 茂みの隙間から窺い見ると、邪魔は苛ついたように周辺の樹々を薙ぎ倒し、腐らせているようだ。

 こうしてじっと隠れしのいではいるが、あのように無差別に広範囲に撃ち続ければ、いずれまぐれでも当たる。そうでなくても遠近どちらにも対応するあの子爵ヴァイ邪魔カウントには、いくら『隠匿』で気取られなくとも、迂闊には近づけない。

 そんな出るに出られない苦しい状況の中、まだかまだかと待ち望んだ朗報が、ようやく彼の元にもたらされた。ハクに頼んでいた作業が終わったのだ。


 ((よし、よくやった!))

 ((ヴォフ、ハクもそっち……))

 ((いや、ハクはそのまま円から出て離れているんだ。呼ぶまで中に入るんじゃないぞ))

 ((アヴゥ。じゃあ待ってる))


 念話を切り、荒れ狂う騎士ナイト邪魔デーモンの様子を物陰から窺う。ちょうどこちらに背中を向け、あさっての方向に槍を撃ちはじめている。やるなら今しかない。


 ライコウは静かに詠唱する。


「天と地を結ぶ、偉大なる時と光と闇の原霊よ。我 、光より生まれ、闇に生きる者。今ここに我を祝福し、我に力を与えよ―――」


 彼は続けて詠唱する。今度は完成されたに関する呪文だ。


「今これより、七天の御業を再現す。この地、この天において、光の牢獄をもたらし、すべての悪徒を内包する。聖霊よ、我の求むる声に応じ、幾万の天罰を下さん―――」


 ◇◇



 ライコウの詠唱により、大地に刻まれた巨大でシンプルな魔法陣は起動し、いつの間にか降り始めた夜の帳をスクリーンに、複雑な紋様を皓々こうこうと映し出す。

 やがて、淡く不鮮明だった天空の魔法陣は、大地の魔法陣に向かい合おうようにその姿をはっきりと顕現した。

 天と地の二つの魔法陣は互いに腕を伸ばすように、円の縁に沿って光の壁が出現する。まるで魔法陣の中に居る者を、決して外には逃さないかのように。


「ッ! こ、こレは……この光ハ!」


 子爵邪魔は突如として空に現れた魔法陣にひどく狼狽する。

 彼はこの魔法陣……というより、魔法陣の放つ力に見覚えがあった。かつて瘴気から生まれ出でたばかりの、有象無象の邪魔デーモンに過ぎなかったころ。彼を葬ろうとした聖なる光。聖職者の唱えた聖霊術。

 これを今ここで発動した術者はひとりしか考えられない。


「きっ、キサまアア!! 何処ダ! 何処ニイる! 姿ヲ現せ聖霊騎士めェ!」


 苛立ちに加えて、眼前の恐怖に感極まり、子爵邪魔は幹ほどに太い四本の腕を振り回し、周囲の木々を薙ぎ倒す。


(惜しいが俺は聖霊騎士じゃないんだ……そんなことよりも)


 尚も半狂乱に、手当たり次第に暴れだす子爵邪魔を尻目に、死角となった木陰に立つライコウは煌々こうこうと輝く【乾光】を頭上の魔法陣に向け、天高く掲げる。


厳命する(アドゥジュラムステー)……魔よ滅びよ、<破滅の豪矢(ペルディティオー)>!」


 術を唱えてから一拍置いて、天空の魔法陣が煌めいたかと思うと、ドッと轟音を轟かせ、まるでどしゃ降りの雨のごとき幾億の光線が地上に降り注いだ。

 その衝撃はあまりにも大きく、粉塵を巻き上げ大地を大きく穿ったが、その衝撃波は魔法陣の光の壁に阻まれ外に及ぶことがない。光の壁は内と外とを完全に隔絶していたのだ。


「っ! ―――――………」


 逃げることもできず、それどころか逃げることすら許されないと悟り、その場に立ち竦んでいた子爵邪魔は、降り注いだ光の濁流に飲まれると、数秒のうちにその身体を浄化され、精神体コアもろともこの地上から消し去られた。


 発動した聖霊術<破滅の豪矢(ペルディティオ)>はその後しばらく降り注いだあと、やがて勢いを失い消失した。

 光の嵐が終息した後の森には、円形に大きく穿たれた大穴が生まれ、何もかもを飲み込むようにポッカリと大きく口を開けていた。



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