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11.趣味にはしろう

軍「さて、四軍ともに情報は出揃ったが確認事項が合ったら挙手を」


だいたい予想の範囲内ではあるな。


軍「では次に魔法検証チームの竜次、九尾、報告を頼む」


何故こいつらかというと、火属性のスプライトは調査に向かなかったのだ。

調査能力というか移動能力に乏しい。


竜「おう、四属性外の魔法について検証をした。

  まず氷属性だが、水属性で召喚を、火属性で冷却を行っているため

  両者の属性さえあれば使用可能だ。

  雷については電圧差と伝導路が必要、つまり雷雲の水もしくはアースの大地のどちらかと

  空気を制御する風があれば使える。

  電気ウナギのように微弱な電気ならば水属性のみで可能だ。

  毒についてだが水属性にて使用可能だった。

  毒霧として送るには風属性が必要になる。

  炎についても風属性と組み合わせればより強力なファイアストームを使用できた。

  水と大地で泥沼、風と大地で砂嵐なども可能。

  複数属性入手は戦争に勝利する上でも重要だろう。報告は以上」


なお、俺達6人は上級神マスター所属扱いで4属性全部使用可能である。

当然自分の担当属性が一番強く、それ以外は大したことはないんだがね。

魔法は上級神マスターが設定したらしいが半端に物理に厳密なんだよな。


軍「よし、以上をもって報告会を終了とする」


まあ解散ではないんだけどな。

これ以降は離脱自由なおしゃべり会である。

外に出られないし会話相手の少ない俺達は会話に飢えているのだ。

ついでに甘味にも。

食わなくても死なないとはいえ、食事は楽しいのだ。

喫茶店というだけあってちゃんと食事は提供してくれる。

人気なのはケーキと基本のコーヒー、カフェオレだな。

メニューにはイチゴスパとかバナナスパとかあるが知識のある俺達は絶対に触れることはない。

竜次が一度犠牲になった。地雷とわかってわざと踏んだのは間違いない。

味は普通なんだが暖かい果物というのは正直人を選ぶと思うのだよ?

経験者なら理解してくれるはずだ。


瑞「さて、そろそろ本気ダンジョン作りたいんだがいいかい?」


ミルフィーユを確保しながら相談する。こいつがなかなか美味いんだ。

ダンジョンの設置状況としては東に初級中級、西に初級中級、北に中級x2、南に初級x2だ。

北は冒険者が優秀だったため初心者用が不要で、南は蜘蛛糸と鉱石の資源採集用になっている。

つまりバランスはある程度とれている状態ともいえる。


冥「私もそろそろ本気出す…」


お前は殺気を出すのをやめろ。チーズケーキが台無しだ。


鳥「うちもやりたいことあったし、いいで?」


こいつはショコラケーキ。


竜「おう、やるやる!」


シンプルなショートケーキにフォークを刺しながらいう竜次。


軍「ふむ、どうするつもりだ?」


軍曹はケーキではなくコーヒーのみだ。

なお、九尾はもくもくとマロンを食している。


瑞「せっかく大きな中央湖があるんだからそこに作ろうと思ってな。

  竜次には湖上空と火山を頼んである」


竜「制空権は任せろー」


鳥「うちは世界樹を南の森林地帯に立てようと思ってるんや」


瑞「それもロマンの一つだな、楽しそうだ」


冥「私は東でやりたいことがある」


竜「お、おう…ほどほどにな」


軍「私はせっかく銃を開発しているようだから北軍と演習するつもりだ」


ゴブリン達が軍事行動ですか…この人ならやっちまうんだろうなあ。


九「そうなると私は西ね。ついに獣人さんと遊べるのね!」


いや、獣人さんを虐殺する仕事なんだけどね。まあ喜んでいるようで何よりです。




こうして上級ダンジョンよりも先に趣味に走った最上級ダンジョンの生成が開始されたのであった。

素材や装備のレア度、Mobの強さから解禁はこれより1年半後、召喚からは1年半後とされた。

せっかくなんだから最上級ダンジョンは凝った作りにしないとね!

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